真正保守を訴える

日本を愛し、郷土愛に燃える。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

日本の美学では、

 日本の美学では、かくされた部分、余白の部分にもしろ風趣を感じとろうということだろう。人生の余白、かくされら出来事で人間も評価すべきだ。
 
 「ビルマの竪琴」を著した竹山道雄に関する「竹山道雄と昭和の時代」平川祐弘東大名誉教授の本を放蕩庵で、どこにもでないで読んでいる。竹山道雄はドイツ文学者だけれども、反共・保守の学者であつた。「昭和の精神史」では共産主義の欺瞞性と軍部の暴走を批判している。
 
 竹山道雄はド欧米文学にも見識のある人であるが、神道への崇敬の念というのが尋常ではないのだ。彼は書いている。「神道は言挙げせず、教理としては貧弱だけれども、宗教感情の対世界態度をあらわすのはただ言葉には限らない。神社という形もそれに劣らず雄弁である」と。
 
 
 竹山は書いている。われわれは神道についてはほとんど何も知らない。教わったこともない。神道が国体を顕揚し戦意を強化したなどというけれども、われわれは神道からなんの強制をうけたおぼえはなく、その教義すらはっきり聞いたことはない。 ただ森の中の空屋のような祠に、さまざまな名の神が祭ってあり、しかもその神はそこにはいず、代わりにその神を偲ばせる御霊代が御神体になっている。ぼんやりと曇った鏡などが懸っていて、正体は不明である。ふしぎな謎のようなものだが、それについても別に気にしないで無関心でいると。竹山は出雲の神魂神社について、その建築は大きくないが、純粋性という点から「比類ないもの」といった。
 
 平川祐比呂は竹山道雄の神道についての思いを書いている。 あらたふと青葉若葉の日の光 芭蕉 という句に示されるような、理知には到達し得ない優越者に対する畏敬の念こそが神道的感情なのだろう。
 自分たちをとりまく神秘の前で自分たち一個人の存在を小さくおしちぢめてしまうこと、自分たちのまわりになにかが臨在していて、それが儀礼と慎重な心づかいを求めていることを感ずること―それが多くの日本人の信仰心である。

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


.
真正保守を訴える。
真正保守を訴える。
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
友だち(86)
  • 星月夜
  • ももくん
  • うすっぺら
  • H氏のニーハイオーハイ
  • にぶにー
  • 保守派の読書ノート
友だち一覧

標準グループ

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事