|
【北京=川越一】中国の中央政府機関は21日までに、「三公消費」と称される海外出張、公用車、飲食接待に費やした2011年の公費額を公表した。腐敗体質に対する国民の批判を緩和するため昨年から始めた公開制度だが、税制をつかさどる国税総局による約20億元(約250億円)超の“浪費”が明らかになり、逆効果となっている。
謝旭人財政相は6月末、全部で92部門ある中央政府機関の昨年の三公消費総額が93億6400万元(約1170億円)だったと明らかにした。約94億7千万元(約1184億円)だった一昨年から減ったとはいえ、減少幅は微々たるもの。政府が腐敗撲滅に乗り出した後も、特権意識が抜けていないことがうかがえる。
特に、他省庁から遅れ、19日深夜になってホームページ上で公表された国税総局の三公消費総額は20億3800万元(約260億円)と突出。特に公用車の購入・維持管理には13億7千万元(約171億円)が費やされていた。人事社会保障省のように、基準とする予算を操作し、支出を「予算内」と発表するケースもあった。
中国のインターネット上には「一般庶民の血税をカネと思っていないのか」「これらのカネを民生に投じれば、一般庶民は政府批判などしないし、これほど多くの恨み言も出ない」といった批判が殺到。政府は今月9日、目にあまる三公消費を厳しく罰する規定を公布したが、国民の不満が収束する兆しは見えない。産経新聞
政府が腐敗撲滅に乗り出した後も、特権意識が抜けていないことがうかがえる。中国の共産主義の腐敗・堕落が公にしている自業自得である。
|
全体表示
[ リスト ]




