「日本は経済力を外交に利用するが、それは時に通じない。拡張主義や暴力的傾向のある国と交渉する際、外交以外の力を活用、主張に耳を傾けさせるべきだ。民主国家においても、軍事の活用は外交の重要な構成要件の一つとの認識を示したものだ。
周辺諸国に脅威を与えるとして”盾の装備“に特化・抑制してきたわが国の場合、北朝鮮などに対する効果的な抑止力が発揮できない。拉致問題の進展など、外交のテコにも成り得ない。そういうことになる。政治・外交と軍事の相互依存関係が、世界の現実と日本ではあまりかけ離れている」「野口裕之の安全保障読本 PHP」