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自虐史観の葬送のために!守るべきは社稷であって国家ではない!

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(小松「農業= 『化学的物質代謝制御』論と『合理的農業』論」より

 
次に,マルクスが農業一般をどのように捉えていたかという論点を取り上げよう。
 
(1)物質代謝,工業と農業の関係
《農業が人間生活に占める地位に関して,『経済学批判要綱』の「Ⅲ 資本に関する章」[絶対的剰余価値と相対的剰余価値]において人間にとって「(農業生産物)は直接に生活手段と使用価値としてもっとも本源的(Ursprunglichsten)である」(『資本論 草稿 1 459ページ。以下,『草稿集』と略す〉がゆえに,つまり農業は人間の自然的物質代謝――人間の「身体が自分に必要な物質代謝を再生産するための,すなわち生理学的な生活手段を作り出すための生産過程」であるがゆえに,「技術学的過程」としてみられた生産過程,すなわち歴史貫通的な生産過程すべてのうちで「もっとも根源的な生産過程」として現われるものととらえられている。》(小松,前掲論文)
 
  農業は,食品や衣服などの生活手段や工業の原材料を生産するから,もっとも基礎的な生産過程である。それは,原材料の供給という素材面からだけでなく,他産業の労働者の生活資料を提供することによって労働力再生産[1]の面でも他産業を支えている。
 
《労働者の個人的欲求を越える農業労働の生産性は, すべての社会の土台であり,とりわけ資本主義的生産の土台であって,資本主義的生産様式なるものは,社会のますます増大する一部を直接的生活諸手段の生産から解放し,彼らをスチュアートのいうようにフリーハンズ“自由な勤労者たち”に転化させ,他の諸部門で自由に搾取できるものとする》(『資本論』第3 47)
 
農業労働者自身が必要とする食料や衣料原料だけでなく,それ以外の人口も養うことのできる農業生産性があって,はじめて他の産業が発展できる。農業生産性が上がれば,農業が養うことのできる,農業以外の産業に従事する人口はそれだけ増え,商工業,サービス業の発展がこれにより可能となる。農業が必要とする人口は減り,農村で過剰化した人口は,都市で他の産業に従事する賃金労働者へと転化していき,資本家はそれを雇い入れて各種産業で資本主義的経営を展開できるようになるのである。

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    昨年3月でしたかブログ荒らしの意地悪でこうなりましたーー、
    でぇ「500番」ぐらいでした
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    吉報で、ご報告です

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    皆様のお力添え実りました
    遂に・・・ベスト「2」です

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    有難うございます

    佳き一日を

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    [ sekiya ]

    2015/10/9(金) 午後 2:05

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