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デイビット・リカードという一九世紀の経済学者が唱えた「比較優位説」という理論によって長い間、自由貿易のの正統性が支えられてきた。比較優位説というのは、、それぞれの国が得意としていて有利な生産物が特化したほうが世界全体が豊かさが増すという学説です。
ステイグリッツは情報が先進国と開発途上国との間で非対象なら、同じ条件で貿易ができるはずがないと指摘しました。さらに、WTOやGATT,GATSでルールをつくっても、それはほとんどの場合、先進国がつくるルールに巻き込まれて しまって途上国が不利になると言ったわけです。
自由貿易で、国家間の格差が埋められるだけでなく、先進国の労働者間の広がらないというのが、自由貿易の帰結でした。しかし、ポール・クルーグマンは、「貿易と賃金についての再考」という論文をブルッキングス研究所に提出しました。それまでの自説であった自由貿易論は成り立たずに、実際は格差が開いていることを認めたわけです。
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