真正保守を訴える

日本を愛し、郷土愛に燃える。

本の感想・・

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今日は、図書館で「司馬遼太郎の遺言」。谷沢永一氏の本を読みたくなった。谷沢氏は書誌学者・評論家であり今はお亡くなりになったが、その読書量と読書を通じた洞察力には感服している。この本で西郷隆盛について谷沢氏は司馬遼太郎の西郷論を紹介している。「西郷は国家の基盤は財政でもなく軍事力でもなく、民族がもつ颯爽とした士魂にありと思っていた」。さらに、谷沢氏は書いている。この信念を時代錯誤と笑うのは容易であろう。しかし一方的に西郷の素志を役に立たない妄想だとして切り捨てることができるだろうか。司馬遼太郎がこの一節を書き記した時期およびそれ以後、日本の社会風潮から「颯爽とした士魂」の風韻が除々に消えるようになった、というのは言いすぎだろうか。司馬遼太郎は過ぎ去った歴史を眺めながらも、単に過去の話をしているだけではないのである。と・・・・・。私は谷沢氏のこの本を読みながら司馬遼太郎の書いた本を読み直したいと思う。
この『竹柏記』は、
 堅実誠意を何よりも大切にする孝之助という武士が主人公だ。

 彼は、
 愛する女、杉乃が、
 御用商人との癒着横領をやっていて、自分がその後始末をしたことのある、
 彼としては人柄を信じられない青年岡村八束に、惚れたのを憂慮し、
 強引に杉乃と結婚するのだが、
 八束から逆恨みを受け、卑怯な闇討ちを受けたりする。
 一方、
 自分を高く売らないという孝之助の性格もあって、
 何も事情を知らない妻杉乃の方は、
 幸之助の愛情をこばみ、会話も愛もない結婚生活が続く。
 
 杉乃がかつて思いを寄せていた男、岡村八束は、藩を飛び出していたが、
 しかし、ひょんなことから、藩主に認められ、
 将来有望な「側用人」として、国に帰ってくる。
 そして、孝之助夫妻を自宅に招待し、現在の身分の差を見せつける。 
 打ちひしがれて帰宅した孝之助と、その夜の夫婦の会話が、
 この物語のクライマックスになる。

 その中で、こんな科白が出てくる。

「私はおまえを愛していたが、それ以上に、おまえを不幸にしたくなかった。
 恋はなによりも美しく尊いものかもしれない。しかし人間には生活がある。
 生きてゆくには辛抱づよい努力と、忍耐が必要だ。しかもその道は嶮しく遠い。
      (中略)
 私はそういうものからおまえを護りたかった、風雪に当てたくない、苦しみや
 悲しみを味あわせたくない、平安な家庭と、温かく満ち足りた暮らしを与えたい、
 これがなによりの願いだった」

 山本周五郎は『竹柏記』について
お互いの身を焼きつくすほどの、激しい、ひたむきな恋は美しく。一生にいちどは
そういう経験のない人生はさびしいと思う。しかし、いかに美しく、熱烈であっても、
人間の一生、という立場からみると、恋は決してすべてではない。
仮借のない現実のなかで、飢えず、凍えずいちおう生活を立ててゆく、ということ
だけでも、辛抱づよい努力と、絶えざる精神が必要である。「恋」を人生の華麗な
牡丹とすれば、生活は松柏の変わらぬ色に譬えることができるだろう。
                                              労働文化(昭和26年9月)
今日は、上田七加子さんの『道ひとすじ・不破哲三とともに生きる』を読む。不破哲三元日本共産党委員長である。私は保守・民族派であるから、思想も政治理念もちがう。でも、不破哲三という、政治家の愛する人と歩んだ歴史、覚悟ある政治家の重厚さとマルクス主義という哲学を根底にある強さに感銘である。この本で・上田七加子さんは、不破哲三(上田健二郎)不破哲三とはペンネ−ムである。ここで同志であり、愛する妻となった二人の結婚の誓いである。

結婚の誓い
私たち二人はここに結婚し、
生涯をつうじてかたく結びつくことを誓うとともに、
その力を合わせて、世界の平和と解放の大業
にいっそうの努力をつくすことを誓います。
1953年3月22日
上田健二郎
七加子
 
 上田七加子さんの『道ひとすじ・不破哲三とともに生きるという本で結びに「この世に人間として生まれた以上、もっと人間らしく生きられるように、よりよい社会を目指して働いてきたことが、いままでの私の人生だったとふりかえっています。大勢の人々に教えられ、助けられ、協力しあって過ごしたきた日々にに感謝しつつ、これからも日本共産党と仲間たち、そして最愛の夫・同志不破哲三とともに、この道をただひとすじに生命ある限り歩いていきたいと思っています。』私は党派・イデオロギーを超えて一生を政治に捧げた上田さん夫婦のご自愛をしていただきたい。
私は兵隊がきらいであった。戦争させられるからではなしに、無理強いに命令させられることが何より嫌いだ。そして命令されない限り、最も大きな生命の危険に自ら横たえてみることの好奇心にはひどく魅力を覚えていそた。私は好奇心でいっぱいだった。そこで又、私は特殊な訓練を始めなければならなくなった。言うまでもなく、これも亦、最大の危険の下で、如何にして、なるべく死なないようにするか、ということだ。
 
私も強制されることが嫌いだからだ。坂口と同じだ。保守・民族派であっても、精神の自由は絶対にもつべきである。
 出光佐三氏は門司で石油販売業を始め、持ち前の才覚で営業を拡大、敗戦で海岸資産を失うも、原油輸入から精製、販売まで携わる石油会社を築いた 出光佐三。メジャーズや政府規制に対抗し続け、民族系石油会社の雄となりえた背景を探る。と著者は書いている。
 
この本で、大東亜戦争の敗戦の時に 出光佐三 が社員に述べた言葉である。
 
1、愚痴をやめよ
 
2、世界無比の三千年の歴史を見直せ
 
3、そして今から建設にかかれ
 
ということである。
 
 これは、昭和15年に発行去れた『紀元2600年を迎えて店員諸君と共に』と同じ思想が連綿としてあると思う。
「黄金の奴隷たるなかれ」「人間尊重」たれというのも 出光佐三の信念だと思う。私は高校生時代に 出光佐三の講演を聞くことができた。皇室を敬愛して民族の独立を願う高邁な思想に共鳴した。その思想が民族系石油会社の経営の原点ではないのだろうか。
 
 また、出光佐三が国民的人気を博した理由は橘川武郎は次のように書いている。メジャー(大手国際石油会社)に対して果敢に挑戦したことだけには限らない。もう一つの理由は、 出光佐三は、日本政府による規制に終始抵抗したアントウルプルヌアー(企業家)だった点に求めることができる。ということだ。 そんな、出光佐三も昭和58年満95歳の長寿を全うした。昭和天皇は、 出光佐三の死去を悼んで「 出光佐三 逝く」として次のように詠まれた。
「国のため ひとよつらぬき 尽くしたる きみまた去りぬ さびしと思ふ」

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