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自虐史観の葬送のために!守るべきは社稷であって国家ではない!

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衆議院選挙投票日前のいま、株価が急に上昇している。ドル換算価格でも理由がなく急激に上昇しているから、自由な市場価格ではない。これは官製バブルだ。選挙後どうするのだろう。
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青が日経平均(円)で、赤がドル換算の日経平均である。外国の投資家は手を出せないだろう。
日本の製造業は、この10年に競争力をすっかり落としている。特に電器産業の落ち込みが大きい。東芝は社会インフラ産業に重心を移したため、原子力産業のババのカードを引き、死に体になっている。
頼みの綱の自動車産業で日産が不祥事を起こした。この背景は会社の労働者の主力が正社員から派遣社員に移行したことと無縁でなかろう。
神戸製鋼も品質保証で不祥事を起こしている。こちらはより深刻だ。
日本の製造業が品質を上げるために、戦後、正社員化を推し進めたことを忘れているようだ。
もちろん、昔の日本の製造業が別段優れていたわけではない。実は、今の中国のように、安い労働力で勝負していた。これではいけないと、50年前、教育の現場で個性の尊重が叫ばれた。独創的研究開発が叫ばれた。この結果、1980年代から1990年代に日本で世界的研究開発が行われた。
残念ながら、いま逆行している。画一的な教育が行われ、受験「戦争」の中で、個性の尊重が忘れられている。私が外資系研究所を引退したころには、日本の若者はなぜこんなに独創性がないのだろうか、とささやかれるようになっていた。
ベルリンの東西の壁が壊されて以来、日本では資本主義の万歳で、反抗的な子どもは排除となった。
別に資本主義が勝利したわけではない。
米国やヨーロッパのお金持ち連合に支援されたボリス・エリツィンが、ソビエト連邦を破壊し、共産党の改革を行っていたミハイル・ゴルバチョフを追い落としただけである。エリツィンは権力を握ったあと、経済的不正に関与し、それが追及されないよう、ウラジーミル・プーチンに権力の座を譲った。共産党が解体されたことによって、資本主義の皮をかぶった新たな独裁者がロシアを支配しているのにすぎない。
しかも、日本の経済界は官僚化しており、資本主義の前提、民主的な自由経済が崩れている。
日本の経済が良くないのに、良いかのように装う安倍政権に、私は不安を感じずにいられない。株価だけの問題ではない。
浜矩子が、最近、日本政府の経済統計を疑った記事を雑誌ビッグ・イッシューで書いたらしい。ビッグ・イッシューは路頭で売っている雑誌なので、妻が東京に出かけたときに買ってくるぐらいなので、その記事はまだ読んではいない。
しかし、私は、日本政府が経済統計を偽っている可能性は十分ありうると思っている。
森友学園事件の本質は、財務省主計局が安倍晋三に忖度したことである。同様に、経済統計で忖度が行われないと言えるのか。例えば、政治の舞台でGNP成長率と言っているものは、実質GNP成長率であって、生のGNPではない。生のGNPは名目GNPと呼ばれる。それを加工して計算されたものが実質GNPである。忖度される余地が十分にあるのだ。
企業で経済予測してきた経験者は、政府統計の信頼性を割り引く。それより、何がどれだけ売れているかに着目する。いま心配なのは、自動車が売れなくなっていることである。日本は貧乏になっているのである。
日本政府が本当のことを言わなくなったことは、戦前の大日本帝国政府の戦果発表を思いださせる。日本は何か負け戦にいるのだ。それを安倍晋三が隠している。
日本が負けたとき、安倍晋三を誰が裁くのであろうか。

転載元転載元: 猫じじいのブログ

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