英国の作家ジーヨ・オーウェルは「パシフィスト(絶対平和主義者)が暴力を『放棄』できるのは、誰か他の人が代わりに暴力を行使してくれるからにすぎない」(『水晶の精神』)としています。 |
思想家
[ リスト | 詳細 ]
|
高山岩男は昭和17年9月に刊行した「世界史の哲学」において、大東亜戦争の世界史的意義について考察し、日本がこの戦争を勝ち抜くことで、世界に新たな秩序を樹立することの意義と必然性を主張した。京都学派の四天王といわれる西谷啓二、高坂正顕、鈴木成高、高山岩男は西田幾多郎の門下生である。
|
|
京都学派四天王の一人である高山岩男は実存主義に就いて次のように述べている。「実存哲学は単に実存に就いての哲学なのではない。実存哲学は同時に実存からする哲学である。実存からする哲学はそれ自身が実存的である。
実存主義の哲学は思惟を突破することによって哲学し、思惟の突破を思惟を窮死せしめることによって遂行しょうとする。キュルケゴールの逆説弁証法はこの典型である。ヤスパースは哲学を明瞭に実存の覚醒であるとする」高山岩男…実存主義は頽廃や虚無を言い危機や絶望を言い、決意や決断を言うのである。ヤスパースの「限界状況」という概念もある。実存主義こそ現代社会を救済する哲学である。 |
|
われわれは東側からの侵略と破壊の危険に晒されている。この危険に対してわれわれは自分の力で防衛することはできない。ただアメリカだけがわれわれを守る力をもっている。しかし、ソ連が大陸間弾道弾をもつようになり、アメリカの諸都市を壊滅することができるようになって以来、アメリカの核兵器は、アメリカ自身が脅威を受けた場合以外は、再び使用されるとは考えられなくなった。 アメリカ国民は、西ドイツやヨーロッパを防衛するために、自分が核によって全滅するという危険を冒すことはないだろう。……アメリカがわれわれのために自らの生存を賭けようとしないかぎり、われわれは結局は無防備だという事実はのがれないところである」『西ドイツはどこへ行く』(1967年刊)ヤスパース
ヤスパースの「限界状況』にあった西ドイツへの軍事的脅威を的確に語っている。現在の日本は、周辺国にはロシア、中共、北朝鮮という核の脅威にある。「ぎりぎりのところで信頼できない外国の保護に、自分の国民を生存をゆだねなければならないという事実は、たしかに堪えがたいものであろう」武藤光朗。
|
|
ヤスパースは,民族の自立のために勇敢に死んでいったインドネシアの住民やアメリカ・インディアンやシベリアの住民の例,さらに、ハンガリー動乱でのハンガリー動乱でのハンガリー人の命をかけての抵抗の例をを出しながら、犠牲というものが、人間存在の自由の顕現であることを説き、人間には、生より以上のものが存在し、従って、犠牲は永遠性を含むということを述べている。ヤスパース『現代の政治意識』
|





