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千葉ポートタワー&周辺&修士

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卒業以来6年ぶり

自分ももうすぐ33になる

その後どうなっただろうかとたまに思い出しては気になっていた。

今日は何も考えず、体が勝手にこの場所に向かっていた。

大きなマンションが出来ていたり、結婚式場が出来ていたり

でもまだまだ空き地だらけだった

開発が遅れているのだろうか





この場所に来ると、当時のいろんな記憶や感情が蘇って来て苦しくなるのではないかと思い、ずっと避けてきた。

でも時間が経ったせいか、不思議と何も感じなかった。

良いことなのか、悪いことなのかはわからない

もう自分の中で昇華したのだろうか

家族連れでいっぱいの光景は6年前と変わらなかった。

海辺では潮干狩り、芝生ではキャッチボールにフリスビー

そこにいる人は変わったかもしれないけれど、風景は変わっていなかった。





社会人になってから、変わることばかり考えてきた。

自分がどうならなければいけないか。
何をできるようにならなければいけないか。
考え方を変えなければ…見方を変えなければ…

変わることばかりで、いつの間にか自分ではなくなってしまいそうだった。

毎日自己否定しているようで、ただただ苦しかった。

変わらないものを見るとどこかホッとする

変われない自分をそっと抱きしめてあげよう

製本。

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先週の金曜日に大学の研究室の飲み会があったので、OBとして参加してきました。


研究室も新しいメンバーになって、新しい1年が始まったようです。


飲み会の雰囲気も学生独特のもので、若い人達からエネルギーをたくさんもらいました。


まだ卒業して2ヶ月半しか経ってないのに、ずいぶん昔のことのように感じます。。。










それともう一つ。


私がまとめた修士論文(設計)の製本が出来上がりました。


黒本と呼ばれるもので、大学の図書館に貯蔵されるもの、研究室に保管されるもの、そして私が持つも


の。


この世に3冊しかない本です。








自分も修士論文をやり遂げたんだな〜。


苦しかったな〜。(泣)


今頃になってやっと実感が沸いてきました。


でもやっぱり頑張ってやり切ってよかった。


これはきっと一生の財産になるんだろうな〜。


そんな風に思います。








このブログも修士設計と共にスタートしたものです。


おそらくこの記事で修士設計に関する記事も最後になります。


う〜ん。。。


このブログも今後どうしたらいいんだろう……。。


最近はほとんど更新もしてないし……。。


新しい明確な目標が無いと、なんか毎日にしまりが無い……。。


一級建築士もまだ気持ちが弱いのかな……。。


必死に頑張ってない自分がいます。。

修士学位論文(後編)

それでは後編です。

あとは基本的に図面と模型写真になります。










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博物館の2階部分と地下1階部分。
そして立面図と断面図になります。
敷地内に引き込んだ海水をランドスケープの一部として、癒される休憩スペースが配置されています。







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これが模型写真と風景写真を合成したものです。
夕焼けをイメージしたなかなか良い写真でしょ??







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これは集合住宅部分の図面です。
ちょっと見辛いと思いますが……。。
西側である海側に大きなアトリウムを作って、海との関係を豊かにしています。
逆に住居は全室南東向きです。







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これが海側のアトリウムと後ろに続く並木道。
もちろん合成写真ですが、なかなかの出来だと満足しております。







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これが海側部分の全体の様子です。
なんだか楽しそうな街になったと思いませんか??







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これが海上の広場の様子です。
人がたくさん集まって、楽しく会話したり、海を眺めたり、散歩したり………。。
こんな風景が見られたら楽しいだろうな〜。







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そして結論はこんな感じです……。。
このあとに「謝辞」があるのですが、個人の名前を列挙しているので、それは載せるのはやめようと思います。





なので、ここで改めてブログを通して私を、そして私の論文を支えて下さった皆様に「謝辞」を書きたいと思います。









謝辞

 本研究をまとめるに当たり、励ましの言葉を送って下さった皆様に厚く御礼申し上げます。あまりの苦しさに愚痴を吐いたり、泣き出したりしてしまった私を、皆様は優しく受け止めて下さいました。皆様のお力無くして今回の修士論文(設計)を乗り切る事は出来ませんでした。言葉では表現出来ない程感謝の気持で一杯です。本当にありがとうございました。

                                    
                                    2008年2月28日 hiro

修士学位論文(中編)

それでは中編です……。







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軸線と広場の計画の終わった敷地に施設の計画をしていきます。
基本的には千葉市が出しているテーマに沿ったもので、ホテル、客船ターミナル、集合住宅、博物館、研究所、店舗、の提案となります。
再開発である以上、容積率はできるだけ使い切りたいところです。

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プロムナード側には店舗と高層オフィスを配置します。
ここで注意しなくてはいけないのは、千葉ポートタワーのシンボル性です。
タワーよりも高い建物を建ててしまっては、タワーのシンボル性を損なってしまいます。
しかし、容積は余っている……。。
となれば、低層に店舗を配置し、高層オフィスとの複合施設とするのが良いと考えました。
さらに高さをタワーへと連続させることでタワーのシンボル性を残します。

また、この地区は南西方向からの風が強い……。
そこで建物の平面を卵のような形にして風を受け流すような工夫をしました。
さらに、この地区の軸線性は継承できるように配置しました。







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C棟を例とした詳細図です。
ただ、このプロムナード側は今回は簡単なヴォリュームの提案で止めておきたいと思います。







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ここからがウォーターフロント、水辺といった計画に入っていきます。
まずポイントになるのが「水際線」の存在。
ウォーターフロントも水辺も「水際線」をまたいで陸域と水域の両方を含んでいます。
しかし、ウォーターフロント開発にはおびただしい数の法律が関わってきますが、そのすべてが「水際線」によって分けられているという事。。。
「海」は「海」。
「陸」は「陸」。
そのように分けられているわけです。
法律が分けられてしまえば、管轄も全く違ってきてしまいます。。。

実際にこの千葉みなとで行われている計画も、陸側は「UR」が再開発事業を行い、港湾部分は「県の港湾局」が港湾計画を行うということで、「水際線」によってまっ二つに分けられているのです。

日本には、まだ「水際線」をまたいで開発できるような法律がありません。
しかし、魅力的な水辺を形成するためには、「水際線」をまたいで、陸域と水域の両方を同時に計画しなければいけないのではないでしょうか??
それが「海」と「街」をつないだ、「海」と豊かな関係を持った街づくりに繋がるのだと思います。







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そこで水際線をまたいだ3種類の提案をしたいと思います。

①建築でまたぐ。
普通なら水際線は敷地境界線となってしまうので、またいで建物を建てる事はできません。
しかし、ホテル機能と客船ターミナル機能は密接な関係があるので、一つの複合施設としてまとめてしまうことが出来るのではないか、ということです。
ホテルのフロントや事務室を2階に配置し、宴会場なんかは1階に配置する。
ターミナルはチケット売り場や事務室、待合所を2階に配置する。
つまり、2階部分に主要な機能をもってきて、ブリッジでつないでしまえば、効率の良い、より関係性の持った複合施設になるのではないか。
といった提案です。
これは同時に水際線をまたいだ提案であると言えると思います。




②海水を流入させる。
ここでは敷地内に海水を流入させると同時に、海水の自然浄化システムを提案しています。
まず、海を横断するデッキの真下にカキ棚を設置しておきます。
カキの浄化能力は(400ℓ/個・日)。
1日に1個当たり400ℓもの海水を浄化することができるんです。
そのカキを何千個、何万個と並べる事ができます。

そのカキのフィルターを通って、浄化されてきた海水を敷地内に引き込みます。
このときには潮の満ち引きを利用します。

まず、満潮のときには北側の水門を開けて、南側の水門は閉めたままにしておきます。
そうすると、自然と浄化された海水が敷地内に入り込んできます。
その引き込んだ海水は、市民の憩いの場となったり、博物館のランドスケープとなったり、研究所の研究用水として利用されたり、また市民の憩いの場となったりします。
市民が海を近くに感じる事が出来ます。
さらに、水草が植えてあって、そこでは水中に酸素を発生させる事が出来ます。
青潮なんかも発生しやすい場所なので、とても効果的なことなのです。

そして干潮の時には、北側の水門を閉めて、南側の水門を開けます。
そうすると、浄化されて酸素をたくさん含んだ海水は、また海へと戻っていきます。




海面の振幅の差が1日に1m、1日に2回潮汐があるという計算で、1日に約1万トンもの海水を浄化することができます。
潮の満ち引きを利用しながら、水門の開け閉めをするだけです。


本来「海水」は「公水」であって、敷地内に引き込むようなことはできません。
しかし、これだけ環境に貢献できるのであれば、やるだけの価値はあると思います。

そして、これも水際線をまたいだ計画であると言えると思います。



③人の通過、風の通り抜け。
集合住宅の部分で特に意識したとこが、ポートタワーやポートパークから来た人が海へとアクセスし易くするという事。
そこには人工の干潟があって、海の生物と触れ合えるということ。。。
そして、逆にポートタワーやポートパークへと向かう人が潮の香りを感じながら並木道を歩いていけるという事。
人も風も通り抜けが出来て、陸地と海の関係が豊かになるということです。







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1階平面図です……。。
細かくて見えないですかね……。(苦笑)
上で説明した、②、③の部分がなんとなく伝わってくれるとうれしいです。。。。







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ホテル兼ターミナルの図面です。
上で説明した通り、①の部分が伝わるでしょうか??
2階部分に重要な機能を集めてブリッジでつないでいます。。

修士学位論文(前編)

それでは、私の修士学位論文(設計)をご紹介したいと思います。

容量が大き過ぎて一度に載せられないので、3回に分けたいと思います。

興味のある方はお付き合い下さい。





















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まずは最初の表紙となるタイトルです。
提出したものには「大学名」「自分の名前」なども書いてあるのですが、今回は伏せさせて頂きます。







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タイトルを加えた模型写真、空は合成して違う写真を使わせて頂いております。







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目次……。







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ここからが本編になります。
まずは「社会的背景」。
「港湾」と言えば「産業」のものという常識が無くなり始めている今、都市と水辺がどのように関係性を持っていくべきかを、社会に問いかけるものです。
ちなみに背景写真は完全に合成写真です。(笑)
この場所でこんなきれいな夕焼け見られるわけないし……。。







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私が今回対象敷地として選んだのは「千葉中央港地区」と言われる再開発地区の一部で、元々は工業用地として使われていた場所が、再開発のために更地になった場所です。
ここでは、実際に行われている再開発の様子や近年の移り変わりを簡単にまとめてあります。







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ウォーターフロントの開発手法は5つあります。
その中で、今回は「再開発」ということになります。
一般的に「再開発」というと高層オフィスビルや大型ショッピングセンター、高層マンションなどが計画されます。
この場所でもそういったことは必然的に求められて来ます……。

また、水辺を計画するわけですから、護岸の計画も大切になります。
現在は「直立型」ということでガチガチに固められた埋め立て地ですが、少しでも親水性を持たせて、市民に開いたものを計画していかなくてはいけません。







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同じ千葉県でも、他にもウォーターフロントの開発が進んでいる場所があります。
幕張はもうずいぶん前から開発が進んでいますが、南船橋はまさに現在進行形といったところです。

幕張は海側に緑地帯を設けていますが、それは防風林としての機能のためであって、市民の生活から海は切り離されています。
南船橋はわずかに親水公園はあるものの、陸側の開発に集中しているため、海はあまり意識されていません。
今回の対象敷地である千葉みなとは周りは工業用地に囲まれていますが、この場所が市民のための街となるためには、親水性のある海と豊かな関係性をもった街づくりが求められていると思います。







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人の水辺に対するイメージと、水辺の開発の事例をまとめたものです。。。
ま〜、ここはいろんなところからの引用なので、サラッといきましょう…。(笑)







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この敷地についての特性です。
まず、千葉みなと駅を降りた人は歩いて海風の道を通って敷地にアクセスします。
そうすると景色の良い、視界の広がる場所に出ます。
そして視線の先に千葉ポートタワーを見つけます。

また、この湾になっている海は元々船のドッグがあったり、産業製品の輸送に使われていたのですが、現在は再開発のために更地となったため、一まず「役目を終えた海」となっています。残っているのは災害のときのための耐震バースと小麦の共同サイロのみとなります。

また、この地区には明確な軸線が存在します。
東西方向から約38°北へ傾けた角度とその軸線に直交する軸線で、碁盤の目上とまではいかないけれど、ほとんどの道路はこの軸線にならって作られています。

この敷地を読み解く上で重要になる「千葉県立美術館」はこの軸線に明確に合わせて作られています。
またもう一つ重要な「千葉ポートタワー」はこの軸線の中心的存在であり、さらに真上にのびる軸線を形成しています。
つまり、この敷地には重要な軸線が3本あることになります。







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これらの特性をふまえて、この敷地に新しい軸線の計画をします。

まず重要になるのは、人が駅からアクセスしてくる①の地点。
そしてそこから必ず見るであろう千葉ポートタワー②の地点。
この①②を結んだ新しい軸線の計画が1つ目の軸線。

そして交通量の多い③の地点から①②の軸線に直交するように、海まで抜けるように引いた軸線。
これが2つ目の軸線。

そして、千葉県立美術館のメインアプローチである⑤の地点から海まで抜けるように引いた軸線。
これが3つ目の軸線であり、美術館、プロムナード、プロムナード側の敷地、海側の敷地、海、これらすべてを1本で結ぶ軸線となっています。







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次に海側の広場の計画となります。
親水性のある水辺には必ず人が大勢集まります。
そこで3カ所に広場を計画します。

まずはやはり重要な①の地点。
ここでは視線の広がりと開放感を意識した広場計画となっています。

次に海の上の②の地点。
ここは軸線のぶつかる場所であり、通行人も多く、人が溜まることが予想されます。
大きな広場を形成し、陸地と海上をつなぐものとなります。

最後に③の地点。
ここは方角的にも西側になるわけですから、落ち着いた雰囲気の憩いの場となる広場になります。
そこには人工干潟を形成し、海の生物の観察などができるようにしてあります。

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