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〇スイス・グリンデルワルト〜ツェルマット〜マッターホルン その4
〇7月28日(金)ゴルナーグラード〜リッフェル湖〜リッフェルベルグ〜ツェルマット
〇投稿者 関原

 AM7:15 観光客のまだ少ない朝一番の電車で、ゴルナーグラードへ向かう。電車は4人掛けに1人〜2人の余裕で青空にマッターホルンがいつも通り頭を隠している。途中牧草地で電車が止まる。前を見ると羊の群れが線路の上に8頭程群れている。警笛を鳴らさず、群れが移動するのを待つ事5分。線路から羊が外れたのを見計らってゆっくり刺激しないように電車は進みだす。この光景は始発だけの特典なのだろう。生き物と共存している感じが良いですね。
 日本なら警笛を鳴らして電車優先の社会が一般的。羊が動くまで、ただただ待つこの世界。みんな微笑みの笑顔で待つ。この酪農文化の心地よさはなんだろう…。朝から良いコトに立ち会えた。

 まだOPEN前のゴルナーグラートの建物の展望台(3089m)に着く。肌寒く手袋を嵌めた。天候は曇りで360度の景観は山岳に雲と青空のコントラストが絶妙に似合う。左から、あのモンテローザ(4634m)、グレンツェ氷河を超えて、リスカム(4527m)カストール(4228m)ボリュックス(4092m)、そして昨日登ったブライトホルン(4164m)と4000m級の山並みが揃い踏み。
 ガイドブックで見た大賑わいの人気のテラスは、まだテーブルとイスだけで閑散としていて、これも気持ち良い。ゴルナーグラード展望台到達証明書に、スタンプを押して2枚もらう。この証明書には、日本、中国、韓国、タイ、イギリスの国旗と共にヨーロッパ最高地点標高3,089m乗車記念と書かれている。この5国がどう決まったのか? 多分友好姉妹都市か?と思うがどうか分らない。
 ここから、マッターホルンを遠くに見ながら、鉄道線路沿いのハイキング道を下っていく。時折 MBXの少年達もこの道を下っていく。このハイキング道は、羊も登山者も自転車も共存しているのだ。
 
 1時間程歩くとローテンボーデン(2815m)駅に着く。そこから観光客が増えて、お目当ての逆さマッターホルンの見えるリッフェル湖へ5分。逆さの台形のマッターホルンが運よく見えた。頂上は雲が掛かっているが、風が弱く水面がきれいに映るから、今日は良い日だと思う。ここで一人コーヒータイム(観光客は10分としていない。混んでいても、すぐ静寂な時が訪れる。)昨日の登攀の緊張感からは解放されて、スイスにいることを実感する。豊かな風景を見ながら自然と語らう。時間を気にしないで、生きている豊かさを感じる。

 ハイキング道は線路から大きく離れてマッターホルンの谷に近づいてゆく。ここまでくるとハイカーは少なく観光客もいない。リッフェルベルグ駅(2582m)までは、平坦な草原で可憐な高山植物が点々と咲いている。 マッターホルンの見える丘で東壁頂きの雲が取れそうで、40分程粘って待つがチャンスはこなかった。ハイカーの50代の夫婦が声を掛けてきて「どのぐらい待っているのか?」と言われ、つい1時間と言うところを1年と言ってしまった。「グッドジョブ」ジョークとして笑い流してもらい気が楽になった。
 リッフェルベルグ手前には小さな教会が有り、教会とマッターホルンと牧草地の風景がとっても美しい。自然の風景の中で、人の祈りや願いのかたちとして自然石で構成された教会が刻まれることで、風景がより活きてくる。ここから、リッフェルアルプ(2211m)へは標高差360mの急斜面を下る事になる。
 この辺で赤白の吹き流しが見て、パラグライダーのテイクオフの場所だと分る。高圧線にもオレンジのブイが付けてあり空からでも電線が分るようにしてあった。もし登頂して帰国まで風が良い日が有ればここから飛んでみたいものだ。

 ゴルナーグラードから5時間程ゆっくり歩いて、リッフェルアルプに着いた。ツェルマットまでは高低差で600m程、このまま足の調子も良いので下る事にするが、スネガーへは尾根を巻いてから近道が無い。真下に降りたいがかなり迂回している。この砂利道をMBXが砂ぼこりをたてて、下っていくのであまり気持ち良くない。地図をよく見たら、リッフェルアルプ駅からツェルマットに降りる道が有ったのを見落としていた。
 約5kmの迂回コースを下がりスネガーの谷沿いを降ると、民家が点在する山麓の風景になり、ここからもマッターホルンは山麓の象徴的な美しい風景を演出している。
 尾根沿いの道を下り登山電車の線路を横切り、ツェルマットの街に戻った。約26km、約8時間、高低差1469mの高度順化の山行。 マッターホルンを色々角度や場所から本当に美しいスイスの風景を堪能した1日だった。

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