真正保守を訴える

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-戦後語録-三島由紀夫

 承詔必謹とは深刻なる反省の命令である。戦争熱旺んなりし国民が一朝にして平和熱へと転換する為に、自己革命からの身軽な逃避が、この神聖な言葉で言訳されてはならない。
 ぼんやりとして考えている。露というのは草花にとって雨という恵みなのだろう。やさしい言葉を如露の水と共に受けた花はより美しい花を咲かす。水をくれる人間の愛情を敏感に感じるからだ。と遠藤周作さんの書いた本で読んだことがある。自然と人間は一体である。
心なりけり 諸田玲子 中央公論2012・5
 高杉晋作は4月14日の未明、林家の離れで息を引き取った。行年29歳だった。訃報を聞いても、おのうは駆けつけなかった。駆けつけたところで、妻女の面前では、頬ずり接吻もできない。いずれにせよ、高杉は死んでしまったのだ。ものいわぬ骸にすがったところでなんになろう。おのうは涙が涸れるまで泣き尽くした。そのあとは、久しく手にしていなかった三味線を持ちだして弾き、掠れた声で唄った。
 おのうは、望東尼は秘かに心をよせながら死に別れた人の話をした。聞いているうちに、おのうの胸にひとつの考えが浮かんだ。「うちも葬儀に行く。行かならん。尼さん。うちはこれからずっと高杉さんのおそばにおることにした。それが、うちの、心、じゃっき」最期は看取れなかった。此岸には妻も家族もいる。けれど彼岸には誰もいない。吉田松陰や久坂玄端や、志半ばで非業の死を遂げた仲間は大勢いるかもしれないが、高杉の身のまわりの世話をして、夜になればひとつ床で足をからめて眠る女はいないはずだ。だったら、自分がそばにいてやればよい。「高杉さんはもう、うちだけのもんじゃ」
 東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを含む魚介類を食べて起きる日本人の内部被ばくは、年間0・032ミリシーベルトと低いレベルにとどまるとする研究結果を、米ストーニーブルック大のチームが米科学アカデミー紀要電子版に3日発表した。
 単純比較はできないが、自然界で生成されて魚に多く含まれる放射性ポロニウムの数十分の1の水準。チームのニコラス・フィッシャー教授は「“安全”という言葉は使えないが、がんを引き起こすレベルに比べてはるかに低いと言うことはできる」としている。
 チームは、原発事故後にマグロなどの魚介類や海水中から検出されたセシウム134と137の濃度を分析。市場に流通している魚介類を日本人の大人が1年間に約57キロ食べると想定し、体内に取り込まれる2種類のセシウムによる被ばくを計0・032ミリシーベルトと推計した。(共同)
 原発事故後にマグロなどの魚介類や海水中から検出されたセシウム134と137の濃度を分析。市場に流通している魚介類を日本人の大人が1年間に約57キロ食べると想定し、体内に取り込まれる2種類のセシウムによる被ばくを計0・032ミリシーベルトと推計した。ニコラス・フィッシャー教授は「“安全”という言葉は使えないが、がんを引き起こすレベルに比べてはるかに低いと言うことはできる」としている。福島第一原発事故の放射能汚染について、客観的な冷静な知見が発表されている。
 村上春樹の本を読んだことないな。阿川佐和子さんの本も。いつもの図書館で本を読んだり、貸出を受けているが、神谷美恵子、柳澤桂子、山本健吉、寺山修司、等の本は読書を愉しむことが出来る。生きる力も与えてくれる。

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