建築士のつぶやき

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東京タワー

10月30日日経新聞「かたち百景」のテーマは「東京タワーが建ったころ」。
記事の左側には、足元のみが建ちあがっている建設中の東京タワーと
瓦礫の山にあぐらをかいてこちらを振り返る一人の作業員。
白黒の写真で漂うのは喪失感のようでもあり、輝く希望のようでもある。
微妙なバランスだ。
この写真だけを見ると、この建設物はこれから建ちあがるのか、それとも壊されたものなのか。
いや、もしかしたらこれで完成しているのかもと思える。
この写真は「東京タワーが建ったころ」(第三書館)から掲げられた岩永辰夫氏が撮影したものだそう。

恐らく観る人によっては全く違う感想を持つであろう。
ヒトの創造力というものは、こういった完成していないものから生まれるのだ。不安定であることから湧き出る安心感。

岩永氏は言う。
「打ち上がって消えてなくなるもの。とにかく写しておこう。
残しておかなくては、という気持ちでした。」
貧しくとも熱く、つかれたように大人が夢を語った時代は花火のように消えたのか。
生活の豊かさと裏腹に人間関係が貧しくなったかに見える現代で、東京タワーの下半身が見直されるのはゆえなきことではない。
昭和33年の暮らしぶりを描く映画「ALWAYS三丁目の夕日」ではこの下半身だけの東京タワーを、日本の復興を一瞬にして印象付ける記号として位置づけられている。
CGで再現したらしいが、スタッフの一人によると「むしろ未来を作るのに似ていた」という。
過去は確かに新しい。

そう、過去は確かに新しい。
我々が一歩前進するには、スタート地点である今を知るためにこれを築いてきた過去を知ることも重要。
そこに、新たな発見があるかもしれない。(A)

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お気に入り登録くださってありがとうございました。astak0501さんも建築の分野からLOHASを語ってくれるとうれしいです。私が知っていることといえば三井不動産がLOHASの分野で、かなり多くの特許出願をしていることと、アーティストの坂本龍一氏がプロデュースした建物ぐらいでしょうか。自分のブログもできるだけ毎日更新できるようがんばります。よろしくお願いいたします。

2005/11/12(土) 午後 11:31 [ - ]

こちらこそ訪問ありがとうございます!LOHASの分野での特許出願は知りませんでした。勉強不足ですね(^_^;)急いで調べてみます!本当に最近はこの言葉を頻繁に目にするようになりました。少しでも多くの人や社会が「LOHAS」に取り組んでほしい(というか自然にできるように)なと思います。こちらこそよろしくお願いいたします!

2005/11/13(日) 午前 0:06 astak

この作りかけの東京タワー、皆さんは遙か遠い出来事でしょうが、私はこの頃の東京タワーを見ております。私が小学1年の頃でした。あの頃、確かに裕福ではなかったが、家族の絆はあったし、父に権限も有った。私はガキ大将の後ろで集団が何で有るか、身をもって体験していた時代です。決して帰りたいとは思いませんが、セピア色の思い出です。

2005/11/27(日) 午後 3:43 [ san*o*ar*1991 ]

映画「ALWAYS三丁目の夕日」の世界ですね!私はまだ観ていませんが・・。裕福であることと、家族の絆を持つこと、両立できるといいのですが・・。最近は裕福になった分、妙な事件が多くなってしまいましたね。悲しいです。

2005/11/27(日) 午後 3:57 astak


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