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我が家の仏壇は20年近く前に私の母が亡くなった時に仕方なく買ったものです。
仕方なくというのは元々母も神仏を拝む意志や習慣がなく、父の位牌もポリ袋に入れてタンスの中へ放り込んでいたぐらいです。
葬式や法事で親類の者が集まるので位牌を床に置いてお経を聞くわけにもいかず、つまり仕方なく購入しました。
そんなわけでたまにご飯や水を供えても取り替えるのを忘れます。
長女の婿は大阪のきちんとした家の育ちで、信心深いというほどではないのですが、幽霊の存在を信じるタイプで家に入ったら必ず仏壇に手を合わせます。
その際孫にも「まんまんちゃん、あん」ってしなさいと、声をかけて一緒に拝みます。
時にはご飯が固く干からびていることもあり、あわてて「おじーちゃん、まんまんちゃんのご飯が固くなってるー」と走って持ってきます。
最近では必ず自分で真っ先に仏壇の前へ行ってご飯や水や花まで確認しています。
妻と私はそんな孫を「まんまんちゃんチェッカー」と呼んで、来る予定の日には花を買いご飯をよそい直して無事チェックが通るようにと祈ります。
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