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以下は先日、新聞で見つけた記事です。 74歳の主婦の方が投稿されたものです。読んだあと、石井桃子さんの物語を読んだ後のような温かい気持ちになりました。
「立春はすぎたとはいえ、まだ寒い日が続く。こんな寒い日に思い出すのが幼いころの寒参りだ。
まだほの暗い早朝、『いってきまーす』と元気よく飛び出した。 ちびた長靴でサクサク雪を踏んで鎮守の森まで駈けた。
寒参りの風習はいつからあったか知らない。学校の行事でもなければ、親から言われたわけでもない。私が小学生の頃は寒の間、一日も欠かさずお宮参りしてから学校へいっていました。おかげでみんな真っ赤なほっぺした元気な風の子ばかり。風邪ひきなど一人もいなかった。
「今日こそ一番だ」と長い石段をのぼっていくと、上のほうから鈴の音が聞こえ、悔しい思いをしたことは一度や二度ではなかった。だが、まだ、夜が明けきらない境内で『一人ではない』とほっとした気分になった。かじかんだ手をあわせていると後ろから『わー!』と驚かされたことも懐かしい。
帰りもまた雪道を駈ける。 家に着くと食卓で待っていてくれる家族の笑顔と一杯の味噌汁がとても温かかった。 大人になり寒参りをすることはなくなったが、相変わらず歩くことは好きで、今も散歩を日課にしている。
丈夫な体を与えてくれた両親と、心身を鍛えてくれた寒参りに感謝している」 当時の子供達ってとても元気ですよね。 神仏や両親に対する感謝の気持ちを素直に表現できる明るささも感じます。
そして、この方はあたたかい家族に、大事にされて育ったのだろうなと思いました。 続く・・
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