真正保守を訴える

日本を愛し、郷土愛に燃える。

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正月の歌

年の始めの 例(ためし)とて
終(おわり)なき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
祝(いお)う今日こそ 楽しけれ
初日のひかり さしいでて
四方(よも)に輝く 今朝のそら
君がみかげに比(たぐ)えつつ
仰ぎ見るこそ 尊(とお)とけれ 

曠野の歌 伊東静雄

曠野の歌 伊東静雄
息ぐるしい稀薄のこれの曠野に
ひと知れぬ泉をすぎ
非時(ときじく)の木の実熟(う)るる
隠れたる場所を過ぎ
われの種播く花のしるし
近づく日わが屍骸(なきがら)曳かむ馬を
この道標(しめ)いざなひ還さむ 
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こひ草 柳田國男

露子に
母なき君をあはれとて
なきつる我もつひにまた
ははなき人となりにけり
あはれと君はおぼすべし
今よりのちは露の身の
悲しくつらくある毎に
かたるも聞くも君ならで
誰かはあらむ広き世に (「こひ草」『柳田國男全集23』)
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雲 八木重吉

「雲」(抜粋)八木重吉
雨のおとがきこえる
雨がふつてゐたのだ
あのおとのやうにそつと世のためにはたらいてゐよう
雨があがるやうにしづかに死んでゆかう            八木重吉…子供
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西脇順三郎の詩に「男は女の冬眠のための道具にすぎない 残忍な春にすぎない 恋愛は月の女神だ 変化する苦悩にみちた悲痛に終わる」西脇の好きな詩の断片である。
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