狐日和の今日と明日(きつねびよりのきょうとあす)

欠伸を一つ。夕焼け空に雲一つ。お昼寝しながら夢一つ。

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桜の花びら

気が付けば、桜の花が散った。

桜の花芯は、咲き初めの緑から段々に赤に染まっていく。
そんな中、花びらはずっとふわふわと柔らかな色をしている。

大風の日、近所の大きな桜の木は満開で、表に出ると道路が花びらに埋まっていた。

花びらは上から下にストンと落ちてくることがない。
はらはら、ひらひらとその小さな体に風の抵抗を受けて落ちてくる。
音もなく落ちる姿に音を感じるのはなぜなのでしょうか

花びらというものは、触ってはいけないとは思いつつ、つい触りたくなってしまう危険物だと思う。
薔薇も山吹も雪柳も春の花は、久々に見える色彩だからか一層魅力が高くていけない。花に負担ががかるからと一応自分を抑制している日々なわけだけれど。。

そんな花びらが足元一面に敷き詰められているのだ。
すくってみたり、蹴り上げれば、まるで池面を泳ぐ鴨か何かのように、花の中に進んだ道ができ、花旋風が起こっては消えていく。
花弁で溢れかえった道そのものが、何かの生物の鱗か毛皮のようにも見えてくる。
咲き終えた花弁は、先が縒れ、萎れ始めていても、生々しい何かに満たされてみえる。

先日東京に来た友人が、東京の人は桜が好きすぎるといったけれども、
総て華やかに、咲き、降り、乱され、そして消えていく。。

本当に何故でしょう。
好きになるのに理由なんてものは総てあとづけ。
わからないものだと思う。

樹上にはすっかり赤くなったガクとさわやかな葉の緑。
どこまでも、なんとも綺麗な花だと思う



イメージ 1
先日、いつかと思った神保町のブックフェスに初めて参戦してみた(*´-`)
いや、もう、ほんと、大変危険極まりなくて涙が出てくる。

各国料理の屋台は美味しそうだし(ビール飲みながら売ってる中華屋台などあり)、
本が。。

出版社ブースの本(中古ではなく出版社在庫)が基本半額_:(´ཀ`」 ∠):
子供向けも洋書もいっぱいだし、紙問屋さんのブースも楽しい。
場所柄レコードショップのブースもあり。

短時間でさらりと行って帰る予定も、
予算も、
予測体力限界も、

自制心が消えた瞬間、記憶にあらず。
一応、通常書店で買いやすいものは止めようって思っていたのだけれど、
気が付けば、どれもこれもがオーバー、オーバー、オーバー。

丸善さんの2万円超え辞書が3000円(タイムセール、昼間は5000円)財布の紐が緩む方に引かれてしまう。

早川さんのワゴンはすべてサイン本、岩波新書が1冊100円、初めての出版社さんの「うまい魚の見分け方」も大変面白そうだった。創元さんも大好きだけれど今回はどうにか逃げた。きっと書店でお会いしませう。

本屋では、お目当てなんて作らず開いて読んで決める私も、今回ばかりは目当てを決めて一番最初に平凡社さんの東洋文庫( *´艸`)
丸善さんの本店で手にした「シャマニズム〜アルタイ系諸民族の世界像」が面白すぎて

箱入りの本は、中身確認の手間もあり、ちょっと手に取りにくくもあるのではありますが、箱に入れたくなるのがわかるクオリティ♡

歌も「聴く」もの、「歌うもの」があるように、
本も「さらっと読むもの」「読み返し、かみ砕いて楽しむもの」の二つがあって、
東洋文庫さんは後者。

本や情報が消耗品的になって来ている近年とは思うのだけれど、
こうした本には、「消耗品にはならないぞ」って矜持と読者を本が食うのじゃないかってほどの自信がたっぷり詰まっていると思う。

こういう本を自分なりに読みこなし、かみ砕いて楽しんだ時の気持ちよさ、知っている知識とリンクした時には、本当にとろけそうなほどに幸せで、脳内麻薬の数値が出るならずいぶん随分なのだと思う。

「知る」ことを怠れば生きていくのができないような「今」ではないけれど、
今の「ヒト」があるのは「知る」のが本能の次に覚える最初の贅沢だからじゃないかしら。

神保町は、大変危険な所です。
ブックフェスでは不思議な題名の本や財布の忘れ物の放送たくさん。

次から次にかったもののページをめくりだしてしまっているお仲間さんの姿がはっきり想像できる。手の中にあるときめきを読み始めない理由などない。

来年も11月の初めごろ、本好きの理性がポンと霧散する危険イベントが開催されることでしょう。


私も2-3冊で終えようなんて、自分を甘く見すぎていたのだと思います(-.-;)y-~~~
来年行かれる方は、頑丈な肩掛けバック持参をオススメします


12月の31日+11月の30日+10月の31日=92日
9月は30日で、今日は25日。
23日秋分の日に残り日数100となり
2桁の日々が始まりました。
 
短いでしょうか、長いでしょうか。
 
たった一度の出会いで
転職を決意した人を知っています。
 
2週間で、結婚された方も知っています。
たった5分の出会いが、数年の付き合いになっている友人もいます。
 
何年も同じクラスにいたって、互いにたいして知らないまま卒業した人もいます。
何年も経ってから、共通点が少ないと思っていた人に、共通の方向性があったのかって互いに当時が惜しく、これからを大事にしている人がいます。
 
今年を振り返る時、身近なことは思い出しやすいもの。
 
90云日の中で1回でも一緒の時間があれば、相手の2017年の振り返りイメージは、貴方のもの、、、かもしれない(笑)
ちびさま達の今年のイメージ、年末休みにゴッソリさらうパパさま達もいるんだろうね。
 
これから98の夜と97の朝がある。
何人の2017のイメージに貴方の色を落としていきますか?

急ぐ2人

渋谷駅で、中学生位のダッフルコートの女の子が、
白いリュックを背負ったお母さまらしい女性と手を繋いで走っていく。
駅の雑踏の中、
手を繋いでいたら早く走れないだろうなぁ・・・

なんて、前行く2人に思ってる。

階段前で、気付いた2人なのだけど、
手を離したらお互いの速度を気にしてスピードが逆に落ちてる。

早く行った方がすぐに止まって待って走り出すから、
互いにつどつど止まっている。

何処に急いでいるのかわからないけれど、
焦る仲良し親子にほっこりしている。

素敵な2人が、目的時間に間に合いますように。

好きでいるのは難しい



正月明け、お肉が食べたいという友人と羊を食べに行く。
 七輪に、丸いモンゴルの兜のような形に盛り上がった天板に羊の脂がつやつやと
 広がり、3.5センチ角ほどの羊肉の端がクルリとまくれあがっていく。
 羊の香りを嫌う人も多いのだけれど、私も友人もその類には縁がない。

 彼女がこれまで一番好きだと言っていた「お肉」。
 最近はお寿司やてんぷらがその地位を脅かし始めたなんて話を聞きながら、
 そういえば、自分は何が一番好きなんだろうか。
 なんてふと考えた。

 久しぶりの再会に、最近どうだこうだと話をしながら、
 ジンギスカンの黒い溝にたまっていく脂を見ていたら、

 ふと分厚い脂身を焼きながら、その中が油になってふつふつと沸騰している姿を思い出す。
 あれは一体、、いつどこで見たものだったか。

 そして、「犠牲の羊」という言葉が浮かび、
 和的ではないけれど「祝う」と考えると正月の羊はある意味正しいと思う。

 一般的に犠牲の羊といえば、神にささげられる生贄をさし、「スケープゴート」などとも称される。
 そこに間違いはないのだろうけれど・・・・・・・・

 私たちは、羊というと羊毛羊を思い浮かべるけれど、
 実は尻尾が脂身の塊として肥大した脂尾羊というのがいる。
 私たちが羊毛用として見ている羊たちは、衛生上の問題でドーベルマンのよう断尾されているのだけれど、
 脂尾羊は、その尾を食用として太らせた羊。

 主に中東や中央アジアで飼われていて、大きくなるとボコボコと尾が体の1/3以上ほどにも膨れ上がる。
 大きいものだと、引きずって歩かないように尻尾の下に飼い主が小さな荷車を取りつける。
 
 で、人がご飯を作るとなったら、その時々で尾をスパンと切って調理していたらしい。
 芯になっている尾さえ切らなければ羊も痛みを感じることもない。
 (今は尻尾1本売りのようなので、旧来の通りかどうかわからない)
 
 はじめてその羊を知ったときは感動で、
 その身を犠牲にするといっても、命を犠牲にしなくても良い羊はいるのだなあとシミジミ思った。 

 何の本でそれを読んだか、今はもう覚えてもいないのだけど。
 中東もそうだけれど、今もモンゴルなどで食べられている脂尾羊。

 都内で食べられるのはどこかと探し、
 有志を募り(脂尾羊の写真を見せたら、グロテスクすぎたらしく行ってくれるという人が中々見つからなかった)、
 両国のモンゴル料理屋に行った。

 脂肪の少なかった時代、巨大な脂身を食べることは贅沢なことだったのだろうけれど、
 現代の私には、期待は膨らんでいたものの、「大きな羊の脂」以上の味への感動は見つからなかった。
 まずいわけではないけれど、今の食事は贅沢なのだろうなとしみじみしていた。
 
 みんなで上か下への期待をしすぎたねって言いながら、
 モンゴルの不思議な飲み物で乾杯しつつケラケラ笑った。

 ずっと昔、巨大な脂身を食べたくて食べたくて仕方ない人がきっといたのだろうと、
 もぎゅもぎゅと脂の旨味が溶けてくる脂尾羊を噛みながら贅沢になってしまっただろう現代の食卓を思う。

 皮の厚みがが1尺ある鮭がいたら・・・と言った前田の殿様、日本の現代人と同じようにカロリーの高い
 食べ物も沢山食べていたら、同じ言葉を言っただろうか?

 ある程度、食べたいものがなんでも食べられる時代にあって、
 つきつめるように何かを好きであるというのは、じつはとても難しいことなのではないかと、
 そんな風にも思うのです。


 

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