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経営戦略とは何か?
あなたならどう答えるだろうか?
いろいろあるとは思う。
だがあえて言うなら経営戦略とは優先順位付けである。
これは私の好きな経営者である、ヤマト運輸前社長【小倉昌男】の言葉だ。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/
なんでも一番という社長はとても多い。
しかし、優先順位をしっかりつけてないと現場に混乱を招く。
あるときは、これをがんばれ!
また違うときにはこれが大事だ!と、その場その時により、言ってることがコロコロ変わる。
そして、「社長がまた言ってるよ」と社員からは冷たい陰口が…
社長が孤立してしまっては、強いチーム作りは到底不可能。
会社に混乱を招くのが社長の仕事…
笑えないが実話である。
どうだろう、企画は立ち上がるが、結局うまくいかず…
全てが中途半端に終わっていないだろうか?
この仕事、この分野etc…。
すべてに力を入れていればキリが無い。
会社の資源といえば、人、物、金、時間。
それをどこに集中的に投入するかが重要なのである。
資源は限られているのだ。
歴史は我々に色んなことを教えてくれる。
その一つを紹介しよう。
天下に最も近い人と恐れられた海道一の弓取【今川義元】
2万5000の大軍をひきいて西上を計ったが、尾張桶狭間で織田信長に奇襲され、討ち死に。
彼に敗北をもたらしたもの、それが資源をまんべんなく分散させるという判断ミス(戦略)なのである。
一方、織田信長は今川義元にはとうてい及ばない3000人という軍勢(資源)を一箇所に集中さた。
局地的な密度を今川軍より濃くしたのである。それによって彼は勝利を収めた。
この二人の運命を決めたのも戦略なのだ。
あれも大事、これも大事と言ってるようじゃ、私は戦略を知りませんと白状しているようなもの…
何でも大事が一番最悪なのである。
例えば建築現場でよくある【安全第一】の指標。
しかし、これも優先順位がしっかり定まっていないとどうなるか?
ほとんどの現場で上司からなんと言われるか?それは、【効率第一】だ。
言葉は違ってもニュアンスは同じである。
そして、結果として職人は無茶をしてしまい、事故の発生率は高いままなのだ。
そこでこの現場に【安全第一、効率第二】と徹底させればどうなるか?
事故は減り、しかも効率もよくなるという嬉しいオマケまでついてくる結果になるのである。
しっかり優先順位を考える。
これは一番、これは二番と優先順位を付けること!そして、それを社員に徹底させる。
首尾一貫した考えの下、経営をおこなうことだ。
さあ、白い紙とペンを用意して欲しい。
そして、取り組むべき項目をドンドン書き込んで欲しい。
その項目に重要なもの順に数字をふるのだ。
今のこの時間がいかに重要な時間であったのかは、後々気づくことになるであろう。
最後に、経営とは孤独で辛い旅のようなものだ。
それを回りは理解してくれないだろう。
でも忘れないで欲しい、アナタを応援する人間がいることを。
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