|
ネパールの国政選挙。4月10日の投票から早4日が経ちました。
投票当日は学校も休み、交通機関も営業禁止、店も半分以上はシャッターと、
街中は普段のカトマンズの喧騒からは想像できないほど静かでした。
耳が痛くなるほどクラクションがけたたましく鳴り響くバス通りでは、
選挙のため休みになった小学生たちがバトミントンをしていました。
投票率は60%とそれ程高いとは思えませんが、どのメディアもどの国からの監視団も
「投票は無事終了した」「自由と平和の元に行われた」と今回の投票を手放しで賞賛しています。
地方では80数カ所の投票所が襲撃や混乱などの影響で再投票を余儀なくされていますが、
10000を越える総投票所数から考えれば許容範囲、との空気が流れています。
数の問題なのか!?と思ってしまいますが・・・。
ちなみに開票はもちろんほぼ手作業。
アクセスの悪い田舎からも表が中央に送られ、開票されます。
そのため開票にかかる時間は約1ヶ月とか。
・ネパール会議派(社会民主主義)
・統一共産党(マルクス・レーニン主義)
・マオイスト(毛沢東主義)
このネパール3大政党のどの政党が第一党になるか、
これが今回の選挙の焦点であることは前回書きました。
この3党の中で現在票を伸ばしているのは、毛沢東主義を標榜するマオイスト。
しかも大方の予想を覆して第一党どころか、議席の過半数を獲得する程の勢い。
15日現在、当選が確定した議席は約200で、
マオイスト 113議席
ネパール会議派 31議席
統一共産党 29議席
てな感じらしいです。
このマオイスト、元を正せば統一共産党から分派して結成された政党で、
誕生してからまだ数年しか立っていません。
「農村から中央へ」という毛沢東主義に則り、地方での勢力を強めるために
テロを起こすなど武力を行使したり、国政とは全く無関係な旅行者から
通行料を徴収したりしている時期もありました。
アツオもトレッキング中にマオイストの料金徴収所を通りかかり、
約3000円を要求されたことがあります。
(ボランティアであることを証明して何とか支払わずに済みましたが・・・)
そんなマオイストが票を伸ばす背景として
「とにかくネパールを変えたいという国民の意思がある」と各メディアは報じています。
長きに渡り政治界に居座り、汚職の限りを尽くした古政党よりも、
多少やんちゃでもパワーのある新政党を選んだ、とういことかもしれません。
トータルの議席数は601。今も開票が続いています。
今回の写真は・・・
1枚目:カトマンズ市内の投票所の様子。立っているのは警察の治安部隊。
「中に入らせてくれ」って頼んでみたけどさすがに拒否されました。
2枚目:投票所にあったポスター。ネパールでは字を書けない有権者も多いので、
投票は政党の名前を書くのではなく、各政党の「マーク」に印を押し行われます。
3枚目:カトマンズ中心部の広場で行われたマオイストの勝利集会。
|
お久しぶり!
ネパール、すごいことになっているね。
とうとうモルディブへダイビングに来なかったわね・・・
で、帰路変はするのかな?
2008/4/16(水) 午後 4:19
>AISHAさん」
いやだって、ここからモルジブ高いしなぁ・・・。
帰路変は、今の所タイ・カンボジアの予定。
フルで使って日本着は7月7日かな、たぶん。
ダイビングはタイでして帰るよ!
2008/4/19(土) 午後 5:26 [ アツオ ]