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今日は、月に一度の練習会の日。長居であつまる予定。
昨晩、偶然テレビのニュースの情報欄で教えてもらった、ダーウィン展が、長居公園内の自然史博物館でやってることを知って、ちょっと早く行って、見てきました。
私ってこういうの、結構ラッキー♪
長居から公園内を延々歩いて、600mって看板がうらめしかったくらい、暑かったわ。
外の3階から入口を入り、展示場へ。
とたんにクーラーの効いた室内。うれし〜〜♪
ダーウィンの両親の系統から始まりました。
この展示会、チャールズ・ダーウィンの経歴をたどりながら、研究した結果や、現在の生物学のところまでたどりつくように、展示が続いていました。
チャールズ・ダーウィン(1809〜1882)。イギリス生まれ。父親も医者で発明家、自然哲学者の実業家。おかねには困らなかったダーウィンは父から財産を受け継いだのです。母はウェッジウッドという陶器の会社の創設者の娘。ダーウィン家のひとはウェッジウッド家と結びつくことが多かったし、ダーウィン自身も、いとこのエマ・ウェッジウッドと結婚しました。
ダーウィンは最初医者になるはずで、スコットランドのエジンバラ大学へ行ったものの、医者に向かないと、勉強を放棄状態で、父が今度は牧師にさせようと、イギリスのケンブリッジ大学へ行かせたんですね。自然を研究しながら、牧師をしようと思っていたチャールズが、恩師を通じて、ビーグル号の世界周航にのらないかと、さそわれ、そこから運命が変わったのです。
ビーグル号は2年の予定を5年かけて、海図の作成を目的に世界周航をしたのですが、ダーウィンはその各地で(特にガラパゴス島が特集されてました)植物、地質学、昆虫、動物の採集をして、研究をしました。その成果で、帰ったころには、自然史学者として、有名になっていました。
そのあと、持ちかえったものを元に研究をつづけ、進化論の着想を得たようです。
「生命の系樹」のペンがきのノートをみました。
生命がもとは一つであって、そこから、枝のように分かれ、A、B、C、Dとあちこちに枝分かれしたものの帰結したところにあるのが、種。なにも記号がかいてないのは、絶滅種。
「種の起源」が発表されたのは、結論が出てから20年後。
もちろん、物議はかもしました。
私、この前の記事で、懐疑論者のひとが、進化論によって人類がさまざまな悪いこと、人種差別や、社会的な差別を生むとした、と書いたのですが、これは、ダーウィンの進化論の歪曲で、誤解なのだそうです。
もともとは、なぜ物議をかもしたかというと、キリスト教の「創造論」をくつがえすものであったからで、そこに、別の人の理論を書いた本が、政治的に利用されたもので、ダーウィンの科学的な研究とは違うものであるそうです。
「創造論」は、神様が人間を作って、その下に様々な動物をおいた。という話で、これは、6000年前のこと。地球の創造はもっともっと昔だそうです。
キリスト教徒のひとも、今では、科学も宗教も両方バランスをとりながら、受け入れ、生きていらっしゃるそうなんですが、この時代はまだ。。
1時15分に見終わった私は、1時30分からの講演会に間に合ったので、30分で抜けるつもりで参加しました。
ホールへ案内してもらって、席につきました。
講師は、総合研究大学院大学の長谷川眞理子教授。
先導科学研究科 生命共生体進化学専攻
ダーウィン展特別講演会
「進化を考える〜ダーウィン以前と以後の生物学」
自然史博物館の学芸員の石田さんが紹介されました。
それによると、長谷川さんは、「行動生態学」が専門だそうです。う〜ん、これって、「動物行動学」ってことよね?仁子じゃん。関係ないけど、なんか、教授と仁子の世界が見えてきました。。
長谷川先生はもともとチンパンジーの研究からはじまって、今は人間の行動学にも広げているそうで、著作が一般向けに多数出てるそうです。わ〜、興味わくな。
そこで、ダーウィン以前の自然科学についてのお話をうかがいました。
古代・中世から近代にかけて、いろんな科学者がいましたが、長谷川先生がおっしゃるのには、
「種内の変異」については、長い間、無視されてきた、と。
種内の変異。それは、人間でいえば、ひとそれぞれ、顔も違うし、同じ個体が一つとしてない、ってこと。
「普通」=typicalと、「変異」=variationと。
それに注目したのは、フランシス・ベーコンであったと。
長谷川先生の考えは、そこで、ダーウィンもベーコンの本を読んだかもしれない。。と。これは、まだ証明されてませんけど。。って、添えられてました。
創造論。キリスト教会の権威は恐ろしかったみたいですね。
チャールズ・ダーウィンにしても、それは、恐ろしかったそうです。。研究の成果をなかなか発表しなかった理由の一つですね。
「自然選択」というそうです。「自然淘汰」と、この前記事に書きましたが、ちょっと言葉が違ってましたね。
そして、現在は、遺伝子というものが発見されていて、(ダーウィンの時代はまだでした)、もっと違う方法で研究ができるようになったこと。遺伝子学というのはまた別のものらしいですね。
「種の起源」が発表されたのは、1859年です。この時代って、まだ日本では江戸時代かな?
そして、現在も、ダーウィンの進化論をくつがえすような、発表も理論もないそうですね。ということは、これが、自然史学の決定的な基礎になってるってことでしょうか。
生物の一つとして人間を位置づけた、その勇気は相当なものですね。
しかし、長谷川先生の言葉にもあったように、「生物というものは、多様性があることが特徴」180万種も名前がつけられていて、実際の数ははかりしれない。細菌は突然変異をして、新型ウィルスとして猛威をふるい、感染症への対策は今だになされていない。。
新型インフルエンザは現実に脅威ですし、「自然」というものは、「変異」をするものなのだ、というベーコンの考え方もすごいけど、ダーウィンの考え方はそこから、もっともっとひろがって、綿密な理論を構築しているようです。
200年前に。。。
お話は、15時まであるようでしたが、次の練習会にきたのが目的の一日、ふいにしてしまっては、いけないので、1時間伺ったところで、退出しました。ちょうど、ダーウィンの研究に話がうつったところから。
「ダーウィン展」大阪市立自然史博物館・ネイチャーホール(長居公園内)
2008年7月19日〜9月21日(休館日は月曜日)
http://darwin2008.jp
追記:
記事の内容、講演内容と、展示の内容、私の感想が混じってますが、講演は、ダーウィンの研究の前まで聴きましたので、読む方は混同なさらないでくださいね。紛らわしい書き方ですみません。
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進化論への反対意見を掲載しています。
もしよかったらどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/bestseller700manbutoppa/8920511.html
2008/8/4(月) 午後 6:44 [ 量子物理学の世界 byうさぎ ]
コメントありがとうございます。
遊びにいってきました。
でも、わたしにはよくわかりませんでした。進化論を反対するのも、賛成するのも、ちょっとのコメントや文章、では語れないんじゃないでしょうか。
私にとっては科学はとても弱い部門ですので、論議に加わることはできそうにないです。でも、いろんな意見があるのですね。
2008/8/4(月) 午後 7:43
「ダーウィン展」という言葉に引かれて立ち寄りました。
私も行ってみたいと思っていたところでした。
記事を読んで、ますます興味をそそられます。
2008/8/31(日) 午前 0:11 [ 彷徨えるサラリーマン ]
彷徨えるサラリーマンさんへ
はじめまして、こんばんわ。
ご訪問ありがとうございます。ダーウィン展は、面白いですけど、虫が苦手なので、それはこわごわ遠巻きでながめてきました。
まだやってますし、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
今、そちらに遊びにいってきました。♪
2008/8/31(日) 午前 0:33
失礼します。
大阪湾見守りネット主催の大阪湾フォーラムが2010年3月6日(土)に大阪南港野鳥園やおおさかATCグリーンエコプラザで開催されます。
大阪の環境や水を考えるのに良い機会と思いますのでお知らせします。
失礼しました。
2010/1/24(日) 午後 6:00 [ 底質汚染 ]
大阪湾フォーラムが3月6日ATCで開催さんへ
長いハンドルネームですね。。笑
かなり読み応えのあるブログをやってらっしゃるんですね。
そういう催しものがるのですね。
2010/1/25(月) 午前 11:46