セカンドライフアフター

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9月21日(金曜日)
PM11時30分
串カツ屋から自宅へと歩を進める家族。
マンションのピロティをくぐり始めた時に
私が流したこの曲に合わせ、無表情で語り出す私。これで全てが終わる。
と言うか・・・始まる。
 
(この曲に合わせ某TV番組のナレーションの様に読んでいただけるとありがたい。)
 
・・・
かつて、玄関ドアを開けると。
のれん越しに丸見えだった、かに家の洗面脱衣所。
そのため家族は、急な来客を気にしながら入浴や脱衣をしていました。
しかし、これからはそんな気づかいとは無縁。
 
イメージ 1
落ち着いた色合いを見せるのは、おかにさんの希望で取りつけられた真新しいドア。
以前とは違い、廊下の見た目もスッキリし、来客も気にせず、入浴や脱衣が出来るようになりました。
 
イメージ 5
 
・・・更に廊下を進むと
故障したドアの鍵をおかにさんが無理矢理修理したトイレドア。
修理した鍵も日を追うごとに緩みが出、用を足しながら家族が御対面することもありました。
 
イメージ 6
 
こちらも洗面脱衣所のドアと同色のドアに一新。
勿論家族の問題だった鍵も新しくなりました。
これからは家族全員、何の心配もなく用を足せるようになることでしょう。
 
・・・まんなかのガラスが割れ、猫の通り道となっていたリビングドア。
エアコンの効きも悪く、見た目も決して良いものではありませんでした。
 
イメージ 7
 
こちらもワンポイントの付いた、同色のドアに一新。
 
・・・かつてかに嫁さんの趣味で取り入れた、アジアンテイストを無理矢理出そうとしていた
かに家の生活中心空間。約11帖の狭いリビング。
テレビやソファー等、家具が乱雑に置かれ、東側のドアからの採光や通風の悪かった空間。
・・・リビングドアを開けると。
 
イメージ 8
 
イメージ 9
・・・何と言う事でしょう。
そこはまるでアジアンリゾート。
ワンポイントで貼られた南側の赤い壁紙。部屋を囲う腰板。天井には編み込みの美しい壁紙。
今までのかに嫁さんの適当なコーディネートとは一味違う
癒しのアジアン空間へと変貌を遂げました。
 
・・・更に。おかにさんから愛するかに嫁さんへのプレゼント。
毎日の仕事や家事で疲れた身体を、ゆっくり大好きなアジアドラマを観賞しながら癒してほしいと、
 
イメージ 2
 
かに嫁さん専用のゆりかごソファー。
これで毎日の疲れなんて、簡単に吹き飛ばすことが出来るでしょう。
かつてはテレビが置かれていた東側の掃き出し窓付近もスッキリ。
これからは、気持ち良い朝日を浴びながら、家族が笑顔で朝の挨拶を交わすことでしょう。
 
・・・長男・七星(ななせ)君の部屋として使われていた6帖の和室。
こちらも乱雑に物がおかれ、ジメジメした暗い部屋でした。
 
イメージ 3
 
リビングに取りつけられた真新しい3枚引込のドアを開けると
・・・そこは。
 
イメージ 4
 
・・・何と言う事でしょう。
約5.25帖の素敵なアジアン空間に変貌を遂げているではありませんか。
既存のLDKと合わせると、その広さ約16帖。
友人が沢山訪れる、かに家もこれで大丈夫。
みんなが集まり笑顔でお酒を飲む姿が目に浮かぶようです。
西側に設置されたソファーは簡単にベッドにもなり、
酔い潰れた友人に宿泊していただける様にもなりました。
 
もちろん。七星君が帰ってきた時は、七星君専用のお部屋として利用します。
 
・・・今まで一番湿気も多く、薄暗かった次男・泰星(たいせい)君の部屋。和室4.5帖。
ただただごちゃごちゃして汚かったこちらの和室も、
白いフローリングが貼られ、こちらも約5.25帖の美しい空間となりました。
更に、七星君と泰星君用に作られた、大容量のクローゼット。
これで、今まで無造作に置かれた汚い荷物もスッキリ片付く事でしょう。
クローゼット下段に貼られたのは、湿気対策として匠が提案した防湿ボード。
これで、大切な荷物を安心して保管することが出来ます。
 
約10日間に渡り行われた、かに家のリフォーム。
みんな新しくなった家を喜んでくれるでしょうか。
 
 
・・・私がしたかったのは、劇的○○○○アフターの匠役。
そのため家族には一切、何も告げず別居という形を選択した。
私は猫の世話等があり、1人粉塵が舞う中厳しい生活を選択した。
この紹介を読みながら案内した新しい我が家に、家族は大変喜んでくれた。
これが、今回の話の落ち。
 
〜あとがき〜
皆様には大変ご心配の声や、改装やろって言うツッコミを多々いただき
誠に申し訳ありませんでした。
ただ、かに嫁にはかなり早い段階でリフォームの件は告げています。
「別居して。」とかに嫁に伝えた時は、
かなり思い当たる節があったらしく、かに嫁の心の中は「とうとう来たか。」と言った感じだったそうです。
かに家の子供達も逞しく成長し、今後夫婦二人の生活になるのはすぐそこまで迫ってます。
今回かに嫁好みの内装に仕上げ、これからのおかに夫婦の「セカンドライフ」を末永く続けたいと思います。
 
 
 
9月21日(金曜日)
AM7時
当り前のように起床。
 
AM8時
約10日間お世話になった大工が当り前のように来る。
新しい生活に向けての自宅マンションの工事はもう終わりを迎えようとしていた。
 
AM8時30分
当り前のように出社。
一つ一つの仕事をこなす。
 
・・・当り前。
自分にとっての当り前はこんな事では無かった。
愛する家族と共に毎日笑顔でふれあい、幸せな日々を送ることが自分の描く当り前のはずだった。
人の感情は怖い。
どんなに辛い生活でも、意外と慣れてくる。
寂しい想いにも慣れてくる。
・・・そして、飽きてくる。
 
PM6時
少し早い目に帰宅。
ほぼ完成した自宅マンションの掃除をする。
心の中で「今日で間に合うかな?」と呟く。
この日に合わせて届いた、新しい家具を設置していく。
「どうやら間に合いそう。」また心で呟く。
 
PM7時
別居中の妻に電話をする。
子供は塾に行っている様だ。PM10時に塾が終わるらしい。
「子供の塾が終わったら、近所の串カツ屋にでも行かないか?」
またも突然の呼び出しに妻は困惑しながらも
「わかりました。ではPM10時30分位に行きます。」
 
PM9時
現場監督が自宅に来る。
最後の補修と家具の設置を手伝いに。
 
PM10時
現場監督が補修を終え、我が家を後にする。
ここからは1人で最終の装飾品や電気器具等を設置。
汗だくになりながら最後の仕上げをする。
 
PM10時50分
20分遅れで串カツ屋へ。
家族はほぼ食事を終えている様だ。
冷えた生ビールを一気に流し込む。
近所の常連客と下らない会話を楽しみ、酒を飲む。
 
PM11時30分
「そろそろ帰るか。」
家族3人自宅に向かい歩を進める。
マンションのピロティーをくぐり始めたとこで
私は携帯に取りつけられたスピーカーからある曲を流し始めた。
 
・・・つづく。
 
大阪人の話にはオチがある。
 
 
 
 
 
 
9月11日(火曜日)〜9月15日(土曜日)
荒れた生活が続いていた。
毎晩寂しさをかき消すかのように居酒屋・スナック・ラウンジを転々とする。
しかし毎日帰宅して感じるのは空しさだけ。
携帯に接続するスピーカーを購入し、唯一の音を聞きながら眠りにつく。
毎朝7時に起床し、8時30分に出社。仕事をきちんとこなし、夜9時ごろから酒を飲みに行く。
そんな5日間を過ごした。

9月16日(日曜日)〜9月20日(木曜日)
毎晩真っ直ぐ帰宅した。
弁当屋さんやコンビニで購入した弁当を布団の上で食べる。
そして少量のアルコールを身体に含み眠りにつく。
家の方は新しい生活に向け、着々と新しい形に変化していく。
家具も買いそろえることにした。
ただ、どうしても別居した妻好みの家具を購入してしまっている自分が情けなくなった。
・・・なんとも言えない未練を自身に感じる。
そんな4日間を過ごした。

・・・つづく。

9月10日(月曜日)
AM7時
疲れ果て、重たくなった体を起こす。
全ての荷物を処理した我が家は殺風景。
妻と次男が必要最低限の荷物を妻の車に積み込む。
隣の校区にある妻の実家から中学校に通う事になる次男に、私は大切にしていた自転車をプレゼントした。
「また必要なものがあれば、私が届けるから連絡しなさい。」
そう妻に伝え、自宅の鍵を妻から受け取った。
私の前から走り去る妻の車の後ろ姿に哀愁を感じた。

AM8時
工務店の監督と大工が自宅に訪れる。
私は家族の思い出をすぐに消しさろうと全てを壊すように指示し、妻から受け取った鍵を手渡した。

AM9時
出勤。
3日間祭りで休んだため仕事は恐ろしいほど溜まっていた。
一つ一つ確実に処理していく。

PM1時
午後を過ぎた頃、私の携帯が鳴る。妻からだ。
「子供の弁当箱と、私の眉毛書きが欲しい。」
・・・。

PM6時
夕方一度自宅に戻り、頼まれた物を取りに行く。
玄関を開けると我が家は見るも無残な姿となっていた。

PM7時
妻に頼まれた物を届け会社に戻る。
まだまだ山積みの仕事を処理していく。
携帯が鳴る。義母からだ。
「近所のお店で焼き肉を食べてるから、あなたもいらっしゃい。」
仕事に追われていた私は「仕事が一段落したら顔を出します。」と返した。

PM8時30分
店へ向かう。
私が着いた時、既に家族は食事を終えデザートを食べていた。
とりあえず肉と白米を頼み、食事を済ませた。仕事が残っていたためアルコールは控えた。
特にこれといった会話も無く、食事会は終了。
すぐに退席し会社に戻り仕事に取り組んだ。

PM10時30分
帰宅。
「ただいま〜。」と言っても返事はない。当然のことだ。
TVもラジオも何もない我が家。
・・・こういう感じか。心の中で想い、入浴する。
風呂から上がり、キッチンにある冷蔵庫へ。
いつもなら冷えているビールが無い。
ただ1本。妻が毎日の楽しみに冷やしてある缶チューハイが目にとまった。
私は一気に飲み干した。
養生の上にビニールを敷き、その上に布団を敷いて横になった。
なかなか寝付けない。ワンセグからの画像も電波が悪くなかなか楽しめない。
色々な想いが頭の中を駆け巡る中、自然と眠りについた。

・・・つづく。





9月1日(土曜日)
祭りの1週間前の夜。
妻に一言「今年の本祭りが終わったら、別居してほしい。」と伝える。
突然の申し入れに妻は困惑しているようだった。
私は祭りまでの一週間、寄り合いに顔を出したり、外に飲みに行ったりと家を空けることが多かった。
その間も困惑した妻は戸惑いながらも荷物の整理を行っていた。
 
9月5日(水曜日)
仕事は休みだった。
市内にあるクリーンセンターへ。
子供達も大きくなって使わなくなったベッドや机、夫婦で毎日一緒に眠ったベッド等
大型の荷物を処分するために。
 
9月7日(金曜日)〜9月9日(日曜日)
地元の街並みも提灯で明るく染まり、神社も夜店や提灯の下明るく賑っていた。
私は昨年怪我をしたこともあり、どこか気分の乗りきれない中そんな提灯を暗く感じとっていた。
次男坊と同じ祭りに参加し、妻も見学に来ていたようだ。
今年も例年と変わりなく家族で祭りを楽しんだ。
 
・・・つづく。
 
 
 
 
 
 

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