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自虐史観の葬送のために!守るべきは社稷であって国家ではない!

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人々が――社会の仕組みによって――商品・貨幣に与えた社会的機能が、商品や貨幣の自然的属性だと取り違えられることを、商品・貨幣の物神性といいます。

ある商品Aが、売れるのは、その商品を材料とか用具として使用しなければ、生産できない別の商品Bがあるとき、A,B双方の生産がそれぞれ独立の私的労働としてお行われているからです(同じ共同体の2つの特殊生産部門だったならAはBの生産に無償供与され、Aの生産には別の生産物が無償供与されるかもしれない)。しかし、AがBの生産者たちに売れるのは、Aの自然属性によるものとみなされるのです。

貨幣が、他のどの商品とも直接に交換可能なのも、様々な私的労働からなる社会的分業の結果ですが、それが我々にとっては、あたかも貨幣自体が生まれつき持っている属性のように見えるのです。

また、商品から貨幣、貨幣から商品へと姿を変えながら自己増殖する資本についても、資本が人間の働きかけと無関係に、本当に自己増殖する性質をもつものとして扱われるのも資本の物神性です。

要するに、人間が作り出したもの、それに人間が与えている機能や属性が、もともとそれに備わっていたものとみなされることを物神性といいます。

非西欧社会の宗教やキリスト教の異端的信仰において見られる、手で持ち運べるような物体に神秘的な力が宿ると信じる傾向を指す、呪物崇拝=フェティシズムに由来する表現です。



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