atts1964の映像雑記

いろいろな映像作品について書き留めています。あら捜しの突っ込みは削除させていただきます。また他人を攻撃する方はご遠慮ください。

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おみおくりの作法

2013年作品、ウベルト・パゾリーニ監督、エディ・マーサン主演。

ロンドンの南部、ケニントン地区の公務員である44歳のジョン・メイ(エディ・マーサン)の仕事は、孤独死した人の葬儀を執り行うことである。 几帳面な彼は死者の家族を見つける努力を怠らず、その人のために葬礼の音楽を選び、弔辞を書く。 規則正しい仕事と生活をしながら、ジョン・メイはいつもひとりだった。
今日もたった一人で、孤独に亡くなった方の葬儀をし、一人で見送ったが、その後、埋葬されない遺骨の一つを、処分するジョンだった。 でもまだまだ未埋葬の遺骨がある、でもそれをごみのように処分など彼は決してしなかった。
彼は亡くなった者の最後にいた住まいに行き、遺品の中から死者の今までの経歴、生い立ち、遺族などがわかる遺品を集め、調べたうえで、調査が終わり引き取り手の無い持物は業者に処分させるのだが、写真だけは、彼はアルバムに大切に保存するのだった。
ある日の朝、ビリー・ストークという年配のアルコール中毒患者の遺体が、ジョン・メイの真向いのアパートで発見される。 自分の住まいの近くで、その人を知らぬままに、その人が孤独死したという事実にショックを受けるジョン・メイ。
さらにその日の午後、彼は上司のプラチェットから呼び出しを受ける。 そこに一人の女性がいて、これから彼女にジョンの仕事をやらせると言い、仕事に時間をかけすぎるという理由でジョンは解雇を言い渡される。
そしてビリーの事が、彼の最後の仕事になるとも言われる。
そして彼はこの最後の仕事に、今まで以上の情熱をかけ、生前のビリーの姿を追い始めるのだった…

ロードショー中はなかなか見ることが叶わなかったこの作品、ギンレイにかかりました。 あまりにもまじめで誠実な仕事ぶりのジョン・メイ、丁寧すぎるほどの仕事と、彼自身の几帳面さがもう開始10分でわかります。 生活も質素で、仕事柄あまり笑顔もありません。
たった一人で、孤独死をした人たちを毎回見送る、孤独死をした人たちは何かしら事情があるんでしょうから、仮に遺族が見つかっても、葬儀に参列を拒否するパターンも多いんでしょうね。
しかし最後の仕事になった、ビリー・ストークに対しては、自分の最高の友の死のように、少ない手がかりをすべて歩き回り、仮病を使って時間を作り、さらに3日の調査延長まで直訴するんです。
ラストは悲しいですね。 あまりにも可哀そうな結末、会場でも啜り泣きを多く聞きましたし、ジンワリ涙があふれてきました。
でも、見ている途中、ジョン・メイというのは神様の使いなのでは? と思って見ていました。 そして人間としての喜び、幸せを感じたとき、もう使命が無くなり、終わり、天に召されたのかな? そんなラストに感じました。
ウベルト・パゾリーニは監督作品はこれだけみたいですが、多くの取材をした中でこの作品を仕上げたらしいですね。 ラストシーンの死者たちの姿が、心に強烈に残る、そんな作品でした(G)

イメージ 1
孤独死の世話をする職員のジョン

イメージ 2
たった一人で見送った人たちの写真をアルバムに

イメージ 3
そして最後の仕事では、多くの人を訪ねる

イメージ 4
ホームレス仲間や

イメージ 5
そして離れ離れだった娘も探しあてる

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誠実な仕事ぶり、この人だからできた事なのでしょう。
どれだけ多くの魂が救われたことでしょう。
ですからラストは、私は違ったものにしてほしかった…

2015/11/1(日) 午前 7:44 alf's mom 返信する

この作品には泣かされました.最後のシーンが強烈なので、小屋が明るくなっても顔が涙だらけで…困りました.トラバさせて下さいね.

2015/11/1(日) 午前 8:23 チャコティ副長 返信する

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> alf's momさん
ジョンに対しては、あまりにも可哀そう・・・
でも彼はもう人界を超えて、神の使い、天使になって行くんでしょうね。
でも幸せになってほしかったですね。

2015/11/1(日) 午前 8:28 atts1964 返信する

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> チャコティ副長さん
本当に涙を誘いますよね。あまりにも衝撃が強すぎて。
無言の死者の群れが寄って来るシーンは、忘れられないシーンになりました。
TBありがとうございました。

2015/11/1(日) 午前 8:29 atts1964 返信する

味気ないモノクロの人生が彩り始めた時に。。。
というエンディングは唐突で悲しいものでした。
でも人間って、どう生きたかで、あの世で特等席を与えてもらえそうな気がして、彼の人生が不幸で可愛そうだったとは思いタックなかったです。
ハッピーエンドにしていたら、凡庸な作品になっていたのでしょね。
TBお願いします。

2015/11/1(日) 午前 10:22 オネム 返信する

公開作品で観た久々「無印良品」でした。
TBお願いいます。

2015/11/1(日) 午前 10:23 [ リュー( ryu) ] 返信する

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これ予告で見て気になった映画でした。
ジョン・メイの優しい人柄が仕事に出ているみたいですね?
彼の優しさから孤独死をした人が救われたと思います。
彼も孤独だったから自分と重なったのかもしれませんね。
機会が有ったら見てみたいと思います。

2015/11/1(日) 午後 0:50 [ 青い鳥♪ ] 返信する

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こりゃイギリス式”おくりびと”ですか??アメリカ版、”おくりびと”は昨年見た”Taking Cance"と言う秀作があったのですが、、これは完全におみおくりしてました、、、。

2015/11/1(日) 午後 1:19 guch63 返信する

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おお、これを劇場でご覧になったのですか・・・
それは、さそ重苦しい空気になった事と思います。

レビュー書いたらTBお願いします。

2015/11/1(日) 午後 9:19 [ ロゼ ] 返信する

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> オネムさん
おっしゃる通りかもしれませんね。あのままケリーと幸せになるのが、ジョンがこの世に生を受けた使命ではないような、大きな意志を感じてしまいました。
でもちっぽけな人間の自分にはただただ切なく感じましたが。
TBありがとうございました。

2015/11/2(月) 午前 7:31 atts1964 返信する

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> リュー( ryu)さん
あのラストは凄かった、忘れられないシーンになりました。
TBありがとうございました。

2015/11/2(月) 午前 7:32 atts1964 返信する

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> 青い鳥♪さん
こういう何か大きな責任、使命を持った人は尊いなあと思う半面、逆に常人には理解をされないのかもしれません。
是非ご覧いただきたい。

2015/11/2(月) 午前 7:34 atts1964 返信する

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> guch63さん
「Taking Cance」は日本未公開みたいですね。是非みたいですね。
今作は、葬儀屋さんではない、一回の市職員の彼が奔走する、といっても几帳面で仕事ぶりは淡々としているんですがね。

2015/11/2(月) 午前 7:37 atts1964 返信する

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> nekonekoさん
2本立てで、次の作品があったので助かりました。おそらくこれを見て劇場を出ていたら、目が真っ赤だったでしょうから。
悲しいけど、尊い作品でした。
TBお待ちしています。

2015/11/2(月) 午前 7:38 atts1964 返信する

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ラストのインパクトで「考えさせる」映画でもありましたね。
確かに印象が悪い事もありますが、生真面目で融通が利かない人が「死によって評価される」のは日本人の感覚でありイギリスではそうでもないし実世界でも「そんなことはない」のが現実なんでしょうね。
「(孤独死)死を悼む」事は、役人にとっては「税金の無駄使い」扱いも変わる事がない現実なんでしょうね。
TBお返しします。

2016/1/25(月) 午後 7:01 [ ひろちゃん2001 ] 返信する

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> ひろちゃん2001さん
お国の違いも感じましたし、彼はちょっと突っ込み過ぎかもしれませんが、あういう役目があると、どこまでやっていいのかという判断が難しいとも思いました。
ただ、誰にも知れずに死んでいく悲しみが大きすぎましたが。
TBありがとうございました。

2016/1/26(火) 午前 6:35 atts1964 返信する

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こんばんは。
この映画はやはりラストの余韻がいいのでしょうね。いつまでも響いているようでした。
TBお願いしますね。

2016/2/10(水) 午後 10:11 [ hisa24 ] 返信する

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> hisa24さん
そう、響いているんですね。音が無いのに、頭の中で鐘が鳴っているような。
本当に余韻が残る作品でした。
TBありがとうございました。

2016/2/11(木) 午前 9:02 atts1964 返信する

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