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2007.11.08 15:00 さて、那智大社でヤタガラスも拝み終わり、時間も十分って事で釣りをしようかと考える。 夕方の時合いが来るわけで。 と、その前にみやげ物なんてどうかなとおもい、行った先は「那智かまぼこセンター」なるところ。 そう、読んで字のごとく、かまぼこが大集結。 とりあえず、地元作製のありとあらゆるかまぼこが並んでいそうな気配。 観光バスもの団体様も来たりと、まぁそこそこのお店らしい。 場所も簡単で、那智大社から42号に向う一本道の途中にあるので、すぐにわかるだろう。 てか、でかいだとか、そんなことよりほぼすべてのかまぼこが試食できるのが魅力だ! 練り物もだいすきなN嶋的には、ぐるっとまわって一通り喰って、晩のおかずになりそうなかまぼこもゲットということで。 さて、買い物もおわり釣り場に選んだのは、ホテル浦島が向かいに見える桟橋。 桟橋って言うか、埋めたて地? とりあえず、ポイント本にも結構有名な場所とあるので、試してみることにする。 ここで大漁ゲットができるとしたら、温泉は目の前、土産にご当地名物は山ほど、トイレに水道も近くにあるなんて夢のようなポイントである! そんなことをかんがえながら釣行。 結構釣り人で混み合っているが、釣れているのはさびきに鯵程度のものだ。 おそらくはクエ狙いっぽい人がいるのだが、その人もつれていないようだ。 (本によると、この時季はクエの子がつれるらしい) 2007.11.08 18:00 つり続けるも雑魚がつれるのみ。 そんな釣りを続けると段々と日が暮れてきた。 ホテル浦島に灯がともり始める。 これがまた結構雰囲気がある。 何しろ、これだけのでかいホテルが山の上にまであるってのが、すごい。 ということで、そろそろ引き上げることにする。 なんせ11月。結構寒くもなってくるものだ。 ということで、冷えた体を温めるってことで、目の前のホテル浦島に行く。 ホテル浦島はちょっとした半島に位置し、一応は陸続きのホテルではあるものの、陸続き側の入り口は従業員、もしくは避難経路であり、基本的に船をつかって渡る事になる。 その船は、亀。なんせ、浦島ですから。 ・・なぜ竜宮城ではないのだろうか。。 で、その広大さたるやすごいもので、ホテルではなく、「ホテル街」のような感じである。 ホテルの棟をつなぐ通路にこういったお土産物屋がならんでいるところが、そんなイメージを膨らませるわけである。 普通の食堂、レストランとは別に、こういった感じで通路にラーメン屋や居酒屋なんかもあったりする。 しかも、そういったお店は夜にしか開店せず、さながら千と千尋の世界である。 そして、夜になると活気付くのも、またしかり。 と、目的は温泉である。 これだけ広大なホテル内であるがゆえに、温泉の数もかなり大きいのが6,7つ。 正確に覚えていない。 スタンプラリーの温泉めぐりができるほどである。 その中でも、山上温泉というのもあり、上の写真の山の上に立つ棟にも温泉がある。 そこに向うエスカレーター。 長い。長すぎる! 自分が知る中でのもっとも長いエスカレーターである。 その途中には熊野周辺の名所、景観を写した写真がならべてあり、こんなのどこに?と思うようなものも展示してある。 山頂には屋外に一つ、VIP施設内に一つの温泉がある。 (そう、この山頂の棟の奥はVIP宿泊施設で、大変高いらしい) とにかく、ため息である。 このわくわく感を求めて、連日多くの宿泊客が来場するのであろう。 わかる気がする。 温泉をかるく4つほどめぐり、十分ということで飯にしようと考える。 ホテル浦島からまた戻るのにも、やはり船である。 もどった時間は、すでに午後8時をまわってしまっていた。 観光地のご当地名物を食べさせてくれるお店は結構閉まるのが早い。 そりゃ、夜にもなれば宿泊客はホテルで食事、日帰り観光はもう帰路に付いている時間である。 野宿者用に温かく遅い時間まで開いてまってていただけるお店は、普通はない。 そんななかで探し出したお店は「ますだ」というこじんまりした和食屋であった。 おやじ一人でこなしている、カウンターのみのお店であった。 (向かいにもすし屋に明かりはあったが、値段が怖かったのでこちらにしたw) もちろん、鮪尽くしなど、ご当地食材のメニューが並ぶ。 当然、頼んだのは鮪。 鮪のユッケ丼。 先客が頼んでおり、見たら喰いたくなった! 濃厚そうな鮪のユッケに生卵の黄身が一つ。 うーん、食欲をそそる! ん?釣った魚しか喰わないんじゃないのかって? うるさい。 こんなところまで来て空腹でたまるか! そんな言い訳をしながら、舌鼓を打つ。 食事も終えて、一息ついたらすでに9時を過ぎてきた。 さすがにもう店じまいのようである。 ご馳走様でした。 こうして二日目も終わろうとしている。 さて、明日はどこに行こうか。 まだまだ旅は二日目である。 |
旅は野宿で
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2007.11.08 8:00 前日のグレの記憶も覚めやらぬまま、釣行も二日目を迎える。 しかし、二日目はあいにくの天気。 時折雨粒が降り注ぐ。 日の出と同時に目が覚める野宿のため、釣行時間は早いものとなる。 いい循環だ。 釣り場に到着すると、すでに先客が。 小雨に加えて風もやや強い。 うーん。ちょっと気力が。 前日に釣ってしまっただけに、気合がはいらないのが正直なところ。 結局、9時から12時まで粘るも、雑魚が遊んでくれるだけ。 おなかもすいてきたことだし、一度切り上げる事にする。 昼飯は情報誌で探したお店に。 そこはまぐろ食い放題、なるお昼のコースが! と、行ってみると、なんと!鮪不漁につき、コースはありません。とな!! なんのこっちゃ!! 雨といい、二日目はどうもツキがなさそうな気配。 ということで、釣行をあきらめて、かねてより行ってみたかった熊野三山めぐりを慣行! まずは、那智大社を目指すことにする。 以前、行きかけたのだが、なんとなく行きそびれてしまったところだ。 駐車場に車を止め参道を歩いていく。 途中、おみやげ物やが並ぶ細い小道を通っていく。 この那智大社、入り口が多数ある。 その一つ、まずは鳥居をくぐることとする。 こちらは一の鳥居というらしい。 ほかにも二の鳥居なるものがあるようだ。 そのまま進んだのかどうか定かではないが、仁王が構える門を通過。 いつの作品なのだろうか。 彫り物からみられる隆々とした筋肉が今もそこに命を宿しているかのようだ。 さらに階段を上りたどり着くと、那智大社の手前には青岸渡寺が構える。 ここも経路からしたらめちゃくちゃのような気がするが。。 この際、順路は無視していただこう。 いよいよ見えてくるは、かの有名な那智大社だ。 その朱塗りの神殿は曇り空のわずかながらの陽光にもてらてらと神々しい輝きを放っている。 いろいろ境内を撮ったのだが、携帯カメラゆえ、曇り空に弱く、いまいち良い画像が撮れずに残念である。 これは日本サッカー協会のシンボルでもあるヤタガラス。 その昔、神武天皇を戦にて勝利に導いた伝説でも有名である。 その伝説にちなんで、日本サッカーを勝利に導く、という思でシンボルにされたに違いない。 と、他にもヤタガラスと日本サッカーを結びつける案内が最近になって多くなっているのは気のせいでああろうか。。 まぁ、それはそれでよしとしよう。 この那智大社にはもう一つネタ的なものもある。 それがこれ、またくぐり(だったっけな?違う呼び方のような)である。 樹齢約850年と推定される樟の大木があり、その根元にできた空洞を人がとおってお祈りをする、というものである。 まぁ、やってはいないが。。 一通り巡り、明日からの旅の無事を祈りつつ那智大社を後にする。 那智の滝は、すでに何度も見ているので今回はスルーした。 さて、すでに正午過ぎになってしまった。 なかなかゆるりと巡ると時間がたってしまうものである。 神様にお祈りもしたことだし、午後からの釣果を期待して那智大社を後にした。 |
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2007.11.07 17:00 さすがに11月ともなると日が暮れるのが早い。 夕方5時には竿を納め、帰路に着く。 と、まぁ、帰るっても、帰るところはないのだけれども。。 ないんだけど、ちょっとめぼしいところは決めてある。 このきれいなトイレ、けっしてレストランやホテルのトイレではない。 なんと、屋外の公衆トイレである。 昨年はなかったところを見ると、ここ一年以内に建てられたのだろう。 道の駅、というわけでもない。 隣は農協か何かが経営している、ちょっとしたお土産+お食事どころがあるくらいの駐車場に設置されているのだ。 ここを今夜のキャンプ地とする。 やっぱり、、ぬるすぎ。。 本日は快晴。 通りすがら、夕焼けの港が美しいので、一枚! とりあえず、風呂を探しに行く。 幸いにも食材については串本町のど真ん中に24時間営業のオークワがあるので、後回しだ。 いけない。 こういう甘えがあるから、釣れないのだ。 今回は釣ったけど。 風呂はいつもの「サンゴの湯」ではなく、ロイヤルホテルのでっかい風呂と決め込む。 外湯1000円と、ちょいと高額ではあるが、仕方がない。 みやげ物売り場もあるので、ちょっとしたものも買えたりする。 1時間ほど温泉につかり、ホッと一息。 快晴といっても、さすがに後半は波をかぶりまくり、かつ陽も翳ってきて、はっきりいって風邪を引きそうになっていた。 温泉、サイコー。 さて、オークワにて食材の買出しである。 なんといっても、今回はメインとしてグレ30cmオーバーの切り身が用意できる、という久々の展開! 周りを何で固めるか、である。 前もって用意してあるのが「キャンプ用トムヤムクンセット」である。 セットといっても、スープの元と春雨が付いているだけだが。。 スポーツ用品店のキャンプ用品売り場に売っていたものを、随分昔、そう、賞味期限がとっくに過ぎるくらい昔に、いつもの夏島旅に持っていくために購入したものである。 *注:夏島旅とは、会社の同期4人でいろいろな島に野宿する旅。 結局、島旅では活躍する場がなく、今回Nしま個人の胃袋に納まることとなった。 もちろん、他の3人には通知していない。 かまわない。 2007.11.07 20:00 さて、そろえた材料は、以下の通りである! チャッチャカチャカチャカ チャンチャンチャーン♪ NHK料理教室のテーマ 右上から トムヤムクンセット、水、セロリ、しめじ、ねぎ、ソーセージ 下の段にいって、 たこ、甘エビ、グレ、マッシュルーム、イカの切り身。 うーん。 盛りだくさん過ぎる。。 でもまぁ、よしとしよう。 とりあえず、鍋に水を張り、火にかける。 火の通りにくいも、だしをとりたいものからぶち込む。 もう適当。 セロリなんてのも煮込むといい香りを出す。 初めてマッシュルームを使ったが、まぁ、なんというか。。 イカの切り身は夜釣り用の餌だったりする。 グレは最後に、煮込み過ぎないように入れる。 本日の晩飯ー! 画像は、まずそう。。 *あまりの空腹に画像を取る前にくっちまった!盛り付けが。。。 味はというと、、、、うめぇ!! こいつはうめぇですがな。 トムヤムクンのスープが旨いのか、それとも材料がいい味出しているのか。 とにかく、旨い。 おなかもすきまくりだし。 ずずずって喰っていると、通りかかりのおっさん達が寄ってくる。 一通り話もする。 こういったところで情報を聞き出したりするのだ。 この次期の夜は真鯛のちっさいのが釣れるらしい。 その話したおっさんも野宿の旅をしているようだ。 まったく、いい年こいて、、、自分もやってたりして。 ちょっとはなれたところでも電気浮きを流していたりするので、なにがしか釣れるのだろう。 飯も食い終わり、片付けも済ませ、いざ、釣行! てか、食事の準備中に投げ竿を放り込んでおいたのだが、、一向に釣れる気配はなし。 時折穂先につけた鈴がなるものの、釣れる気配はない。 ごみが当たったりしているのだろうか。 ほどほどにあきらめ、一日目の釣行は終了した。 |
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去年の話になっちゃうんですが、記録って意味も込めて、更新します。 2007.11.06 19:00 ようやく仕事もはけ、というかサボり、しなーっと帰宅。 明日から3連休をとっての一人旅。 いつものごとく、釣りをしながらの野宿。 行き先は、串本。 今回はいろいろと迷った。 能登に行こうか、、しかし伊豆もすてがたい。。 よく知るのは、やっぱり南紀。。 ということで、またしても串本に決定した。 また、行っておきたい具体的な場所もあったから、というのもある。 車を飛ばして、一路南紀へ向う。 高速を使えば、伊勢まではあっというま。 おおよそ1時間半といったところか。 伊勢で一度飯を取り、さらに南下する。 お約束の道の駅「熊野きのくに」で一晩を明かす。 2007.11.07 07:00 朝はなるべく早くに移動しなくては新宮にて混み合うので、とっとと出発。 まず目指すはいつもの樫野崎。 串本大島の先っちょに位置する磯場である。 もう今回で何度目になることか。 当日は風はそれほどでもなかったものの、海が荒れている。 とにかくすごい。 今までのなかでもっとも困難な釣行になりそうだ。 先客は3人。 これまで一番実績がありそうな場所はすでに取られている。 その隣に釣座を構える事にする。 さらにその向こうにも一組。 どうやら「イガミ」を狙っているようだ。 独特の仕掛けと海草の一種であるホンダワラを餌にしている。 遠くの岩場の上にも一人。 こちらは完全なグレ狙いのようだ。 合計4組。とりあえず、他の様子も見ながらスタートである。 さて、Nしまは相変わらずのグレ狙い。 実際はもう少し遅い時期のほうがよさそうだ。 寒グレ、というものである。 2007.11.07 10:00 ちょっと遅いが、午前中の釣行開始。 海が荒れているせいでなかなか思ったように仕掛けが流れない。 素人には、ちょっと難しい。 と、まぁいろいろやってものの10分できた一匹目は、、、 なんと、15cm弱。。 うーん、まぁ、いいか。そのうち、大きいのをね。 で、続いてきたのが、、 うーん、ちょっと大きくなって20cm。。 まだまだちいせぇ。 とりあえず、リリース。 こんなのが何度か続き、、、午前中は終了。 うーん、こりゃ、まずいな。。 なんのきっかけもなし。 11.07 15:00 そんなこんなで悪戦苦闘。 さらに海は荒れてくる気配が。。 気が付いたら、いつの間にか釣り場には2人。 ということで、ちょっと遠くの場所があいたので、そちらに移動。 こちら側はいい感じでさらしが沖にむかっている! ここに流したら、どや! でかい奴、くるんでないの!? という妄想を元に、放り込む。。 放り込む。放り込む。 うーん、何度やっても全部戻ってきやがる。。 そのうち、ばっさぁーーーっと来た波をかぶる始末。。 幸いにも風はなく天気は快晴。 11月といえども暑いくらいの陽気で助かった。 その後も粘る。 なんとか運良く波に乗って沖に向う仕掛け。 すーーーっとさらしにまかれながら、更に沖に。 浮きは距離と波のせいでとっくに見えない。 流されていくラインのテンションのみが当たりを知らせるサイン。 とそこに何がしかの感触が!! ぐぐうううん!! 強い! きったぁぁああ!!! これまでの20cmとは引きが違う! とうとう30cmオーバーきたか!! ちょっとどきどきしながらのやり取り。 足場がすべるためあまり先端までいけない。 竿の長さでもって、岩場のへち(壁際)でのやりとりをする。 もぐられたらラインが切られる! こらえる、こらえる、、何とかこらえてあげた獲物は・・・ ようやく、ようやく出た! 30cmオーバー! 念願の30cmオーバーグレをゲット! 引き自体は、以前釣った36cmにはやはり及ばないものの、満足の一尾。 なんせ、初の磯での30cmオーバー。 やり取りにスリルがあるところが、いい! そして、調子にのって続いて仕掛けを流す! その数十分後! 同じように沖に流す仕掛けにガツンと! ぉぉぉおおおおお!! 今回は、さらに、でけぇ!! 30cmオーバー間違いなし! 36cm級のヒット!! ・・・が、、パワーに負けてもぐりこまれる。。 ぷつん、とハリスが切れて、終了。 結構、あっさり終了。 一瞬のやり取り。。 その後、数度波をかぶりながら粘るも、当たりなく終了。 しかーし、今夜はこの一枚が食卓に上るのである! それでは次回、アウトドアクッキングをお楽しみにw |
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28日 10:00 前日、あまりのひもじさに、店を転々とした挙句に、また飲みまくりで今日もグロッキーの一行。 まぁ、要するに何があっても飲みまくりということだ。 さて、今年の夏休みはカレンダーの関係で一日少ない。 なんともまぁ、予定を狂わせてくれるものだ。 ということで、4日目にして荷物をまとめなくてはならい。 記念に粟島から見える富士を眺める。 もちろん富士山ではないが、勝手にそう名づける。 名づけても、いいだろう。 さてこの旅、いつもの喰い過ぎグルメ旅行とは程遠い感じになっている。 島名物を食べたかというと、そう、「わっぱ煮」くらいであろうか。 粟島グルメといえば、雑誌や何かですぐに見つかるのが「粟島ラーメン」。 なんでも要予約で2000円もするラーメンである。 一体どんな? 名前はでてくるものの、画像が出てこないので想像がつかない。 旅行前に何がしかの旅番組でやっていたらしいのだが。。 我々、ラーメンマニアを擁するメンバーとしては、これはたまらない一品である。 昨年いけずに、待ちに待った一品といってよい。 ということで、前日に予約の電話を入れる。 んが、はっきりいって地元のばっちゃんなんで、何を言ってるのかさっぱり。。 どうもキャンプ客にはちょっとねぇ、という感じ。 で、食わしてくれへんの?っていうと、そうでもないらしい。 どこかの宿に宿泊していないと信用がないようだ。 どないやねん。。 適当にねばって交渉を続け、何とか4杯の粟島ラーメンを確保する。 で、問題は、その交通手段である。 その粟島ラーメンが食べられるのが、反対の町。 つまりだ、一日目で記録したとおり、とんでもない坂に山道に自転車をこいでいくしかないという過酷な旅に出なくてはならないということだ。 と、文句を言っても仕方がないんで、とりあえず自転車を借りて出発。 そうそう。 ひもじい夜に蕎麦屋で出会った地元の衆の一人は、この村役場の自転車貸しをやっていた。 昨夜のへべれけとは打って変わって、公務員の顔である。。 さて、何とか30分以上かけて隣街に到着する。 すれ違う人の中には、子供を荷台にのせて走るママの姿も。。 なんとも、たくましいことだ。 ようやく到着したお店の名前は、かもめ食堂。 海の近くにありがちな、なんてことはない食堂だ。 店に入ると、やはり有名なのか、著名人のサイン色紙が並んでいる。 まぁ、中にはお約束のように、演歌歌手のポスターとその色紙も並んではいるが。 海といえば、やはり演歌だろう。。 ラーメンの前に、ちょっと気になる商品名が目に入る。 海そうめん。 何だろうと、頼んでみる。 とても色鮮やかな緑に、ぷりぷりっとした食感。 わかめや昆布とは違うソフトな感じ。 海ぶどうとわかめを足したような、といえばわかるだろうか。 そして、いよいよ念願の粟島ラーメンである! なんと豪勢な! あわびにサザエ、なまこに蛸にイカに海苔にわかめにと。 また、海のものだけでなく島で取れるシナチクにジャガイモ、葱。 要するに、粟島の食材をすべてぶち込んだ、というものである。 ラーメンというより、鍋、といったほうがいいかもしれない。 さすがは一杯2000円というラーメンなだけはある。 むしろ、お徳。 スープはというと、海のだしがしっかりと出たうまみ。 とんこつ、鶏がらという種類とはまったく違うもの。 海鮮ラーメンである。 なんだか麺が二人分もありそうなほどであるが、全員完食。 食事をしながら聞いたのだが、このラーメン、どうも作れない日があるらしい。 それは、材料があるかないか、ということ。 特にあわびなどは保障されず、また、作れても数杯分の時なども。 ましてやオヤジが漁をサボろうものなら店じまいである。 よくて限定10杯。 幸運にも、日曜の昼間のゲットであった。 その後、たくさんの客が入ってきたが、残念ながら彼らは当然、このラーメンにはありつけない。 なんとなく、優越感である。 さて、もう戻らないと船が出てしまう。 帰りは一気に坂を上って、あとは長い緩やかな下り。 空は晴れ渡り、最後のサイクリングを楽しむ。 もちろん、リアルゴールドを飲みながら。 最後は、土産を買い、フェリーへと乗り込む。 遠くから島を眺める。 島の外周を走る道が山の木々を切るように浮かび上がっている。 斜度20度といったところだろうか。 非常につらかったサイクリングを思い浮かべる。 甲板から船室に戻り、うとうととしたら、次の瞬間にはきっと、本州なのであろう。。 2007年、野宿の旅、ここに完結。
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