|
神谷美恵子の「遍歴」はこう結んでいる。「それにしても生きるとは何と重いことであろう。私は今ライの患者さんに一番親近感をおぼえている。彼らのところへ15年間ちかく通えたのは一生のよろこびであった。何もしえなかったが、彼らの心の友とさせて頂いたことが光栄である。社会の底辺の人こそもっとも大切にすべき人だちだ、との思いを深めている。一生、ちどり足のような遍歴だったが、彼らにめぐりあえて、交わりをつづけられたことを最大の恩恵と考えている。どうか彼らに最後まで恵みの与えられんことを」
|
好きな・感銘した文章
[ リスト ]






