経済学者
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<日本政府は国内で歳出を抑えているのに、海外で何十兆円もの金を平気で投じている。日本の大手輸出業者の利益を守り、アメリカの中流階級の過剰消費を支えるためだ。>
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グローバリゼーションが民主主義に何をもたらすかである。グローバリゼーションでは、これまで主張されてきたように、國のエリート層による旧来の独裁が、」国債金融による新たな独裁にとってかわられることが多かった。各国は事実上、一定の条件にしたがわなければ資本市場あるいはIMFに融資を断られる。要するに、主権の一部を放棄するように強いられるのだ。それは、気まぐれな資本市場が國に「規律を守らせ」、何をすべきで何をすべきでないか教えるということである。だが、各国には選択権があり、選択肢のなかには、国際資本市場にどの程度従いたいかということも含まれている。東アジアの國々ようにINFの拘束を逃れた國は、INFの命令にしたがった國よりも成長が速く、達成された平等と貧困軽減の度合いも大きかった。
ケインズは、少なくても適当な時間の枠内では、市場には自動調整能力はないと主張した。・・・・・資本主義のシステムは今日、大恐慌のときと同じように重大な岐路に立っている。1930年代には、雇用を生み出し、グローバル経済の崩壊に苦しむ人々救済する政策をケインズが考え出したことで、資本主義は救われた。いま、グローバリゼーションの改革によってより多くの人がその恩恵を享受できるようになるかどうかを、世界各地の人が静かに見守っている。
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経済学者フレッド・ハ−シュの指摘によれざ、つきあいが悪くなり、親密さが薄れてきたことが現代経済学の特徴だという。『時間というますます希少化する資源をいくらでも貪り食うこの親密さという怪物は、それゆえにわれわれの生活から駆逐される傾向にある。・・・・・・日常生活から受ける印象でも各種の調査でも、拡大家族における相互の思いやりは、高所得グル−プより抵所得グル−プに多く見られ」という。その原因として、ハ−シュは高所得グル−プで助け合いの必要があまりないこと、誰もが自分の時間に高い価値をおく傾向があること(せっかくの経済力で多くのものを手に入れたのだから、時間をかけて消費しなければならない)をあけている。そしてこの二つの理由から、『社会全体が物質的に豊かになり、ますます時間に追われるようになると、人間同士の親密さや相互の思いやりが少なくなっていく』のではないかといっている。
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国際経済関係の様々な面に関するケインズの発想は、今日でも依然として多くの点で有効である。ケインズ政策を国際的に一斉に追求するべきという彼の呼びかけは、マクロ経済政策における国際協調を求める後の多くの呼びかけの先駆けであった。国際流動性の提供、為替ルートの管理と国際資本移動のコントロール、緩衝在庫、そして、発展途上国支援のために国際流動性の創設を利用すること、こうしたケインズの提言は、すべて戦後世界に大きな影響を与えた。しかし、国際関係理論に対するケインズのの最も重要な貢献は、疑いもなく、マクロ経済の均衡が国家間の調和関係の前提であり、それを達成するための処方策は平和の維持にこの上なく重要である、という命題であった。
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