アスターク同人

山のエキスパート集団、アスターク同人!アスターク同人と内部分会妙高やまの会の公式ブログです。

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第31218号

〇今月の一言    自然の厳しさに触れて思う … 村田

 「ふだんの生活で、自分が自然の一部であることを強く意識することはなかなかできない。先日、勤務している小学校で、グラウンドの隅でカラスにやられたらしい小鳥が死んでいると子どもたちが報告に来た。行ってみると腹が奇麗な黄色であとは黒のキビタキだった。実は、山に登っていてキビタキの奇麗な鳴き声はよく聞くが姿はなかなか見る機会に恵まれなかった。2年ほど前に一度だけその美しい姿を双眼鏡でアップで見たときにはいたく感激したものだ。子どもの手のひらに乗せられたキビタキ。さっきまで目を開けたりしていたという。細い2本の脚はちぢこまっている。どんな出来事があったかは分からないがカラスにやられたか、あるいは、弱ったところをカラスにさらに襲われたか、こんな美しい野鳥が、里山からあまり遠くないが林もなく広々した田んぼと住宅地が広がるこんな学校のグラウンドで、その「一生」を終えようとしている。ちなみに、キビタキは夏鳥で、春にマレーシアやフィリピンあたりから春渡ってくる渡り鳥である。めったに遭遇しない自然の厳しい出来事に直面したと思った。

 最近高田の街中にまで子熊がやってきて、木の上に登って逃げたりした出来事があった。地元新聞に木に登った子熊を人が取り囲む写真まで掲載された。ふだんの私たちの暮らしの中にも、そんな風に時々は、自然を意識する特別の出来事が起きることがある。でもそれはめったにない出来事である。倒れた木や何か事故死で死んだ動物の死骸などもすぐに撤去されたしまう。
 でも山に登ることで、いつでも、より鮮明に自分が自然の一部であることを強く意識することができる。大地の隆起、火山の生成、水循環による山々の形成、豊かな緑と動植物の営み。その魅力は汲みつくせない。そこで生まれそこで生きてそこの土になる。そこの食物連鎖の流れの中に納まるしかない。美しく厳しく劇的で魅力的で豊かな世界がすぐそこにある。
 例年なら夏になって訪れる青田川の源流に、残雪が消えつつあるこの春から夏に向かおうとするこの時期に初めて沢靴で入ってみた。雪渓の下をゴーゴーと流れる雪解け水が新緑とマッチしてみごとだった。激しい流れは大蛇が自分に迫ってくるかのような迫力だ。冬から春そして夏へ、低山から高山へ、銀嶺輝く雪の世界が緑と力強い大地の色に塗り替えられていく。四季折々、山々はそれぞれに魅力的な世界が広がっている。せっかく、厳しいこの雪国に暮らしているのだから大いにこの劇的な自然を楽しみたいものだ。」


〇6月の山行・活動予定
 06月01日(土) 長野・大峰山物見の岩場 L松木智
 06月08日(土) 佐久・志賀の岩場 L松木智
 06月13日(木) 定例会 いきいきプラザ2F 19:00〜
 06月15日(土) 古道整備前日準備 CL松木智
 06月16日(日) 矢代・籠町南葉山「春の古道整備」 CL松木智
 06月22日(土) 西頸・青海黒姫山衝立岩凹状壁右フェース L松木智

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6月は古道整備に、竹の子採りと忙しい月ですが、夏の良い山に向けてクライミングの強化月間とします。
基本の復習から始まり、最終回には自分でルートを引くことで、クライミングの総合的な力を養います。
天候、その他諸事情で日曜日への変更もありますが、都度、掲示板でお知らせしますので、岩登りをするメンバーは積極的に参加ください。

2019/5/23(木) 午後 10:27 [ ane*o2*2 ] 返信する

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