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自虐史観の葬送のために!守るべきは社稷であって国家ではない!
「反日マスゴミの記事などでまだ!」と決め付けられても面白くないので、あえて、「村」よりであろうと考えられるメディアの記事を使います。


[北海道地震]泊発電所、外部電源喪失も復旧/燃料など異常なし

2018/09/07 1面 

 6日午前3時8分頃に発生した北海道胆振地方を震源とする地震の影響により、北海道電力泊発電所は一時、全ての外部電源を喪失したが、同日午後1時までに復旧した。泊1〜3号機は運転停止中で、原子炉から全ての燃料を取り出している。同社は外部電源喪失後に非常用ディーゼル発電機(DG)計6台を起動し、使用済み燃料プールの冷却を実施。外部電源の復旧は3号機が午後0時13分、1号機が午後0時51分、2号機が午後1時だった。
 泊村は震度2を記録。最大加速度は1、3号機が6ガル、2号機が7ガルと軽微だった。泊の緊急時対策所(緊対所)には、現地の規制事務所から検査官が派遣され、発電所員とともにプラントに異常がないか監視を続けた。泊には、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて設置された代替のDGなども存在し、二重、三重の備えが取られている。


この記事などを読んで、〈これはひどい。。そして停電がやばい。泊原発再稼働させんと。。。〉〈原発再稼働してなかったのは痛い〉とか〈大停電の再発を防ぐには、泊原発の再稼動が不可欠だ〉とか〈東北地震原発電源全失の異常事態を教訓に全原発で確実に非常発電が稼働できる。〉とか、考える向きもあるようですね。

そんな人には次の資料も読んでいただきたいと思います。


北海道電力.泊発電所1号機(EDG2台動作不能)
(出典)JNIWS「国内外のトラブル憤報」
。:1.
状況
・2007年(平成19年)9月18日16時49分、泊発電所原子炉施股保安規定〈以下、『保安規定」
・2007年(平成19年)9月18日16時49分、泊発電所原子炉施股保安規定〈以下、『保安規定」という。)にもと
づき、皿・EDGの定期賦験(いわゆる定格運転中のサペーランス賦験)を行っていたところ、13時:17分に「シリ
ンダ冷却水圧力異常低」により自動停止し、動作不能となった。
・保安規定にもとづき、同日残りのIA・EDGが動作可能であることの硫腿運転を実施し、異常は鰹められなかった。
・9月13日、再度確鯉運転を実施したところ、16時'19分、1AEDGが起動不能となり、EDGが2基とも動作不能
となった。
。このため、保安規定第72条(外部電願一モード1,2,3および4−)に定める運転上の制限を渦足していない
と判断し、保安規定第86条(運転上の制限を満足しない堰合)に従い、同日18時50分に負荷降下を開始し、9
月20日0時27分発電停止、同日2時38分にモード3となった。
・琿境べの放射能の影寝はなかった。
原因
・1A一非常用ディーゼル発電磯の起動失敗(9月19日発生)
圏速装圃内部で見付かった異物から、飼速裟侭点検時の油面計の脱着により、油面計ネジ込み継手部で発生したバ
リ(破損片)が混入した可能性があり、これが隅連装毎の動きを阻害し、当骸非常用ディーゼル発窟槌の起動失敗
に至ったものと推定した。
・1B一非常用ディーゼル発電侭の自動停止(9月18日発生〉
調速装置内部で見付かった異物から、調達装囲の股匪の際にネジ込み継ぎ手部に使用している
シールテープの一部が混入した可能性があり、これが鯛逮装匿の動きを阻害し、当肢非常用ディーゼル兜滝樋の自
動停止に至ったものと推定した。

(原子力安全發貝会事務局「最近の主な外部電源喪失事象、非常用ディーゼル発竃機(EDG)等の起動失敗事例」)


フクシマ以前の記事なので、その後には、事故の反省を踏まえた対応が行われ、これらの原因による非常用発電機停止が繰り返される可能性は、下がっているものと信じることにしましょう。しかし、結構些細なことでとまっている事実を見る限り、まだ経験されていない「想定外」の原因で非常用発電機が止まるリスクは否定できません。

〈全原発で確実に非常発電が稼働できる〉とは言い切れず、そうである以上〈大停電の再発を防ぐには、泊原発の再稼動が不可欠だ〉などと吹聴するのは、無責任のきわみといわざるを得ません。

今回はたまたま震源地が遠く震度が弱かっただけです。泊自身が緊急停止せざるを得ないような揺れであれば、停電の回避の役には立ちません。

停電回避の鍵は、全体的な供給量の確保(これは必要条件ですが十分条件ではありません)ではなく、電力供給の分散です。火力であれ原子力であれ、大規模発電所から広域に供給する中央集約的なシステムに問題があったのです。

なお、〈でも再生エネルギー、役に立たなかったじゃん!〉という意見に対しては、原発再稼動の余地を残しておきたい北電が電力需要を低く見積もることによって、再生可能エネルギーの接続可能量を低めに設定する傾向があること、実際、技術的にも、経営的にもしっかりした見通しの立っているプロジェクトが、接続可能量を超えるという理由で接続拒否され、足止めを食らっている事例があることを指摘しておきます。





莽崛起(The Rising Multitude )

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