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「国家』をギリシャ史に照らせば、プラトンが哲学者に要求している「転換」がホメロス的世界秩序の転倒に等しいことがすぐわかるだろう。プラトンの場合、「洞窟」に位置しているのは、ホメロスのハデスの場合のような死後の生活ではなく、地上における普通の生活である。(「人間の条件」41)ハンナ・アーレント |
思想家
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わたしたちの言語が、いま倫理的に振無っているのは、現在の停滞のいちばん露骨な形式に(中略)たしかにそこには政治に自身がなくなったソフト・スターリン主義の言語と、現在の華やかな空虚の意味に耐えられなくなった文学の言語がとが、折合いをつけて陥込んでいる場所である。(反核異論)吉本隆明
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〈意味〉をもとめなければ思想はないという〈古典的〉な調和から拒否されたところで〈意味〉をもとめようとすれば〈飢え〉と〈美〉の摸索の布切れに『つつみこんで」ゆくしかない。それを開いて〈死〉をつきたてるために。〈意味〉は拒否されるかあるいは すすんで拒否するかだ。思想の詩ので現在はその選択にむかって探索したり歪んだり後退したりしているようにもみえる。これが〈農〉、〈流民〉、〈辺境〉、〈都市〉などのイメージによって動いているところに思想の詩が成立っている。吉本隆明
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人間的努力がすべてを解決するとは言えません。しかしながら、人間的努力がまったく無であるとも言われないでしょう。すべてか無かということではなくて、すべてと無の中間に、わたしたち人間はあると言うべきでしょう。
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ユートピアンの最大の欠点は、単純なことであり、リアリストの欠点は不妊性である。(E・H・カー『危機の二十年』1939)
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