建築士のつぶやき

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「ジーン・ワルツ」

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著者:海堂 尊
出版社: 新潮社 (2008/03)


◇出版社 / 著者からの内容紹介
産婦人科医・理恵――人呼んでクール・ウィッチ。医者がヒトの生命を操ることは許されているのか?
現役医師作家が挑む、現代日本最大の医療問題。
『チーム・バチスタの栄光』を超える強烈なキャラクターとスリリングな展開に目が離せません!

◇内容(「BOOK」データベースより)
桜宮市・東城大学医学部を卒業、東京・帝華大学に入局した32歳の美貌の産婦人科医、
曾根崎理恵―人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。
顕微鏡下人工授精のエキスパートである彼女のもとに、事情を抱えた五人の妊婦がおとずれる。
一方、先輩の清川医師は理恵が代理母出産に手を染めたとの噂を聞きつけ、真相を追うが…。

◇著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
海堂 尊
1961年千葉県生まれ。
2005年『チーム・バチスタの栄光』で第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、
同書は08年映画化された。現役勤務医としての知識と経験による圧倒的リアリティと
登場人物たちの強烈なキャラクターが多くのファンに愛されている
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


現役医者としての豊富な知識による表現は、緻密で、それでいて素人にも分かりやすく、
特に、理恵が顕微鏡をのぞくシーンは、細胞を通して、人の命を操るという、
倫理的にもとても微妙な心境を表している。
(ところどころにある、男性作家目線での女性心理描写にはいつもながら違和感を感じる。
このようなことを思われているのか。。。と。。。。)

経験のない私には、本当の意味での妊娠、出産が分からない。

ただ、理恵のひとつひとつの行動や講義などで、
いかに、新たな命が誕生するのは大変で、奇跡的なことなのかを改めて知り、
最後のシーンでは、それぞれの出産で、一緒に涙した。

日本における医療の社会的な問題を切に訴えかけている。
「代理母」は倫理的にとても難しい事ではあるが、
何か、解決するいい手筈はないものか。




今日も、幼児遺体が発見されたというニュースが流れていた。
このような事件があるたびに、折角授かった命なのに。。。切なくなる。

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