アスターク同人

山のエキスパート集団、アスターク同人!アスターク同人と内部分会妙高やまの会の公式ブログです。

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山行地 北ア・剣岳八ツ峰妻Aフェース魚津高ルート
山行日 2015年08月01日
パティー L丸山、松木智、古川
報告者 古川

 合宿2日目は早朝剣沢のテント場から剣沢雪渓をくだり、長くて辛ーい長次郎雪渓を、乳酸のたまった足でこれでもかというくらい登り詰めた。心が折れそうになった頃ようやく目指す八ツ峰の麓にある熊ノ岩に到着した。熊ノ岩で一服した後、身支度を整えて長次郎雪渓を横断し、妻の右端(下段)にあるAフェースに向かった。

 Aフェース基部には50年以上前の遭難碑が岩棚に埋め込まれており、亡くなった鹿児島大生の名前が書かれていた。歴史を感じる遭難碑を神妙な気持ちで通りすぎ、丸山さんがトップで取りつき、古川、松木さんの順に続いた。
 登り出しは順調で、テラス状の場所で1P目を切る。2P目はトポによると「カンテ沿いに登り、右のクラックからがっちりしたホールドをつかみながら・・・」とあったが、どうも様子が違う。
 スタンスのあまりない、ホールドも小さい垂直に近い細いクラックが上に延びている。少し焦ったが、幸いフリクションのよくきく花崗岩だったのでなんとか慎重に切り抜けて2P目終了。もしかしてここはトポに記載のある「左へトラバースしてかぶったジェードルを登るむずかしいバリエーションルート」だったのかもしれないが、専門用語の理解も怪しい私には判断がつかなかった。
 3P目は傾斜が緩やかになり松木さんにおいていかれないようにドンドン進んだが、登るに連れて足元にチラリと見える眼下の眺めが恐ろしかった。例により必死に登り続けて3Pで終了地点に着いた。
 高山なので雪渓をくだり吹き付ける風は涼しいが紫外線と陽射しが容赦なく素手が痛い。喉もカラカラになった。頂上で絞の尖り頭や八ツ峰から東側の景色を堪能しながら休憩した後、懸垂下降となった。

 下りは后Ν困離灰襪泙韮害鷏垂下降し、コルからは踏み跡をたどり基部まで下った。終了点から歩いてコル側に少し降りた所にあるハイマツを掻き分けると、枝にたくさんのシュリンゲが残置してあり、そこで最初の懸垂下降を任された。
 支点のセットからザイルを落とす場所の確認、降り始めの場所、セルフをとる、エイト環に通す、ザイルの流れをチェック等、逐一注意を受けながら下降した。
 帰りは先頭を歩いたが、ルートファインディングもできず、わずかな人の踏み跡と、ガレ場の自然に崩れた跡の区別がつかずに、自分が何もできないことを思い知らされた。

 クライマー養成講座に参加し、3月29日の物見岩での第1回講座から、今回7月末の剣岳での夏合宿における八ツ峰妻登攀まで、あっという間の4ヶ月だった。この間クライミングの基礎を学び道具を少しずつ揃えて練習に参加し、自分なりに筋トレや歩荷トレをしてきた。最終回でその成果が実感できたか?と言われれば、答えは全く否である。
 今の自分は、トップから登りやすいルートをセットしてもらい、セカンドで登ることができるだけだ。素晴らしい景色が堪能できたのも、安全確保してくれる仲間の助けがあってこそだ。
 ビナやザイルの扱いから一連の流れ、ビレーシステムの理解、速やかな安全確保、懸垂下降のセット等基本的な事はまだできていない。本番で慌てると余計できなくなる。できないということは、何より相手と自分を命の危険にさらしていることになる。

 この夏合宿でクライマー養成講座は終わりだが、これからは自分なりに日々練習あるのみ。先は長い。これまで教えてくださった方々の労苦を無にしないよう、そして自信を持ってクライミングを楽しめるようになりたい。
 4ヶ月間ご指導いただきありがとうございました。

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なんだか反省文のような報告ですが、後ろ向きになってはいけませんね。
課題はきちんと把握しているようですので、では、これをクリアするためにはどうするのか!
続けてやること、経験値を増やすことです。
いろいろやりたいことも有るでしょうが、一人前になるまで集中して岩に向かってください。
応援するよ!

2015/8/9(日) 午後 1:54 [ kup*nn*onn ] 返信する

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Aフェースはおおむね快適な岩でしたが、中間から上部にかけてもろい部分があり、細かいホールドが欠けるなどしていたので注意が必要です。

2015/8/9(日) 午後 5:10 [ ane*o2*2 ] 返信する

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仲間がいるこそいい山になるのだと思います。
まだまだこれからだと考えることは大切です。2年、3年の継続がクライマーとしての将来を左右することだと考えています。
古川さん、大いに期待しています。これから1年間、クライミング人生を全うしてください。 削除

2015/8/9(日) 午後 8:04 [ なめこタン ] 返信する

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Aフェース登頂お疲れさまでした。素晴らしい景色だったでしょうね。羨ましいです。今後もいい山目指して」行きましょう。 削除

2015/8/11(火) 午後 0:55 [ こぱ ] 返信する

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