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ノーベル賞のことを考えていたら北里柴三郎のことを思った。藤原正彦氏が述べている。『北里は熊本出身で東大を出てドイツに留学した。ドイツでは細菌学のコッホの下で研究して、破傷風菌の純粋培養に初めて成功しました。第一回のノーベル医学生理学賞を取ったベーリングは北里の共同研究者で、北里の開発した方法を応用しただけです。北里の方が有力候補だったが、人種差別により取れなかったと言われています。明治日本で初めて世界的となった学者ですが、ドイツを離れる時にはケンブリッジ大學やアメリカの有名大学からの教授就任の要請が殺到したそうです。ケンブリッジなんて、北里のために研究所まで作るとまで言った。でも北里は「祖国日本の医学と医療のために、日本に戻る」と言った』ということを。
「参考 名著講義 藤原正彦 文藝春秋」
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