atts1964の映像雑記

いろいろな映像作品について書き留めています。あら捜しの突っ込みは削除させていただきます。また他人を攻撃する方はご遠慮ください。

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2013年作品、スティーヴン・フリアーズ監督、ジュディ・デンチ、スティーヴ・クーガン出演。
 
ジャーナリストのマーティン(スティーヴ・クーガン)はあるメールを誤解され、仕事を失ってしまった。 職を失った彼はとりあえずロシアの歴史を書こうと思っていると言うが、あまり売れそうもない題材だった。
ここイギリスで、善良で信仰心が篤い田舎の主婦フィロミナ(ジュディ・デンチ)は、娘のジェーン(アンナ・マックスウェル・マーティン)とともに穏やかな生活を送っていた。 しかし彼女には50年前に打ち明けられない秘密があった。
1952年、アイルランド。 10代で遊びたい盛り、男友達と遊んだ末、未婚のまま妊娠してしまった。 彼女は家を追い出され、強制的に修道院に入れられる。 そこでは同じ境遇の少女たちが、奉公人のように働かされていた。 フィロミナは逆子で難産の末、男の子を出産する。 その子はアンソニーと名付けるが、面会は1日1時間しか許されない。 週に7日働かされ、休みはない。 ここで働いている若い女性たちは、絶えず怯えながら暮らしていた。
やがて修道院で、3歳になったアンソニーは、一緒にいたメアリーと共にアメリカに養子に出してしまう。それに気がついたフィロミナは必死にアンソニーの名前を叫ぶが、連れて行く車には届かなかった。
それから50年。 フィロミナは、アンソニーのことをいつも気がかりに思い、密かに彼の行方を捜していた。 そしてアンソニーの50歳の誕生日に、初めてジェーンに父親違いの兄の存在を明かしたのだった。 
あるパーティでジェーンはマーティンの姿を見かける。 彼は職を探しにこのパーティーに来ていて、新聞社のサリー・ミッチェル(ミシェル・フェアリー)は3面の記事なら仕事をあげれると言うが、彼は自信がなさそうだった。
そしてジェーンは、マーティンに対して、母のことを記事にしないかと誘いをかける。
即答はしなかったが、後日マーティンはジェーンとフィロミナと会い、別れた息子探しを決めるのだ。
まず行くところは、彼女がいた修道院だった。 しかしもう今はシスターたちは新しくなっており、昔の資料も火事で焼けてアンソニーのことは知らないと言われる。 でも、奥の方で老齢の女性を見かけたマーティンだったが、そこには入ってはいけないと言われ、二人は修道院を後にする。
そしてアメリカに行き彼の消息を尋ねることにするのだが、途中までの経過をサリーに話すと、彼女は興味を抱き、費用を出してくれると言うことになった。 そしてフィロミナも行く決心をする。 そしてアンソニーはいったいどういう名前として養子になったかがわかったのであった。 彼は大統領の側近となっていた、そしてすでに亡くなっていたのだった…
 
ロードショー中は上映館が合わず断念していた作品でした。 ジュディ・デンチはしばらく「007」の“M”を演じていましたが、「007 スカイフォール」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8071974.htmlで殉職したイメージが私にはありました。
しっかりと彼女主演作品を観るのは初めてでした。 今回は、やんごとない事情で手放した息子の行方を50年ぶりに追うという物でしたね。 実話ということですが、なかなかドラマティックな作りと、どんでん返しもあり面白かったですね。
この修道院は見方を変えると、体のいい人身売買にも見えますね。 神に仕える身は、ふしだらな行為はしてはいけない。 自分の身は神にささげた物だから。
しかし人間は弱いもので、失敗もするし、魔がさすこともあります。 しかしそれを逆手にとっての、半ば強制労働、子供を好き勝手に養子に出す、許されるんでしょうかね?
イギリスの片田舎のお婆さんのようなフィロミナですが、実はけっこう鋭くて、肝が据わっていることがだんだんわかってきます。 息子はどうして死んだのか? いったんはもう会えないことに悲観して、イギリスの帰ろうとする彼女がアメリカでアンソニーのことをもう一回調べるところはぐっとくるところです。
これも修道院の姿にちょっと怒りがこみ上げるんですが、その辺りはマーティンが代弁してくれてました。(G)
 
イメージ 1
修道院で息子に会えるのは1日で1時間だけ
 
イメージ 2
 
母として貴重な時間をみんなで過ごす
 
イメージ 3
まずは彼女はその修道院に行った、ここで息子を見送った
 
イメージ 4
そして二人はアメリカに向かう
 
イメージ 5
そして彼女の息子が判明するのだが…
 
イメージ 6

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母親として我が子を思う気持ちをストレートに出しながら、
普通のおばさんの部分も随所で見せていたジュディ・デンチ、本当に名演でした。

彼女が最後に示す「赦す」という思い、
彼女の深く広い心に、多くのことを考えさせられました。

予告編を見て想像していた展開とは異なっていましたので、驚きもありました。
TB、やってみます。(できない時は済みません)

2014/8/19(火) 午前 6:41 alf's mom 返信する

おはようございます。
ジュディ・デンチはどんな役でも存在感大ですね。
TBお願いします。

2014/8/19(火) 午前 8:05 [ リュー( ryu) ] 返信する

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alf' momさん
そうなんです、普通のおばさんなんですね。でも、彼女に鋭さ、特にたった3年しか一緒にいなかった息子の本質を見抜いていたのは、母だからでしょうし、さらに最後の、彼のパートナーに迫るシーンは、さすがに圧倒されました。
おっしゃる通り、「赦す」ところは素晴らしいと思う半面、私はそんな大きな、深い反応は決してできなく、記事に書いた通り怒りがこみ上げましたね。
TBありがとうございました。

2014/8/19(火) 午前 8:09 atts1964 返信する

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リュー( ryu)さん
“M”より、こういう役のジュディが、私は好きですね。大きな母の愛、いっぱいの作品でした。
TBありがとうございました。

2014/8/19(火) 午前 8:11 atts1964 返信する

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理不尽な「神の教え」を押し付けるのも、人を許す心を導くのも宗教。日本人には中々理解し難いことではありすが、キリスト教の多面性を見た気がします。
二人の道中での会話も面白かったです!
TBさせてくださいね。

2014/8/19(火) 午後 0:30 アンダンテ 返信する

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こんにちは☆
現実はきびしいものがありますが、心にせまるものがありましたね。

TBよろしければお願いします。

2014/8/19(火) 午後 0:54 [ yutake☆イヴ ] 返信する

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アンダンテさん
厳しい戒律は、なかなか理解しづらいものがあるんですね。親子の情よりも、教えを優先させるのは納得しづらかったです。
でも、なんかこの二人親子のような感じもしましたし、フィロミナはマーティンとの旅は楽しかったんでしょうね。
TBありがとうございました。

2014/8/19(火) 午後 1:11 atts1964 返信する

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yutake☆イヴさん
50年ぶりに、あの鉄格子から見る姿は、辛かったでしょうね。キリスト教の戒律なら罪でしょうが、若い男女によくある話で、子供と引き裂くほどでは…と思いますが。
TBありがとうございます。

2014/8/19(火) 午後 1:13 atts1964 返信する

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こちらもギンレイ組でしょうか?良いですよね、ギンレイホール!
この映画を見た頃、調度ニュースでアイルランドの修道院で子供の遺骨が多数見つかったっていうのをやっていて、リアルに感じました。
途中で信仰を失いそうになるフィロミナでしたが、辛いときを乗り越えたのも信仰のおかげだったんですよね。
いろいろ考えさせられました。
TBさせてくださいね。

2014/8/19(火) 午後 7:53 木蓮 返信する

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木蓮さん
Gマークはギンレイでかけた作品です(^^)
本当にナイスチョイスなんですよ。今回は実話ベースの組み合わせでした。
これも宗教がらみの負の歴史ですよね。でも、それを凌駕する大きな慈悲の心のフィロミナ、立派でした。

2014/8/19(火) 午後 8:47 atts1964 返信する

カソリック教会の抱える問題は良くイギリスドラマでも問題になっていますが、この作品は、あまり重くなりすぎない軽妙なロードムーヴィーパートも観ものでした。
ジュディデンチも勿論ですが、私は、このスティーヴクーガンがとても好きでした。
TBお願いします。

2014/8/23(土) 午後 0:37 オネム 返信する

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こんにちは☆
TBできたようです。
宜しくお願いします(^_-)-☆

2014/8/23(土) 午後 3:39 [ yutake☆イヴ ] 返信する

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オネムさん
作ろうと思えば、もっと修道院のやり方を糾弾するやり方もあったと思います。でもおっっしゃる通りフィロミナのキャラがすべてを丸く暖かく包んでいましたね。神々しかったです。
TBありがとうございました。

2014/8/23(土) 午後 7:49 atts1964 返信する

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yutake☆イヴさん
時間をおいてできる場合があるようですね。最近ちょっとyahooの不具合が多いですね。

2014/8/23(土) 午後 8:02 atts1964 返信する

こちらにもトラックバックさせてください。

MacでのTBができなかったのですが、Winですることにしました。

2014/8/29(金) 午前 10:00 [ 還暦とうさん ] 返信する

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還暦とうさん
TBありがとうございました。
コメはそちらの記事で。

2014/8/29(金) 午前 10:16 atts1964 返信する

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事実をベースにしているというのが驚きました。
宗教家の腐敗と本当の信仰とはを考えさせる作品ですね。
TBお返しします。

2015/4/20(月) 午後 0:16 [ ひろちゃん2001 ] 返信する

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> ひろちゃん2001さん
確かにその通りですね。ここで描かれている宗教間は、本末転倒、とんでもない進行でした。
逆にフィロミナが素晴らしかったですね。
TBありがとうございました。

2015/4/20(月) 午後 3:33 atts1964 返信する

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