建築士のつぶやき

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八百屋とデパート

建築雑誌「GA JAPAN」の総括と展望という記事にて。

今回は山本理顕氏と二川由夫氏による'07建築の総括的な対談だったが
建築雑誌のあり方、ということも話題に挙がっていた。

イメージ 1 

「建築」というと、堅苦しく、
閉じられた世界のように感じられてしまうが、
狭く深く掘り下げ、時には対話できるような、
「八百屋」さん的な雑誌はやはり必要だし、



一方で

イメージ 2


CASAのように、広く浅く一般的にもさらっと読める
「デパート」的な雑誌もやはり必要。








読者が、その目的に応じて、読み分けていけばよい。


日々つくりつづけられる建物たち。。。

「デパート」の中にある「専門店」として、
個々が誇りを持っていけたら。。。


取りとめも無い文章、失礼いたしました。。。。。

ドリームハウス


年始第1番は青と赤のあの夫婦、手塚夫妻の2作品。

イメージ 2「陽を捕まえる家」   と      イメージ 1「回廊の家」

ナレーターがやたら「天才建築家、手塚」と「天才」を強調することに苦笑(手塚氏もきっと。。)しつつ、
建築家と施主との話し合いから、建物が出来上がっていくまでの過程を、楽しく見せていただいた。
雑誌で「作品」として観るのとは違い、映像で観ると、
ひとつひとつのモノを生き生きと感じ取ることができる。
実物を観たら、さらに素敵なのだろう!

なかでも印象的だったのは、「回廊の家」。

プライバシーを守りつつ、開放させるという、相反する難問を、
柱をなくした中庭をつくることで、見事に実現させている。

14mもの鉄骨の梁、大きな開口をつくる木製建具、壁面いっぱいの収納たちで
「こどもたちが走り回る」ための「回廊」が伸びやかにつくられている。

この無柱空間に通常の住宅建築の倍程度のコストがかけられていた様だ。

番組では、造る過程での職人さんたちの技や苦労も丁寧に描かれており、
家とは「つくるもの」だということを、改めて実感させられる。
(難しいモノをきれいに納めた後の職人さんたちの満足そうな笑顔も素敵!)

壁がつながっているトイレやお風呂は、個人的には使い勝手上、どうかと思うところもあるが、
それ以上に強い「開放性」を施主が気に入っているので、よいのだろう。

手塚夫妻の家は、建築家のエゴを一方的に押し付けるのではなく
施主の要望をしっかり取り入れ吸収したうえで、
建築家として提案してあげる、とてもやさしい家だ。



「気持ちがいいんです」


施主の笑顔がとても眩しい。


このようなお仕事ができたらいいな。。。

(※文中の写真はHPより拝借させていただきました。)

模倣

イメージ 1

中国では、いろいろなものを「模倣」していてニュースに取り上げられているが
「Wii」を「Vii」とは驚いた。。。
そこまで精巧に真似をする力があるのなら、オリジナルの開発に力を注いだ方がいいと思うのだが。。。

そもそも、日本なんて「模倣」の塊。

ちょっとお散歩すれば、イタリア風、フランス風、中国風、なんて、世界中のものたちの
「模倣」に溢れている。

ただ、日本の場合は、「模倣」+オリジナル、日本風にちょっとずつアレンジしていって
日本に馴染んでいく。

よく言えば臨機応変、悪くいえば優柔不断というか。。。



「模倣」というのはあらゆる分野にも及ぶ。



建築においても、感動をした建築たちの「模倣」を繰り返し、
オリジナルのものをつくりだしていく。

CADのデータを切り張りすれば、巨匠たちのディテールも簡単に実現できる時代。
「模倣」の切り張りでできたものでも、自分でつくったかのような錯覚に陥る怖い世界。

「模倣」で終わる事のないよう、自分を見失わないようにしたいものだ。
イメージ 1イメージ 2イメージ 3

友人宅へお邪魔した。

新築マンションで、1.2階のメゾネット。
おおきなテラスもついていて、とても素敵。

そして何より、ご夫婦のセンスで、室内はモデルルームのよう!
ひとつひとつがこだわりのある、素敵な家具や小物に溢れていた。

なかでも圧倒的な存在感は椅子たち!
(たくさん!!)

半世紀たった今でもなおも新鮮なデザイン。

見飽きる事はない。
それどころか、洗練されたデザインからチカラをもらえる気がする。

こういうものに囲まれて毎日を過ごせたら幸せだな〜♪

ご夫婦のモノに対する愛情、そして、そこから伝わる人柄に
とても癒された。


我が家に帰って。。。。

う〜ん。。。

これでは、洗練された生活は期待できないな〜。大掃除が必要だ。。。^^;
(捨てる勇気がほしい。。)

整理しましょう♪

イメージ 1

昨日につづき、佐藤可士和氏関連で。。。

本人著による「佐藤可士和の超整理術」という本があるらしい。

彼のオフィスは上の写真のように「何も」ない。
本当に、mac以外「何も」ない。外出のときに、かばんも持たないそうだ。

設計事務所では、あり得ない!!

整理術を身に付ける手順として3つのレベル、
「空間の整理」「情報の整理」「思考の整理」に分けているそうだ。

この本を読んだわけではないが、物理的な「整理」について個人的に思うのは。。。

「整理」の仕方というのは、その目的によっても違い
「何もない」ことが効率的になるとは限らないのではないかということ。

私の場合、気になるものなどを机の前にぺたぺた貼って、
机の上には未処理の書類や図面を並べて、
何も浮かばなくて困ったときには本を並べて。。。

「何もない」とかえって落ち着かなくて、お仕事もはかどらない(気がする。。)

これは「無」から生み出す、目に見えない媒体を相手にする「アートディレクター」というお仕事と
「土地」という最初から目に見えるものを相手にする「建築士」というお仕事の違いかな〜と思う。

ていうか、

ただ、単に、私が、整理整頓できない、ということの言い訳かな〜(笑)


機会を見て、ぜひ読ませていただきたいと思う一冊。

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