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自虐史観の葬送のために!守るべきは社稷であって国家ではない!

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マルクスによれば、商品は、人間の何らかの欲求を満たすことのできる性質である使用価値と、他の商品や貨幣と交換できるという性質(交換価値)を持つ。使用価値そのものは、有用性と言い換えることもできるもので、使用価値自体が人体や環境に及ぼす作用は、否定的なものではない。しかし、商品が使用過程で人間や環境に及ぼす作用には、有用性である使用価値だけでなく、有害性である副作用や逆機能がある。我々は、使用価値に目を向けることによって、商品の質、商品が人体や環境に及ぼす作用について考えることができ、有用性の背後にある有害性についても関心を持つことができる。


ところが、商品生産の主体である資本主義的企業は、より高い交換価値を持つ商品を生産し、それを販売して貨幣に変えることを目的としている。それ故、資本主義経済においては、使用価値は交換価値を貨幣化する手段に過ぎないものとなり、経済活動の優先的な目的は交換価値を増大させることにおかれるようになる。その結果、商品がその使用過程や製造過程で、人体に及ぼす作用がどのようなものであるか、ということは、軽視されるようになり、商品の使用価値の背後にある逆機能や副作用は見過ごされがちとなる。ここに、資本主義経済において環境問題が深刻化する要因の一つがある。


 以上の事柄との関係で、環境問題に取り組む社会運動が果たすべき役割は、生産される商品の質や製造過程で使われる生産手段の質を監視することによって、有害性のある商品や生産手段の製造や使用を抑制し、健康の維持・増進や環境の保全・修復に必要不可欠なもの生産を促進すること にある。




莽崛起(The Rising Multitude )

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