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名古屋ではちょいと有名な山○屋。
うどん屋、なんですけどね。
*なぜ伏字かというと、ちょいといやらしい計算を入れてしまっているからです。
何が有名かて、そこ、「味噌煮込みうどん、しか」やってないんですよね。
しかも結構うまくて、ちょっと特徴もあったりして話題にもなりやすい。
その前に、、、なに?味噌煮込みうどんて??
って思われる方も、地域によってはいるかもしれないので、ちょいと解説。
味噌煮込みうどんとは・・・、「赤味噌で、煮込んだ、うどん?」
そんだけ。
愛知県民には当然のことなのですが、やっぱり、ええ?って声が上がるみたいですね。
いや、ほんとに標準なんですよ、これ。
名古屋スッタンダード!
そうそう、本題。
で、この一うどん屋がとっても合理的な商売をやってるなぁ、と思いまして。
その理由を順番に上げると、
1.うどんなのに、単価が高い!
・・なんと、¥1000〜也。トッピングいろいろすると最高¥2500近く。
平均単価¥1500以上と読んだ。(ひょっとしたら店舗によって違うかも)
しかも夜も昼も、平日も休日もメニュー変わってないし!
2.とにかく、原価が安い。
・・そもそも小麦系は原価が安いといわれてます。パスタとかも。粗利益は一番いいはず!
*粗利益=売り上げ−原価(こいつが安い)
3.「麺がめさめさ硬い味噌煮込み」っていう絶対的なウリがある。
・・名古屋でゆったら、味噌煮込み=山○屋、ですから。
看板商品しかない、というところが、すごい。
4.システムが簡単
・・煮込みうどん「だけ」なので、設備から片付け、調理にいたるまで、そのシステムの簡素なこと。
その証拠に、休日の晩飯ピーク時というに、ホール2人、調理1人。すげぇ。
客席50はあるな。
あと、わからないのは店舗が借り物かどうか。
借り物だと、まぁ、話はちょいと変わってきますが。
もし所有物なら、こりゃ結構儲かりまっせ。(その店は所有ぽい)
さて、ここでいやらしい計算をしてみましょー。
エロではなくてね。
休日来店客数 120人 ×単価¥1500 = 約¥18万
月計算 ¥18万 × 8日/月 = ¥144万
平日来店客数 60人 ×単価¥1500 = ¥9万 (意外とランチでもっときたりして。。)
月計算 ¥9万 × 4日 × 4週 = 約¥144万
なんと月売り上げ ¥288万
粗利益はおそらく ¥200万 (原価は3割程度だとおもうなぁ。普通は4割)
光熱費、設備費など、もろもろを引いても¥130万くらいは残るものと思われる。
100以上は、硬いですかね。
親父、おかみ、ばあさんの3人ですから。。
もしバイトがいて−20としても、、。
はー、最高のサイクルですね。
すばらしい。。すばらしすぎます。
ただし、この手口(っていう言葉がわるいですが)、上の合理的な1〜4の理由すべてがそろってないとどうにもなりません。
1については、単価を低くしてなければ売れないとなると大変です。
これは普通のうどんそば屋、そしてラーメン屋がそうですね。
とにかくまわさないとやっていけないという図式です。倍は入れないといけないな。
2については、作るものとの関係になってしまいますよね。
新鮮な魚介類、高級なお肉、そういうものに手を出してしまうと、もうおしまいでしょうね。
よっぽどのネームバリューがない限りは、そういった食材は客寄せの宣伝費とみなさないといけません。
4についても非常に重要。
結局は人件費、設備費、消耗品類も結構経費としてかさんじゃいますので、それをいかに押さえていくのか。。
人件費は、特に社員となってやってくれる人がいないと回らないようなことではNGでしょう。
結局これらのすべては3に集約されるわけですよね。
いかに売りになる美味い商品を作り出し、高額でさばけるようにするか。
しかも、安くて簡単で合理的なものを。
付加価値でのみ値段が上げられるような商品。
そういった商品があることが、大前提なのでしょうね。
中にはありますよ、特別に美味いものがないけど、まぁやってけれるってお店。
そう、単に「やっていける」、だけなんですよね。
10のお店があって、1店舗は儲かって、2〜3店舗はとんとん、あとの店舗は・・・。
という2〜3店舗、ですね。
どうせやるなら、1/10を目指さないと、意味がないでしょう?
そうなれば、次の話をすることができるようになります。
これからも、こういったお店をいろいろ考察していきたいところですね。
こういった何か例題になりそうなお店あったら、教えてください。
あ、逆に人が入ってるのに、あんまり儲かってなさそうとかでも。
まぁ、人のことより、自分がなんかいいもの作れるのか?というところを考えないといけないわけですがあ。。。
あー、難しいですねぇ。ほんとに。。
店やってる人って、すげぇな、ほんと。
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