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私は神谷美恵子のファンだ。大病をして神谷の本を貪り読んだ。渡辺節子は神谷についてこんなことを記している。悲しみは人の心を弱く、もろくしてしまう側面もあるが、悲しみの中で鍛えられ、豊かになっていく人もいるのだ。「悲しみには様々な顔がある」と。
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本の感想・・
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神谷美恵子に関する本を読んでいる。渡辺節子氏は、この本の解説で、彼女は晩年に、マルクス・アウレリウスの「自省録」を読み進み、一方で「自分もまた草のひとつとして大地に抱かれる思いがしてくる」と記している。
また、神谷美恵子の感情、知性、魂といった人がもつ重層的なレベルで、人間存在への理解を深めていく。起点というべき感受性が、血となり肉となっていく過程が鮮やかに浮かびあがってくると書いている。 |
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昨日は春晴れで、数件の古本屋で、生きるために読む本を探した。そこで、見つけたのが、宮原安春の「神谷美恵子 聖なる声」(文春文庫)である。金額は105円である。この本は図書館で読んだこともあるが、文庫本は読みやすいと思い購入した。
神谷美恵子については、何回もブログ等で書いているが、彼女の「心の旅路」「生きがいについて」は彼女の言葉、行動、その生き方に励まされた。私は、心うるおい、生き抜く勇気を与えてくれたということである。
彼女の若いときの文章を宮原安春は胸をしめつけられる思いで味わったと記している。次のようなものである。
「悲しみをてこにして飛躍すること。悲しみや苦しみの中になずむな、それにきよめられ、きたえられ、優しくされよ」
神谷美恵子はこれを信念として、凛とした姿勢で生きたのである。
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馬渕睦夫元外交官によれば、麻薬の合法化を欧米が日本に言ってくると警戒しています。英国は戦前から、日本に対し麻薬の合法化を進言しているということだ。すなわち、国際連盟の下のアヘン等取引諮問委員会会合などで、英国は日本に対しアヘンの闇市場を撲滅するためにもアヘンの売買を合法化すべしと強く主張しましたが。幸い、日本政府は英国の忠告を無視して、アヘンの合法化することはしませんでした。
馬渕睦夫元外交官によれば、現在、世界的規模で麻薬合法化運動が行なわれているのです。デリージョ元メキヒコ大統領、クワニシフスキー・ポーランド元大統領、ガビリア元コロンビア大統領、カルドーン元ブラジル大統領など、麻薬犯罪に悩んでいる中南米諸国の首脳経験者が参加しています。そして、この麻薬合法化推進運動のリーダーは、ジョージ・ソロスなのです。
馬渕氏は続けて書いています。中国民衆にアヘンを売りつけて巨額の富を獲得した富を元手に、そのご世界的な大富豪にのし上がった英米の財閥がいます。その成金のひとつである米国のデラノ家を日本人は忘れてはならないでしょう。大東亜戦争を日本に仕掛けたフランクリン・デラノ・ルーズベルトの母親の実家です。ルーズベルト大統領がなぜ親中国だったのか、理由が見えてきます。
馬渕氏は、いずれにせよ、麻薬は巨額の利益をもたらす国際ビジネスなのです。現在の米国における麻薬取引高(もちろん非合法なのですが)一説には4000億ドルとも言われています。4000億ドルといえば自動車産業を凌駕するほどの産業で、もし麻薬取引が合法化されれば、闇で麻薬取引に当たっている財閥にとって麻薬取引に当たっている財閥にとって麻薬取引はを独占できるうまみがあるわけですと。
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新潮45の新年号で、作家の橋本治が「年を取る」という新連載を始めたので読んでいる。彼は書いている「ただでさえ年寄りはきたないものだから」と言ったのは、戦前の有名な女方で、「田圃(たんぼ)の太夫」と呼ばれた歌舞伎役者の四世沢村源之助です。晩年の彼の独り暮らしの家を訪ねた人物が、家の中がきれいに片付いているのを見て「ずいぶんきれいにしてらっしゃるんですね」といった―その答えが「ただでさえ年寄りはきたないものだから、身の周りくらいはきれいにしておかなければ」というものでした。
橋本は「船頭」という童謡の歌詞は含蓄が深い。「村の渡しの船頭さんは今年60のお爺さん」ということだ。還暦を過ぎて、流れる雲を見ていると、時の流れの速さに驚く。大病をして政界を引退して自暴自棄になったこともある。
今は、夏目漱石の「思ひ出す事」などの文に考えさせらる。「四十を越した男、自然に淘汰せられんとした男、左したる過去を持たぬ男に、忙しい世が、是程の手間と時間とを親切を掛けてくれようとは夢にも待設けなかったことは余は、病に生きる還ると共に、心に生き還つた。余は病に謝した。」というものだ。
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