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自虐史観の葬送のために!守るべきは社稷であって国家ではない!

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経済循環への自然生態循環からのイン・ プットと経済循環から自然生態循環へのアウト・ プットを自然生態循環に質的にも量的にも適合させる必要があるにもかかわらず、 現代の生産― 消費体制は、 むしろこうした必要性とは逆行する性格を持っている。

大量生産―大量消費と特徴付けられるこの生産― 消費体制は、 大量の資源とエネルギーの投入ならびに大量の廃棄物と高エントロピーのエネルギーの排出の上に成り立っている。

現代の生産―消費体制のうち生産のあり方については、 単純な大量生産の時代は終わりいまや、 多種「 少量」 生産の時代であるといわれている 。多 種「 少量」 生産とは、製品の機能や部品をモジュール化し、 多様な組合せを可能にすることで、 能率化や自動化の水準を大きく切り下げずに製品の多様化・ 差別化を実現しようとするものである。多様化・差別化には、消費者の買い替え需要を喚起する狙いがあり、 まだ使える製品が、「 デザインが古い」、「最新の機能がない」という理由で廃棄されてゆく傾向を強める。 類似製品のタイプ別・ブランド別のそれぞれの生産量は「 少量」 であっても、 類似製品の総計や 、社 会の総生産量を見れば依然として大量生産である 。結 局のところ、 この体制は、 多種「 少量」 生産― 大量消費(製品の短寿命化) の体制であるといえる。

「私企業」体制のもと価値実現( 利潤の獲得) を目的とする生産が行われる今日の経済システムの下では 、生 産技術の改善だけでは、資源浪費的・ 環境破壊的な経済活動に変化は生まれない。

現行システム下の企業は利潤の極大化を求めて行動し、限界費用と限界収入が一致する点まで生産量を、したがって投資を増大させる。 投資の増大は 、マ クロ的には生産能力を高めるだけでなく 、さらなる有効需要を生み出す。 需要の追加的創出は、限界収入を引き上げるので 、投資 と生産はさらに増大する。 実際の成長率が必要成長率をひとたび超えてしまえば 、需要の増加分が生産能力の増加分を超えるから、この状況は、 個々の企業にとっては、生産能力の不足 、生 産拡大の余地と必要性を意味し、投資と生産はさらに増大する。

反対に、実際の成長率が必要成長率を下回る場合には、生産の能力の過剰を解消しようと、 企業は生産を縮小し投資を減退させるが、 投資の減退は有効需要を縮小させるから、生産を縮小しても需要の縮小がそれ以上に進んで、 生産能力の過剰は解消されず 、更な る投資減退と生産縮小が進む。 これがハロッドの不安定性原理である。

価値実現を第 1 の目的とする企業行動を前提する以上、 生産縮小への経済の転回は極力避けなければならない。 一時的な生産縮小の局面をなくすことはできないとしても、 絶えずそれを乗り越えて、趨勢的には経済成長を持続させる必要がある。 成長の維持が政策的課題 12 となり、個々の企業においても、製品差別化による市場の開拓や労働生産性の向上が追求される理由である。 そして 、製品差別化は、上述したような事情から、 また成長と価値実現を目的とする労働生産性の向上は、 労働の資本装備率の向上か有形固定資産回転率の上昇によって実現されるほかないという事情から、 資源
の浪費と環境の破壊に帰着するのである。



Stiff Little Fingers-Wasted Life




莽崛起(The Rising Multitude )

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