アスターク同人

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〇スイス・グリンデルワルト〜ツェルマット〜マッターホルン その9
〇8月2日(水) シュヴァルツゼー 〜 ヘルンリ小屋
〇投稿者 関原

 朝5:00から、ザックにアタックに使うモノをチェックしていた。頂上は雪だから、手袋をクライミンググローブと防寒用グローブの2つ、12本歯のアイゼンは、前回緩んだ所が有ったので、テープを止める位置を直した。使うモノの不安を取り除く事に集中した。
 まだ脚力はそれほどUPしていない。4階まで階段を登るだけで脚の疲れが溜まるので、軽めに歩行を調整する。今回、時計を2つ持って来ている。フイットビットとカシオのGショック。フイットビットは、運動量、歩行距離や階段数、睡眠時間と質、心拍数等体調管理。Gショックは、高度計、気温、時間管理、時差管理に使った。とっても2つ共 賢い良い働きをしてくれた。両手に時計ってどうなんだろうと思うが、気にならない。

 ツェルマツトでは、コースの分岐の案内版に標高が書かれている。朝ゴンドラの降り場で時計の標高を合わせおけば、道を間違える心配が少ない。小さな案内図は、絵地図で細かく表示が無いし、標識はどっちも同じ名前が有る。分岐以外はまったく標識も無いし、似たような場所も多い。絵地図と標高で現在地の確認をした。 
 は、スマホと連動して、データを時間別や日別、月別に体調や運動を管理してくれる。
フイットビットはその日の歩行数、距離、心拍数、睡眠時間、睡眠サイクル、睡眠の質など。今回、驚いたのは時差補正だ。何もしないで現地時間を表示する。トランジットなどで、空港での待合時間にふと時間を見ると、その現地の時間になっている。Gショックには、現地と日本の時間を表示してあるので、3つの時間を見比べられる。書くと何か固くなるが、昨日何時間に寝たか?なんて分らない。睡眠の質が取れているチェックや体調管理には役に立ったし、健康管理にはお勧めの時計です。

 ガイドとの待ち合わせは、PM18:30。月曜日に、もう1日ホテル泊になったが、費用は抑えたいのでホテルと交渉した。当初今の部屋は、3日朝のチェックアウトだったのを、1日早く部屋を空けて(キャンセル)して、3日夜は何処でも良いので泊めてほしいと会話では伝えづらい事も紙に書いて説明すると分ってもらったが、一番混んでいる時期に「明日1日空けて次の日泊めて」は虫の良い話。ホテルは、もう一泊分連泊の宿泊費を要求してきた。
「マッターホルンを登るのに余裕を持ってきたけど天候が悪く、もう1泊する事になった。航空券もさらに掛かってお金が無いので何とかお願いできないか?」しばらく沈黙、パソコンで宿泊管理表を見ている。「分りました。3日の1泊はドミトリーでいいですね。それなら料金は支払い頂いたので良いです。」と回答をもらった。「やったね〜言葉の壁を超えた〜。」  
 多くのクライマーは、安い6人部屋のドミトリーに滞在しながら長期を過ごしていた。
私は一人なので、このホテルでの9泊をドミトリーで暮らすにはストレスが溜まると考えていた。毎日変わる人達、朝のゴソゴソ、深夜のゴソゴソ、2段ベットでの気遣い、音、いびきなど。1泊個室が8,500円、ドミトリーが4,700円程、4,000円の違いなら飲食代を切り詰めての選択。結果的には大変良かった。個室があるのは、時間と体調管理にストレスフリーだった。
 
 今日朝、部屋を片付けてキャリーケースを地下1階に預かってもらい、9時15分にヘリンリ小屋へ向けてホテルを出発した。天気は青空に雲が沸いている。マッターホルンの山頂は雲の中、といつもの風景。ゴンドラは、シュヴァルツゼーまでの往復券を購入。明日も使えるかと聞いたらOK。
 ヘリンリ小屋までの道は前回偵察済で不安な事は無い。マッターホルンが段々と近くなる2時間半の道だ。ヘルンリ小屋に12:20着。丁度お昼で展望テラスは賑わっていた。前回の尾根まで上がり前と同じ場所でお昼とした。13:15、2人組が降りてきた。ガイド登山で今日登頂した様子が分る。近寄って情報をもらう。
「今日、頂上はガスの中で7組位の登頂者だった。」
「明日登るのか〜、明日は今日より良いと思うよ〜」と予定通りのお答えに安堵した。
これが、「頂上はガスもなく、今日は最高だった。」って言われたら、ショックは隠せない。
 AM4時スタートで、13時ヘルンリ小屋着だから、9時間。早い!登頂者は小太りで、それほど俊敏ではなさそうだ。このコースタイムを参考して組み立てる。ヘルンリ小屋に戻って、ビールで午後の時間を過ごす。
 3時過ぎ、ホテルのチェックインに入るがトラブル発生。朝まで使えたカードがNGになる。3回通しても、NG?そんなことは無いはず、残高も有るはずだし。ホテルも困って日本からの国際山岳ガイドのIさんに通訳をお願いした。ここでは調べる事も出来ないので別のカードを探す。昨日ホテルで要らない物を置いて行くようしたので運転免許証も置いて来た。それでもよく探したら「大人の休日倶楽部」のカードが有った。本当に良かった。カードが無事通り、肩身の狭い思いをしないで済んだ。

 午後6時、明日アタックする登山者が続々と食堂に集まってくる。ここから先に一般登山道は無いから、ここに泊まる=マッターホルンに登るクライマー達だ。
 私は幸運にも3階の日本人だけの部屋だった。女性2名、男性3名の2段ベット。全員アルパインセンターからガイドを紹介してもらっている。女性陣はやはり凄い。スイスには年2回は来ている常連さんで、やっと、やっとここまでたどり着いた私とは、話す内容がついていけない。
 オートルートの話しをしていたので、日本の話しだと思ったら、ツェルマットの話だった。少し横になって体を休めると、3260mでの気持ちいい窓越しの絶景と解放感と明日への緊張感がヒシヒシと。18:30に、山岳ガイドミーティングが行われ、今のルートの状況、明日の天候、アタック人数、スタートの順番などが相談される。19:00、夕食にガイドと向かい合わせでコミュケーションを取りながら食事を頂く。Mrマイクは、ブライトホルンで一緒だったから、技量も解っているので嬉しい再会だ。
 マイク:「7月27日にブライトホルンから、何処か行ったか?」
 私:「ロートホルンまで登ったり、ゴルナーグラードからツェルマットまで降りたりして調整してきた。」
 マイク:「それなら大丈夫だね。」
 私:「28日以降で登頂出来た?」
 マイク:「登れなかったよ、天候も悪かったからね。」アルパインセンターの言葉通りだ。
 「明日はハーネス着用で04:00食事、04:15出発。」と私に告げる。
 美味しい鳥肉料理に感激して、この日はビールも謹んで30分程の食事が終わり、次に部屋にガイドを呼んで明日の持ち物チェックが始まる。ザックから全ての荷物を出して、要らない物はこの小屋に預けるようにプラスチックBOXが用意されている。 
 必要と言われたモノ
1、アイゼン 2、ヘルメット 3、手袋クライミング用、予備 4、防寒着1枚 5、ハーネス 6、サングラスと日焼止めクリーム 7、ヘッドランプ  それに行動食、飲料水とザック。
 Mrマイクからは、コーラが良いと勧められた(炭酸と糖分かな)。明日は、全カラビナ、ATC、エイト環、ピッケル、ストックは要らない。出来るだけ、ザックを軽くするように指導しているようだ。それが終わって解散。明日の出発が早く出来るように、枕元にハーネスやヘルメットを置いて寝た。

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