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打ち水ぅしたぁ 路ぅ地ぃ〜を抜けてぇ〜♪
打ち水って言葉聴くと、あるアーティストの曲の一節を思い出します。
って、そんな話ではなくってですね。
現代の最大の問題ひとつである地球温暖化。
そして都市部にみられるヒートアイランド現象。
とにかく、地球が暑い!という状況です。
そこである大学音頭をとって、社会実験として気温を下げるためにみんなで打ち水しよう、ってなったらしいです。
東京23区で始まった大実験!
・・そもそも打ち水って?
昔、うちでも婆さんがやってました。
米のとぎ汁だとか、雑巾絞った水とか、天然の汚れを落とした排水を玄関とか家の前の道に撒いてるの。
(人間、自然界に影響を与えないような生活排水の二次利用、というものです。ここ、重要です!)
皆さんも、見たことありませんか?
そんな光景。
撒かれた水は、蒸発する際に、「気化熱」というのを必要とするので、地面や空気から熱を奪います。
当然、温度が下がる、ということですね。
ただそれだけ?
ただそれだけっていっても、当然気温を下げるんだから、一瞬は効果はあるんでしょうが。
いやいや。
もう少し。
そもそもヒートアイランド現象というのは、単に熱の発生源が都市に集中しているから、というだけではなくて、「街に風がふかなくなったから」とも言われてます。
風が吹かない?なぜ?
「風の通り道」が街からなくなったから。
東京という街は、かつては細かい水路が街中に張り巡らされていたようです。
その川の水が、土やアスファルトといった地面と温度差をつくり、風を起こし、街の空気を海や山に流していたとも言われてます。
しかし開発が進むにつれ、そういった小さな水路が埋められ、建造物が立ち並び。。
(この埋め立てられた場所は、地震にも非常に弱い地盤として知られてますね)
そう。
その打ち水の温度変化によって、水の撒かれた道路を風の通り道にしてやろう!
って作戦でもあるわけです。
なぜ温度が下がると風の通り道になるの?
普通の風が吹く原理とおなじです。
海の温度と陸地の温度が違うから、気圧が変わって、気圧の高低差により空気が流れる、すなわち、風、です。
気圧の高低差が極端に激しいのが台風ですね。
その評価は難しいかもしれません。
風が起こっても、打ち水なのか、自然風なのか、判断できないでしょう。
水を撒くことによる心理的な変化を計るすべもないのかもしれません。
でも、こういった物理現象や心理的な変化だけでなく、生活排水の二次利用による、もったいないの
精神を考え直せるかもしれません。
そして「排水の意味」を考えられるかもしれません。
「打ち水」。その行為は、物理的、心理的な変化だけではなく、その「精神」にも影響があるように思います。
江戸時代から伝わる先人の知恵、やっぱりすばらしいです。
またひとつ、そう思えるかもしれません。
この東京23区から始まった大実験は、ここ何年か、全国で行われるようになってきました。
そして、いまや世界にも広がろうとしてます。
今年も始まります。
打ち水大作戦!
合言葉は、「ひとつになろう。」
http://www.uchimizu.jp/07/index.html
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