ネパーリズム

◆◇ネパールでのボランティア活動&生活を紹介◇◆

ネパール('07年)

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20年振りの。

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ご報告。

・・・とはいってもそんなに大した報告でもないんですが、
実は最近頭を3ミリカットの坊主にしてみました。
(写真左がアツオの後頭部)
数えてみたら、小学校4年以来約20年振り。

そして折角なんで、以前のブログでも紹介した
頭のてっぺんに髪の毛を残すネパリスタイルにも挑戦!
かなり好評です。特にネパール人に。

いやー、坊主は楽でいいッス。

*この髪型はネパール限定です。
 日本でのご要望にはお答えできませんのでご了承下さい。


因みにこの髪型の意味をネパール人に聞いてみたんですが、
特に意味はないとのこと。
ヒンドゥー教徒のネパール人は成人式や葬式などで頭を丸めますが、
全て剃るのは良くないことだそう。

どなたか詳しく知っていたら教えてください。

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<6日目 MBCからABCへ(標高約3700〜4130m)>

この日、マチャプチャレから昇る朝日を見るため、起床は4時半。
まずは富士山とほぼ同じ標高から見る満天の星空に感動しました(アツオの腕不足のため写真ナシ)。
これぞ天然のプラネタリウム。もんの凄い数の星でした。

ダウンジャケットやネックウォーマーなど、持ってきた最強装備を身に付けて朝5時に出発。
ヘッドライトで道を照らしながら、最後の登りをゆっくりと進んでいきます。
30分も経つと、後ろにマチャプチャレ、前にはアンナプルナ・サウスが
少しずつ見えだしました(写真1枚目)。
そして更に40分歩き、その後朝焼けのアンナプルナ・サウスをキレイに見るため
ABCの少し手前の小高い丘で一呼吸(写真2、3枚目)。
暫くすると、真っ白いハズの巨大なアンナプルナ・サウスが
みるみるうちに金色に染まっていきます。
そのスケールの大きさ、そして黄金のヒマラヤの人工では出せない
その色の深みに鳥肌が立ちました(写真4枚目)。

今回のトレッキングの最終目的地、ABCに着いたのは6時50分でした。
まずは無事到着を祝い、みんなでお約束のネパール・ティーで乾杯!
もう既に明るいとは言えまだ日が当たらないため気温はまだまだ低く、
熱々のミルクティーが凍った体を溶かしていくのが実感できました。
う、美味すぎる・・・!!
このABCにはロッジが3〜4軒ある他、周りにはチベット仏教の旗、タルチョや
ヒマラヤで亡くなった人達の慰霊碑であるチョルテンなどもありました(写真5、6枚目)。
ついでに、MBCからガイド役としてついてきてくれた
犬のカーリー(命名BYアツオ)も写真でご紹介。

そして締めはやはり、マチャプチャレから昇る太陽。
7時33分、待ちに待った日の出がマチャプチャレの左側斜面から見え始めました(写真8枚目)。
その美しさに感動し、天候に恵まれたことに感謝し、トレッキングの帰路につきました。


今回のこのABCを目指すアンナプルナ内院トレッキングは、
去年アツオが経験したエベレスト街道と肩を並べる人気コースとのこと。
その両方の景色を堪能したアツオの個人的な感想として、
やはりエベレスト街道の終点、カラ・パタールでの方が大きな感動を覚えました。
ABCは360度ヒマラヤを上に見上げるポイントで、そのスケールのデカさとキレイさでは
カラ・パタールに引けを取らないものがありますが、そこにエベレストがあるかないか、
そして1400mの標高の差、その2つの条件が充実感と感動の差を
確実なものにした気がします。サミットを目指す途中の景色にしても、
エベレスト街道のヒマラヤの近さと多彩さにはさすがのABCトレッキングも敵わず、でした。

今回残念だったのは、モノを乞う子どもが異常に多かったこと。
道で会う子どもの殆どが、菓子や文房具、現金をねだってきました。
エベレスト街道に住むシェルパ族とグルン族の気質の違いなのか?
ABCトレッキングに来る観光客がモノをあげすぎたせいなのか?は分かりませんが。


それでも今回のトレッキングにも大満足。
ヒマラヤトレッキングにまたハマりました。

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去る10月。ネパールでは年内最大の祭り、ダサインを迎えました。
学校、オフィスは10日間の休み。
その休みを使ってまた行ってきました、ヒマラヤトレッキング。

今回のトレッキング、目指すのはアンナプルナ・ベースキャンプ、通称ABC。
標高は約4100mで、アンナプルナ山群と魚の尾の形で有名な人気の山、
マチャプチャレを眼前に臨むことが出来るポイントです。
日程は10日間。協力隊10人とポーター3人、計13人でのトレッキングでした。


<1〜3日目 ポカラからバンブーへ(標高約800m〜2500m)>

前日にカトマンズからポカラへ移動し、ポカラで一泊。
朝起きると空は超快晴!早速ホテルからマチャプチャレがキレイに見えました(写真1枚目)。
ホテルで朝食をとり、まずはバスでトレッキングの出発点、ナヤプルへ。
ここでポーターと契約してすぐに出発・・・のハズが、なかなかポーターが見つからず。
近くの商店のオジサンに手配を依頼して待つこと15分、やってきたのは3人のポーター。
そしてそのうち一人はひいき目に見ても50過ぎのお爺ちゃん(写真2枚目)。
本人談では40歳くらいらしい・・・。
他にポーターもいないし、「問題ない」という本人の言葉を信じて
とりあえず出発することにしました。

前半の3日間は、この辺りに多いグルン族の人々の村の中を抜けていきます。
この頃はちょうど稲が実る時期。学校が休みになった子どもも含めて
家族総出で稲刈りに勤しむ牧歌的な風景に足を止め、
それを写真に納めながら進んでいきました(写真3、4枚目)。
2日目の宿はジヌー。ここには何と、ヒマラヤ天然の温泉が!!
実はあんまり期待してなかったけど、行ってみたら日本の温泉並みの立派な露天風呂。
すぐ側に川が流れていて、環境もバッチリ。いやー、気持ちよかった♪
強いてマイナスを挙げるとすれば、パンツを脱いじゃいけないことくらいですかねぇ。

3日目。この辺りから急な上り坂が増え、それにつれて段々畑の谷も
どんどん深くなります(写真5、6枚目)。
そんな景色を楽しみながら約2400mまで登ったはいいものの、
そこからは丘の中腹の街、チョムロンを一気に400m下ってまた400mの登り。
去年のエベレスト街道にもあったこのパターン、精神的にホントきついんだよなぁ。
そんなこんなでようやく到着したバンブーで待っていたのは、
韓国人ツアー客とのバッティングが原因の宿不足。
ようやく見つけた4ベッドの部屋1部屋に、計13人で身を寄せ合いながら仲良く就寝しました。
因みにこの日、例のお爺ちゃんの到着は他の2人のポーターに遅れること30分。
つ、辛そう・・・。


<4、5日目 バンブーからMBC(マチャプチャレ・ベースキャンプ)へ (標高約2500m〜3700m)>

ここまで来ると人が住む村はもうなく、渓谷の森の中をひたすら歩いていきます。
キツい登りもありましたが、時々顔を見せるマチャプチャレがそれを忘れさせてくれます。
日が経つにつれて、マチャプチャレがだんだん近づいてくるのが分かります(写真7枚目)。
標高約3300mのデウラリで一泊し、5日目にMBCに到着。
ここでの月夜に浮かび上がるマチャプチャレの美しさは格別でした(写真8枚目)。

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去る9月5日、現在アツオが住むゴダワリから程近い「タイバ」という所で
地域密着型の祭りを見に行ってきました。

ここタイバは、数あるネパールの民族の中でもかなりの人数を占めるネワール族の村。
人口は約3000人。きれいなレンガ造りの家が立ち並ぶ、味のある村です。
因みにネワール族とはカトマンズ盆地に昔から住み着いている人々で、
彼らは言語、食事、住居など他のネパールの民族とは微妙に異なった文化を持っています。

この日の祭りはヒンドゥー教で人気の神の一人であるクリシュナの生誕を祝うもの。
他のネパール人は生まれたその日のみを祝福しますが、ネワールの人は二日間の祭りをするそう。

まず街について驚いたのは、クリシュナに祈りを捧げようとする女性の長い列。
しかもみんな念入りな化粧をしてました。
今書いてて思い出しましたが、クリシュナはもの凄くハンサムな男性の神。
それで女性ばかりの列ができてたのか!?・・・今度聞いてみます。

そんな中でアツオの友人の娘さん、スエチャちゃんに出会ったので、写真をパチリ。

見ていて面白かったのは、鬼のダンスと神のダンス。
写真で赤いほうが鬼、黒いほうが神です。踊るのは鬼が4人、神は1人。
どうすか?「ネパール版なまはげか!?」と思ってしまったアツオの気持ち、分かるでしょ?

そして何を隠そう、その唯一の神を踊ってるのが
アツオのダイ(お兄さんという意味)のモムさんなんですねぇ〜!!
当日彼の奥さんから聞いて知ったんですけど、これにはさすがに驚きました。
聞いたところ神の踊り手は街で彼一人。言わば祭りの花形だそうです。
大勢の人を引き連れながら街中を練り歩く姿にしばし見とれてしまいました。

ネパールでは年間に何度もある祭りの他に、民族毎の祭りや地域での祭りなど、
非常に多くの祭りがあります。それはネパール人にとって、神とのコンタクトを行う大切な機会。
神の生誕を祝い、豊作を神に感謝し、家族の健康を神に願います。
子供も大人も祭りの意味を知っていて、その祭りに沿った神に祈りを捧げるんです。

ネパール人の信仰の深さを間近に感じ、敬虔さに感動を覚えた一日でした。
そして祭りの後はモムさんの家で深夜まで地酒を飲まされ、記憶を飛ばした一日でもありました。

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気づいたら前回の投稿から3ヶ月以上経ってました。
最長サボリ期間記録、みごと更新です。


今回はアツオの愛犬、「アツロウ」のハナシです。
下に住んでるアニシュが去年の12月に近所で拾ってきた、雑種の黒いメスの犬。
屋上でのボール遊びが大好きで、食事前のお手とお座りも完璧にこなす、
アツオの相棒アツロウ。(なんかややこしいな・・・)

先日、そのアツロウが鎖が外れた途端に家の外に飛び出し、
通りかかったスクールバスに撥ねられて死んでしまいました。

丁度その時カトマンズにいたアツオは電話連絡を受けてすぐに家に戻り、
ドライバーが残していった学校長の携帯に電話をしましたがつながらず、
半ば怒りを爆発させた状態で次の日に再度電話をし、事故の状況を知った上で
アツロウの遺体を引き取ろうとそのまま朝一でその学校を訪れることにしました。

ところが、会ってもそれほど悪びれた様子も感ない学校長の言葉に愕然とすることに。

「遺体は損傷が激しかったこともあって、ドライバーに指示して近くのゴミ箱に捨ててしまった。
 お金なら弁償するから、どこの店で幾らで買った犬か教えてほしい。」

・・・耳を疑い、声も出ず、時間が止まり、意味が分からず。

我を忘れて日本語で、ネパール語で、英語で、目の前の校長につっかかりました。
「校長がそんな非人道的なことしていいのか!」
「何て残酷なヤツだ!」
「金なんかいるか!」
「アツロウを返せ!」・・・。

予想していた反応とだいぶ違ったんだと思います。
態度が一変し、申し訳なかった、遺体はできるだけ探し出したい、
他に何でもこの件でできることがあれば伝えてほしい、と校長。
お陰でアツオも多少落ち着き、彼と話ができました。

ネパールではペットが死んだら埋葬することはなく、普通に捨ててしまうそうです。
・・・アツオの予測ですが、これは輪廻転生を信じ、魂が抜けた後の肉体は
ただの物体であるとするヒンズー教の考えから来ているものだと思います。
またネパールでは、ペットは死んだら次のペットを飼えばいいと考える人が多く、
こうして自分のペットが他人の過失で死んだ場合、それ程悲しみもせず、
拾ってきたにも関わらずに買ったものだと主張して加害者に金をせびりにくる人もいるとか。

そんな話を聞いているうち、校長の対応は悪いものでも間違ったものでもなかったことが
だんだんと分かってきました。
むしろそんな中でもアツオの気持ちを汲み取り、(ネパール人があまりしない?)謝罪をし、
自分の否を認め、帰りは家まで自分の車で送ってくれた非常に人間味のある校長でした。

「酷い言葉を言ってしまい申し訳なかった」
アツオも車の中で校長に謝り、別れました。

事故当日は訳が分からず混乱していた頭の中が整理されたせいか、
部屋に戻った途端にアツロウがいない実感がどんどんと溢れてきました。

ドライバーが悪い訳じゃない。あの校長の指示が間違っていた訳じゃない。
そう頭の中では分かっているつもりでもやり場のない怒りがこみ上げてきてしまいます。
そしてたった半年で命を落とし、埋葬さえもしてもらえなかったアツロウが
余りに不憫で仕方なく、アツロウに申し訳なく、しばらく涙が止まりませんでした。


「異文化」の壁。

今回ほど、強烈にその壁を感じたことはありませんでした。

アツオは以前クウェートに住んでいたことがあり、また旅行で幾つかの国を訪れたこともあり、
異文化理解能力(一言で言えば異文化に対する適応力、寛容性と考えてます)は
それなりにあるんじゃないかと自負していました。甘かった。
今考えてみるとそれは自分で取捨選択が可能な表面的な異文化理解でしかなく、
文化の本質の理解までは程遠いものだったんです。
クウェートには2年いましたが、その時も然り。今回のネパール滞在も然り。

いい大人が異文化理解をしようとしても、色んな知識と、その国での負を含む様々な経験と、
文化に溶け込もうとする積極性と、許せる心がなければ本当の異文化理解などできる筈ありません。

アツオはまだまだでした。
でもだからこそ、ネパールの文化をもっと知ってみようという気にもなりました。


最後にアツロウの冥福を祈りつつ、今回の投稿を終わります。
次は?ヵ月後・・・!?

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