atts1964の映像雑記

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天地明察

2012年作品、滝田洋二郎監督、岡田准一、宮崎あおい出演。

江戸時代前期。 安井算哲(岡田准一)の生まれた安井家は、将軍に囲碁を教える名家であるものの、算哲自身は出世欲のない不器用な男だった。 星の観測と算術の問いを解くことが好きで、あまりにも熱中しすぎて周囲が見えなくなることもしばしばだった。
また、たまに打つ碁にも興味がわきはじめていたが、算哲は形ばかりの勝負となった囲碁に次第に疑問を抱き、真剣勝負の場に身を置きたいとの願いを持つようになる。
算哲は北極出地隊に入るが、それは会津藩主から全国を回って北極星の高さを観測する旅に出るよう言われたからだった。 彼は1年半の間、その旅に没頭するが、そこでであった建部伝内(笹野高史)、伊藤重孝(岸部一徳)に大きな影響を受けるのだった。 彼が出した問題を誤問だと、しっかり指摘してくれた師のような存在にもなった出会いだった。
そんな旅から帰った算哲を、将軍・徳川家綱の後見人である会津藩主・保科正之(松本幸四郎)は暦の誤りを正す任に抜擢する。 800年にもおよび使われてきた中国・唐の時代の暦が、ずれてきたため新しい暦を作るというこの計画には、星や太陽の観測をもと に膨大な計算を必要とし、さらには本来なら朝廷の司る改暦に幕府が口を出すという朝廷の聖域への介入という問題をはらんでいた。
算哲は師や友人、算哲を慕いやがて妻となったえん(宮崎あおい)や、彼のよき理解者であった水戸光圀(中井貴一)らに支えられながら、この難関に誠実に取り組んでいく…

岡田准一と宮崎あおい、再婚説の出ている二人ですが、劇中もなかなかいい夫婦役になっています。 監督は滝田洋二郎、「秘密」 「おくりびと」 は見ています。
物語は、江戸時代の前期なので、なかなか西洋の知識画の流入が制限されているときですね。 こういう学問的なことをつかさどっていたのが公家だったというのを、意外に知りませんでした。
確かに軍事力、政治力を失った公家たちは、将軍の承認は形だけ。 そうなると、文化、学問においてイニシアチブをとっていたということでしょうか?
しかし、いかなることに対しても既得権力を持つと、それに固執してしまうのは世の常ですね。
純粋に算術を極めたいと、そして星の観測を極めたいという算哲に立ちふさがっていくのは、この公家衆でした。 でも、それはしっかりとした実績もあったからなんでしょうね。
正直地味な展開の作品なんですが、学問的な歴史の一部分という感じですね。

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算術を極め星の観測に没頭する算哲

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一緒に旅をした二人に影響を受ける

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彼の理解者の関

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算哲に役目を与える保科

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妻となるえん

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2014年作品、リチャード・ロンクレイン監督、モーガン・フリーマン、ダイアン・キートン出演。

ニューヨークのブルックリンの街を一望できるアパートメントの最上階。 画家のアレックス・カーヴァー(モーガン・フリーマン)と、元教師の妻ルース(ダイアン・キートン)がこの理想的な家に住んで40年が経った。 しかし、この建物にはエレベーターが無かった。
愛犬のドロシーも飼い初めて10年がたち、そろそろ階段を上るのもきつくなってきていて、今日は弱音を吐くような鳴き声だった。 しかし帰ってきてルースが抱こうとすると、とたんに痛がる鳴き声。 慌てて病院に連れて行く二人だったが、どうもヘルニアの恐れがあり、手術の必要があると言われてしまう。
姪のリリー(シンシア・ニクソン)が明日の準備のためにと訪問して来た。 彼女はやり手の不動産エージェント、アレックスとルースは、なじみ深いここを売ろうとしているのだった。 そのため、購入希望者のためのオープンハウスの日が明日だったのだ。
夫の今後を心配したルースがエレベーターのある住居へ引っ越そうとアレックスを説き伏せ、今の住まいを売ることにしたと言う事だったが、今一つ気乗りのしないアレックス。
またちょうどその時、マンハッタンへ渡る橋の上でタンクローリーが道をふさいでいるというニュースが流れていた。 爆弾がタンクローリーに仕掛けられているかもしれない! ニューヨークはこの話題で持ちきりとなっていて、犯人は中東の男性だという事もわかっていたが、行方をくらませているという報道だった。
そんな時のオープンハウス、条件悪化を気にする3人だったが。 そしてドロシーの様態も気になる。
はたして無事売れ、エレベーター付きの部屋に引っ越すことができるのだろうか?…

私が子供のころ、古いアパートに2年ほど住んでいたんですね。 まあマンション風の作りで、5階建てで屋上もあるところで、1階には外科だったか病院が入っており、2回は一応管理人がいたと思います。
私は5階にいたんですが、ここにはエレベーターが無いんですね。 らせん状の階段を毎日上がっていくんですが、実はここは1階に自転車を置いてはいけないという規則があるんです。 だからいちいち5階まで自転車をあげて部屋に入れておかなければならないんです。
小学生にこんなことはできないし、仮に頑張ってもやりたくない。 ただ、この時、後に親友となる友人が、「俺が降ろしてやる」 と言って肩に担いで降ろしてくれ、帰りも上げてくれるんですね。 もち ろんそう言われたら手伝わざるを得ませんでしたが(^^)
しかし、子供ならいざ知らず、老齢期に差し掛かった主人公夫婦にはきついですよね。 しかしこの部屋は眺めは抜群、それだけで癒されますし、屋上でゆっくりできるスペースも作って(勝手に?)いました。
内覧会で来る人間たちがなかなか面白いんですね。 85万ドルから100万ドルの相場の攻防になっていくんですが、なかなか駆け引きを仕掛けるリリー、まあ仲介人はマージンが欲しいからそういうもんですよね。
しかしここに少女が母親と一緒に来ていました。 この後カーヴィーたちも、引っ越し先を探し始めるんですが、行くところで出会うこの少女、私にはちょっと不思議な存在に見えましたが。
この作品のいいところは、ここでの40年間を振り返るシーンが、若い二人の俳優をを使ってカットバックされるところですね。 アレックスにコーリー・ジャクソン、ルースにクレア・ヴァン・ダー・ブーム、ここが結構ジーンとくるお話が多い。
監督はリチャード・ロンクレイン、10年ぶりのメガホンみたいで、前作はサスペンスのようです。 しかしダイアン・キートンは歳をとってもチャーミングですね。 なかなか後味のいい作品でした。(G)

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ドロシーの散歩をするアレックス、この後ドロシーが

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姪のリリー、不動産エージェント

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屋上でここでの思い出にふけるアレックス

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若い二人がここに来たのが40年前

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そして内覧会が始まる

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