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チェ−ホフは、この地球をもあの夜空の星屑とおなじ孤独な惑星の一粒として眺める。およそ文学者ばなれした視力を恵まれていたようである。どの作品からも影法師のように這い上がってくる寂寥感、エ−テルのような冷気、人物と風景を浮き彫りにする悲哀の気分、といった一読チェ−ホのものと知られるまなざしも、なにか一般チェ−ホフの知られるまなざしも、なにか一般人類の理知光とは隔絶した異次元の光源から発するもののようにさえ感じられる。私はそれを、チェ−ホフという人は、われわれ地球人の俗衆にいたずらまがいの警告を発するために、別の星から派遣された宇宙人のようだ、と思ったりする。
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2012年06月27日
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ぼくが
死んでからでも
十二時がきたら 十三
鳴るのかい
苦労するな
まあいいや
しっかり鳴って
おくれ
この詩の十三は十二が正しいのだ。杉山平一は薄命の毛銭を思うと心に沁みるとしている。
熊本県葦北郡水俣町(現・水俣市)に生まれる。本名・喬(たかし)。東京の青山学院中学部へ進学していたが、脊椎カリエスを病んで中退・帰郷。以後、寝たきりの生活を余儀なくされる。病床で詩作を始め、「九州文学」などに作品を発表。また戦後の1946年、水俣青年文化会議を組織するなど、郷里の文化活動の発展に貢献した。1950年、35歳の若さで死去。
代表作に「柱時計」など。ユーモラス、また一面スケールの大きい詩風と評される。
水俣市わらび野に墓と詩碑があり、墓石には「生きた 臥た 書いた」と記されている。同市内にはもう一か所詩碑が存在する。1998年には市民により「淵上毛錢を顕彰する会」が組織された。また2008年、熊本県立第一高等学校合唱団が全日本合唱コンクールで彼の詩による曲を歌っている。 |
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あんずよ花着け 地ぞ早やに輝やけ あんずよ花着け あんずよ燃えよ
ぎりぎりの気持ちで見ていると その美しさは驚く外はない 花が食べものでないことは 何たる大きい徳であらう
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1904年のチエーホフの死に就いて、アルツィバーシェフは「今や刑罰、テロ、微発、無政府主義、大衆の暴動、死せる偶像の廃止、生ける偶像の処罰などの期が塾した」1906年に「わたしは、チエーホフはいい時に死んだ、まさしく死ぬべきであったのだと思ふ」彼らしいことを書いた。生きのびてゐれば、「恐らくもっと大きい、もっと才能のある作家に発展したかもしれないが、「併し、春の黄昏どきにあるやうな、或は日の出と共に消えて行くやうな、而も人間にとっては、白日の劣らず貴いあの及び難い物悲しい美しさをもったチエーホフという完成された作家を失ったであらう」。いい時に死んだとアルツィバーシェフは言ふ。高見順は書いている。『さうかもしれない。私はチエーホフの早死を必ずしも嘆くのではない。私が嘆きたいのは、彼の無謀なサガレン行きが彼を早く死なせたといふことである。彼は何故サガレンに行ったのか。彼をサガレンへ追い立てたのか』。
サガレン【Saghalien】《満州語に由来》サハリン。樺太(からふと)。
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共同通信社が消費税増税法案の衆院通過を受けて26、27両日に実施した全国電話世論調査によると、増税法案採決で民主党の小沢一郎元代表らが反対票を投じ造反したことに59・8%が「理解できない」と答え、「理解できる」は36・1%だった。小沢氏らの新党結成に関しても「期待しない」との回答が79・6%に上り、「期待する」は15・9%にとどまった。
小沢氏らの行動が国民の支持をつかみきれていない実態がうかがえ、今後の新党をめぐる動きにも影響を与えそうだ。
野田内閣支持率は29・9%で前回6月上旬の調査より2・1ポイント下落し、不支持率は54・3%に上昇した。
(共同)
世論調査は正しいだろう、でも、大衆は理屈や論理でないのだ。あの、衆議院本会議場で木札が白票・青票かどちらかだというは、現象面だけである。今、デフレ化で消費税導入は正しいのかどうかである。この経済状況についてどう認識するのかどうかである。
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