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「桜について」牟礼慶子
柔らかい枝の上で桜が過ぎ去ろうする微妙なひととき。
それは満開になった時にはもう遅い。
それは「過ぎ去る一瞬」のみえる時。今ははや過去。
戦後の荒地派の牟礼慶子の詩で、冬の桜をうたったものである。花が開くまで、沈黙の時間にいる桜。その冬芽の時こそ美しいという詩であるといわれる。今が過去になる一瞬、「まさしく過ぎ去る一瞬」の時間を視たのではないかということだ。
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詩
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『日本の児等に』ポール・リシャール
『曙の児等や、海原の児等よ、花と焔との国、力と美との国の児等よ、聴け、涯しなき海の諸々の波が、日出づる諸子を、賛ふる栄誉の歌を、諸子の国に7つの栄誉あり、故にまた七つの大業あり、さらば聴け、その七つの栄誉と七つの使命とを』
「独り自由を失はざりしアジアの唯一の民よ。貴国こそ自由をアジアに与ふべきものなれ。」
「曾て他国に隷属せざりし世界の唯一の民よ。一切の世の隷属の民のために起つは貴国の任なり。」
「曾て滅びざりし唯一の民よ、一切の人類幸福の敵を滅ぼすのは貴国の使命なり。」
「新しき科学と古き知恵とヨーロッパの思想とアジアの思想とを自己のうちに統一せる唯一の民よ。これら二つの世界、来るべき世のこれら両部を統合するは貴国の任なり。」
「流血の跡なき宗教を持てる唯一の民よ。一切の神々を統一して更に神聖なる真理を発揮するは貴国なるべし。」
「建国以来一系の天皇、永遠にわたる一人の天皇を奉戴せる唯一の民よ。貴国は地上の万国に向かって、人は皆一天の子にして天を永遠の君主とする一個の帝国を建設すべきことを教えんがために生まれたり。」
「万国にまさりて統一ある民よ。貴国は来るべき一切の統一に貢献せんために生まれ、また貴国は戦士なれば人類の平和を促さんがために生まれたり。」
ポール・リシャールは、フランスの詩人、弁護士、キリスト教の牧師でした。彼の生涯は、東西の精神文化の交流と人種差別撤廃の活動に捧げられました。
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書物をとりて棚におけ /あふれる情調の出水にうかぼう。/洋燈《らんぷ》を消せよ /洋燈《らんぷ》を消せよ
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