ブログ フリーザNo.79

「永亭フィールド全開」は、フリーザ軍の侵攻により生まれ変わりました。

歴史ミステリー

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北条氏は、数ある戦国大名のなかでも、領国支配や民衆支配の在り方がもっともよくわかる大名である。近世の先駆けと扱われることの多い織田信長の場合ですら、実はほとんど具体的な状況はわかっていない。そのため戦国大名の領国支配といった場合、必ずといっていいほど北条氏を事例にして語られている。しかもその在り方は、実は近世大名の場合とも、基本的にはほとんど変わっていない。

「文藝春秋SPECIAL 2016年春号 北条氏康「東国の雄」の百年経営術 黒田基樹」より。
 
 
 
一般教養向けの戦国時代関連の「文庫」「新書」「選書」で、「北条氏」を扱った本、多いと思いませんか。

「豊臣秀吉」「徳川家康」は、天下人。
「武田信玄」「上杉謙信」「真田幸村」は、人気者。
「織田信長」は、天下人? まあ、天下統一の礎を築いた人。そして、人気者。
関連書籍が多いのは当たり前。
 
「伊達政宗」「毛利元就」は小粒な人気者(小粒かそうでないかは、個人の意見です)。
最近は、大河ドラマ「真田丸」や「おんな城主 直虎」の影響でしょうか、「国衆」も人気です。
そこそこ関連本が出版されています。
 
「北条早雲(伊勢宗瑞)」や「北条氏康」も人気者でしょうが、「小粒な人気者」でしょう。
北条氏関連で一般向けの手軽な教養書がこのように多数も出版されるとは思えません。
 
では、何故出版されるのか。
秘密は前掲の引用文にあります。
 
「資料が多いから、いっぱい出版される」
 
 
私も北条氏をテーマにした新書本を多数所有しています。
その本のどれかのどこかにも「北条氏は資料が多いから、いっぱい出版される」と書いてあったと記憶しています。
 
8/13に記事「失業軍人の行方」を書いたとき、「文藝春秋SPECIAL 2016年春号」を引用しました。
その時、今回の記事で引用した文章を再読しました。
 
「北条氏は資料が多い」というのは単に私の記憶ではなく、専門家の発言として存在することの実証として、この記事の文章をここに引用します。


#フォトラ(130)
画像は北条繋がり。

失業軍人の行方

しかし、南北戦争の意外な余波も、日本に打ち寄せたのです。一八六五年、北部の勝利で戦争が終結した後、南軍から大量の失業軍人が出ます。その一部は海を渡って横浜にたどりつき、日本にお雇い指揮官として売り込みに来たのです。外国奉行や会計副総裁まで務めた幕臣で、『柳橋新誌』を著した成島柳北が、幕府の高官だったときに、面白いことを言っています。
「フランス公使ロッシュなんかの口車に乗ってフランス人を雇うと、事が大きくなって英仏戦争でも始まりかねない。長と幕府が両国の先鋒にでもなってバカを見ることになる。だから、外国人を雇うならアメリカの浪人どもがいい。アメリカの浪人を抱え込んで一手手合わせするほうが、国と国の関係がない分だけよかろう」と。 
興味深いのは、この時期、エジプトのムハンマド・アリー朝がオスマン朝から独立する画策をめぐらしており、そこでもお雇い軍人として元南軍の将校を雇用する計画が進みました。

「文藝春秋SPECIAL 2016年春号 山内昌之×佐藤優 大日本史1回 黒船来航とリンカーン」より。
(この連載は、文春で新書化されています)
 
米南北戦争後、そこで使用され用済みとなった銃が戊辰戦争に持ち込まれたのは有名な話ですが、南軍の失業軍人さんも来日していたのですか。
元南軍騎兵大尉は火星に行ったようですが(「火星のプリンセス」より)、やっぱり手近なところでエジプトか日本ということなのでしょう。
「ラストサムライ」でトム・クルーズさんが演じるネイサン・オールグレン大尉が北軍出身なのには、何か意図を感じるのですが、どうでしょうか。
 
 
 
1次世界大戦敗戦後のドイツの「ラパッロ条約」「中独合作」には、失業軍人対策の側面はあったのだろうか。
「ラパッロ条約 (1922)」には、「ソビエト領内でのドイツ軍の軍事訓練を認める秘密の付属条項」(Wikipediaより)がありますが、どのくらいの人数が訓練を受けていたのでしょう。
「中独合作」で、ドイツは中国国民党政府に軍事顧問団を派遣していたようですが、何人ぐらい派遣していたのでしょうか。
数十人ならともかく、数百人規模なら十分に失業軍人対策と言えると思います。それとも陸軍大国のドイツには、焼け石に水でしょうか。

当時のドイツは「国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)」の「突撃隊」以外にも政党が傘下に武装組織を持っていました。「ドイツ社会民主党」の「国旗団」や「ドイツ共産党」の「赤色戦線戦士同盟」など。
そういう準軍事組織も失業軍人の受け皿になったのでしょうか。
 
 
 
今回の記事も、「ブログ業務日誌(その9):紐付け記事」でも言及した、これから書く「架空世界考察」記事にリンクする記事です。
亡国や敗戦による軍縮で失業した軍人はどこに行くのか。
 
 
 
Wikipediaに「残留日本兵」の記事があります。
インドネシア独立戦争に残留日本兵が関与したのは有名です。

母国敗戦後、自分の意志で新天地・別天地にやってきた失業軍人と、残留日本兵は、カテゴリーが少し違うと思います。
しかし、リンクする「架空世界考察」記事で扱う、敗戦後の軍人の身の振り方としては一緒にして構わないと思うので、ここで取り上げます。
 
 
 
ちなみに敗戦した架空世界の国家は、ジオン公国ではありません。
 
 
以上
 
「テキサス共和国のメキシコからの独立」「アメリカによるテキサス併合」「米墨戦争」について、詳細をWikipediaで調べていた時、こんな感想を持ちました。
 
「満洲事変と似ている」
 
実際に、当時その類似性(アナロジー)を指摘したアメリカ人がいたらしい。
彼の名は、ジョージ・ブロンソン・レー。
それについての翻訳本も出版されています。
 
「満洲国建国の正当性を弁護する」2016/6/29 草思社 2376
「「満州国建国」は正当である」2016/7/23 PHP研究所 2160
 
ホットなテーマというわけでもないのに、なぜ同じ本がほぼ同時に翻訳出版されているのでしょう。
この本に興味があるのですが、どちらを購入したら良いのでしょうか。
Amazonの長文レヴューもなんだかよくわからない状態なので、それを読み比べるつもりもないです。
「満洲国建国」は正当だと、私も思いますが、それを「現在」においてもグイグイ主張するのは、なんだかなあと感じます。
 
「満洲国建国は正当」といま私が書いたことについて、語弊がないように、ちょっと書き足します。
中華民国という名ばかりの看板はあっても、全土を実効支配して主権を及ぼしていたわけでもなく、治安を維持していたわけでもないので、居留民の保護のため、勢力圏の支配強化を図る目的で傀儡国家を樹立するという方法はありです。
リットン調査団報告書が「内容的には日本にとって「名を捨て実を取る」ことを公的に許す報告書」(Wikipediaより)なのだから、うまく立ち回れば良かったのです。
本で読んだ知識の受け売りです。
「邪馬台国はどこにある その1」で書いた文章を引用します。

アマチュアなので、この説が正しいと主張するようなことはしません。
学者さんやプロのライターの掲げる説を紹介して、「この説は、私には説得力があった」「この説は興味深かった。面白かった」ということを紹介したいと思います。

 
 
 
 
 
「テキサス併合」と「満洲事変」にはアナロジーがある。
近年の事件でいえば、「2014年クリミア危機」にも両者との共通性が見えます。
「クリミア共和国とセヴァストポリ特別市の一方的な独立宣言(クリミア共和国の成立)、それらのロシアへの編入」(Wikipediaより)までの流れにアナロジーがあります。
 
 
 
この記事は、「ブログ業務日誌(その9):紐付け記事」でも言及したように、これから書く「架空世界考察」記事に内容がリンクします。
その記事は、「架空世界紀行」書庫ではなく、「レビュー: RPG(トラベラー)」書庫に収めます。その「架空世界」とは「トラベラー宇宙」だからです。
 

点の知識が線になる時

何かを勉強をしていると(何かを研究していると)、個別の「点」として得た複数の知識が結びついて「線」になる瞬間がある。
「線」がさらに「面」になる。
「面」がさらに「立体」になる。
 
その瞬間を体感するのって楽しいよね。
 
と、当たり前のことを言うことから始まる導入部です。
 
歴史を学んでいくときにも、「点の知識が線になる」瞬間があります。
「線から面になる」以降のことは、今回の記事ではオミットします。
 
私が歴史を学んでいて、知識が「点」から「線」になった例を3点、取り上げます(3線というべきか……でも、それでは日本語ではないですね)。
この3点以外にもあるかもしれませんが、今思い浮かびません。
「点の知識が線になった」のに、「この知識は、最初から線として認識した」と、記憶の上書きをしてしまったモノも多いことでしょう。
 
この記事で取り上げる3点は「クレオパトラ」「後鳥羽上皇」「淀君」という3人の人物についてです。
 
クレオパトラについて。
10年以上前、DVDデッキを購入した時、たまたまタイムボカンシリーズのゼンダマンの最終回が放送されていたので録画したことがあります。
ドラマやアニメの最終回セレクションでも作ろうかなと。
ゼンダマンの最終回で、ゼンダマンとアクダマンのドタバタ時間旅行シーンで入浴中のクレオパトラに遭遇してビックリという場面がありました。
クレオパトラの声の出演は島本須美さん。クラリス、ナウシカ、レイア姫、セーラ・クルー、音無響子……日本で一番のプリンセス・ヴォイスの持ち主だと私は思います(早川健の意見は違うかもしれません)。
 
ゼンダマンでのクレオパトラを見ればわかります。
古代エジプト史に詳しくなくてもいい、古代ローマ史に詳しくなくてもいい、クレオパトラは子供にもわかる美女のアイコンなのです。
 
そして、ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)。
消えた盗んだ出た来た、見た、勝った」「賽は投げられた」「ブルータス、お前もか」というカエサルの言葉は、古代ローマ史に詳しくなくても知られている名言でしょう。子供でも知っているかもしれません。
 
ローマ史を学んでいくと、「シーザーとクレオパトラって、同時代人だったの?」という「点」が「線」になる瞬間があるのです。
カエサリオーンっ!! エイドリアンの発声で)
 
その瞬間、私はいつだったかな?
宮尾登美子さんの「クレオパトラ(1996)」や島本和彦さんの「ザ・勝負!!1995)」を読む以前だと思いますが、定かではありません。
 
 
 
続いて、後鳥羽上皇について。
源平合戦は、頻繁にドラマ化されているので、物語の筋は日本史に詳しくなくても知られています。
平家に連れ去られた安徳帝に代わり後白河法皇により擁立された幼帝。ドラマでは子役が演じる脇役。
 
源平合戦から数十年。承久の乱の主人公、後鳥羽上皇。
彼こそあの時の幼帝なのです。
 
「点」が「線」になる瞬間。
母国の歴史は、系統立てて学ぶ前に、ドラマや小説で部分的に知識を得てしまうので、起こりうることです。
外国の歴史でもクレオパトラのような著名人がいます。
歴史に詳しくなくても、桜の木を切ったことを正直に告白した少年や、パンの代わりにお菓子を勧めてくる王妃の話は聞いたことがあるでしょう。
 
 
 
最後に淀君について。
いま振り返ると、お恥ずかしい話ですが「北の庄城落城後、豊臣秀吉に保護されたお市の娘たち、三姉妹の長女」と「豊臣秀頼の母親」が同一人物とは、最初は認識していなかったのです。
本能寺の変で終わる織田信長が主人公のドラマをまず視聴して知識を得た結果かもしれません。
「点」が「線」になったのは、中学生ぐらいのころでしょうか。
 
 
 
 
 
 
子役といえば、俳優の伊藤淳史さんがチビノリダーだったというのを認識したのも、知識の「点」が「線」になった瞬間でしょうか。
 

皇帝に似ている

ドナルド・ラムズフェルド氏がジョージ・W・ブッシュ大統領のもとで国防長官だったころ、反対派から「皇帝に似ている」と非難されているとの報道を新聞で読んだ記憶があります。
 
行動が?
容姿が?
 
いや、容姿を非難してはダメだろ。
容姿が似ていることに絡めての、行動への非難だろうか?
 
当時、私はパソコンを所有していなかったので、ラムズフェルド氏の容姿を容易に調べることができません。
著名人とはいえ、外国人であるラムズフェルド氏が写ったニュース画像を見ることもありませんでした。
 

私は、海部俊樹氏が総理大臣に就任する以前から新聞報道でお名前を存じ上げていましたが、顔は知りませんでした。
同じ日本人でもそんなものです。

新聞報道だけでなく、「こち亀」でもやたらと海部氏の名前の言及があったと記憶しています。
”海部 こち亀”で検索しても、「日本の首相は泉谷しげるじゃなくて海部だぞ」のネタしかヒットしません。
また調べ事が増えてしまった。

閑話休題

 
その後、ローマ教皇ベネディクト16 (在位:2005419 - 2013228日)が「皇帝に似ている」のネタになったのは、2009年にパソコンを購入したので、知っています。
 
このネタを受けて、「皇帝に似ている」別のキャラクターを探したことが私にはあります。
 
そして、見つけたのがこちら↓。
 
イメージ 1

 
この白タイツの男性は、「皇帝に似ている」ではなくて、「皇帝」なんですが。
 

フランツ2世(神聖ローマ皇帝)

「東と西、皇帝は常に2人」(Rule of Two)の原則を破り登位した皇帝ナポレオンに三帝会戦(アウステルリッツの戦い)で敗れ、愛娘を差し出したことにより暗黒面に堕ちた暗黒卿の一人

 

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