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 M先生の母校、武蔵野音楽大学の菅打弦楽器の成績優秀者で編成されている武蔵野大学管弦楽団〈M先生曰く、Aオケ〉の演奏会に行ってきましたので、早速レヴューを。

9月15日〈月・祝〉 広島国際会議場フェニックスホール 14時開演

指揮:カールマン・ベルケシュ〈武蔵野音楽大学客員教授〉
ピアノソロ:金子 淳〈学生オーディション合格者、大学4年〉

プログラム

★ ベートーヴェン:序曲「コリオラン」作品62
学生オケといえど、名門音大の「Aオケ」は半端じゃなかった!SUPERB!
FABULOUS ! この序曲でまずこのオケの半端じゃないアンサンブル力を見せつけられました。このオケどこにも弱点ないわ。ぴたっとどこを切っても音がずれてない・・・当たり前のようでなかなかできるオケはプロでもあまりないんです。特にベートーヴェンのような強弱の起伏の激しい曲ではちょっとした音のずれが命取りですからねえ。いやはや、恐れ入りました・・・。

★ シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 作品54
「Aオケ」の実力を見せ付けられたところで、武蔵野音楽大学のピアノ科の実力も拝見。ソリストの金子氏は数々のコンクールで受賞歴があり、今回学生オーディションでソリストとして合格した人。ちょっと足癖が悪い〈左足が浮く〉のですが、テクニックは物凄い!よくシューマンのピアノ協奏曲はテクニックを見せ付ける作品ではないとかいいますが、テクニックがないと全く訳がわからなくなってしまいます。テクニックがあっても難しくないように聴こえるように弾くというのが、わたしは正しいと思うのですが。とにもかくにも、シューマンらしいロマン的な放漫さとテクニックで鮮やかにソリストの役目を果たしました。この曲はオケパートとピアノパートが比較的はっきりと聞き分けられました。普通CDではマスクされてしまう左手もわかり、やっぱり生のもんだわっと改めて実感しました。ただ、若干音が粗い感じがするのが気になりましたが・・・

★ ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と「愛の死」
いわゆる「トリスタン和音」で始まる、行き場を失ってさまようような前奏曲と楽劇の最後を飾る「イゾルデの愛の死」が切れ間なく演奏されました。Yさんのミニスコアによると、前奏曲の終わりは複縦線で仕切られ、次への「愛の死」に速やかに移行するように書かれていました。アタッカの指示こそないが、前奏曲と「愛の死」がワンセットで演奏されるのを意図したものと思われます。これはもう管楽器の独断場で、音色がグラデーションのように変わっていく様はちょっとピアノでは真似できないなあと、ため息。

★ ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」〈1919版〉
 これはもう鮮やか!弦も菅も打もすご過ぎる!ストラヴィンスキー天才!!弦はうまくて当然だが、菅は音色豊富でしかも早いパッセージでもタンギングが乱れない。打はタンバリン叩きながらグロッケン叩く離れ業をしている人もいたりして、すげーぇとしか言いようがない。観て聴いて楽しいオケでした。

アンコールは2曲

☆マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
超有名曲です。弦とハープと木管少々で金管の出番がありません。しかも、コントラバスが通奏低音、ハープが内声的パッセージを弾くほかは皆そろってユニゾンというちょっと冴えない曲です、はい。
・・・と思っていたところへ、メンバー補充。バスクラリネットまではいった。さて、何をするのかな?とおもったら

☆ エルガー:「威風堂々」第1番!
  出たあ、イントロでこの曲とわかってしまう人も結構多いのではw私もこの曲大好きです^^しかも、終わりをこの曲で飾るとは!意味深ですねww

  以上、演奏された曲のレヴューでした。いやあ、さすがに名門音大の「Aオケ」はプロ顔負けでした!!

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