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戦うものは悲劇である。今日の戦いに於いて、文学者はそれを無償の行為と思い定め、英雄の精神を左右するえたいのしれぬもの―デーモンは、つねに美しい徒労にまで彼を駆る。戦いは悲劇であり、勝つことも悲劇である。しかもこの悲しい宿命に偉大な人は力づよく戦った彼らを見る。ヘルダーリンの教えたものは、まさに悲劇という勝利であった。世俗にいえば彼らの光栄の日のセント・ヘレナである。偉大な敗北である。
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【温州(中国浙江省)=幸内康】中国人民銀行(中央銀行)は7日、政策金利である法定貸出金利と法定預金金利をともに8日から引き下げると発表した。利下げは2008年12月以来、約3年半ぶり。欧州の財政・金融危機を背景に減速感が増してきた景気の下支えを図る。インドやブラジルも利下げに動いており、新興国が相次いで金融緩和に転じ始めた。
人民銀による引き下げ幅は1年物で0・25%で、法定貸出金利は6・31%、法定預金金利は3・25%になる。
中国経済は今年1〜3月期の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比8・1%増となり、5四半期連続で伸び率が縮小した。4月も輸出、消費、公共投資に関する経済指標の伸びが軒並み鈍化した。
(2012年6月7日21時59分 読売新聞)
中国経済も厳しい。欧州の債務危機は中国にも経済成長が鈍化している。欧州は、中国の輸出先ですからね。
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政府のエネルギー・環境会議が「エネルギーの安全保障や多様化と両立できる形で原発低減の道筋を具体化すべきだ」などとする中間報告案をまとめたことが、7日分かった。安全保障やコストの観点から原発の有用性をにじませる内容で、関係閣僚が出席する8日の会合で議論される。
報告案は、東京電力福島第1原発事故を受け、原発比率を含む将来のエネルギー構成や、地球温暖化対策の戦略をつくる上で考慮すべきだとする7種の考え方を提示。
この中で「原発依存度の低減を目指すべきだが、一方で、エネルギーの安全保障や多様化と両立できる形で低減の道筋を具体化すべきだ」などとした。
(共同)
エネルギーの安全保障や多様化が国益になる。政府のエネルギー政策として、そのことが大切だし、資源が国家間の対立になっている時代に資源のコストも大切である。
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2012.6.7 03:33 [産経抄]
「きょうのコラムはおめえのか」。ヒゲの殿下、寛仁親王殿下からある日、こんな電話をいただいた、と小欄の前任者、石井英夫さんが、『コラムばか一代』(扶桑社)で述懐している。
▼阪神大震災のとき、天皇、皇后両陛下がお見舞いに出かけ、手をとり、膝をついて被災者を励まされる姿に感激したと、書いたばかりだった。石井さんは、早速赤坂御用地へタクシーを飛ばして真意を聞く。
▼「天皇、皇后両陛下が行かれたところはごく一部にすぎない。はずされた被災地の人びとの気持ちを考えてみろよ。それを思わずに、あの光景に感激したなどと書くコラムは甘っちょろい」。寛仁さまのおことばに、「丸太ン棒で頭をぶんなぐられたような衝撃を覚えた」という。
▼筆者が代わっても、小欄の読者でいてくださった。5年前、「勤労感謝の日」は、もともと「新嘗祭」の日だった、と書いたところ、たちまちご指摘をいただいた。今も宮中では、厳粛な儀式が行われている。「だった」ではなく「である」だ、と。
▼英国留学から帰国すると、皇族として初めてサラリーマン生活を経験されている。ラジオの深夜放送やテレビのトーク番組では、皇室について率直に語られ、大好きなスキーの、身体障害者への熱血指導ぶりでも知られる。酒やたばこをめぐるエピソードも多い。何より国民を驚かしたのは、「皇籍離脱宣言」だ。
▼皇室典範改正論議では、女系天皇容認論を強く批判された。歴史と伝統を守るためには一歩も引かない、との強いお気持ちをひしひしと感じた。長年のがんとの闘いは、壮絶の一語につきる。「天衣無縫」「硬骨漢」、そんな言葉がぴったりの66年のご生涯だった。
寛仁親王殿下のことをわかる文章ですね。国民は皇室とともに歩むというより、皇室あっての国民であります。 |
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敗戦が日本人にもたらしたものは何であったのか、それは各人各様であつであらうが、愛する若者や得がたい親友を戦争で喪ひ、荒涼たる祖国の現状を前にした私にとって、三島由紀夫の健在が、唯一の心の灯となつた。その灯は、彼の死にいたるまで、私の歩む道を照らしつづけてきた。
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