京都のまつ

マルチアンプ駆動と精緻なタイムアライメントへのこだわり

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パワーアンプの更改

 マルチアンプ用のパワーアンプをAccuphase6チャンネル・アンプ「PX-6002台構成から、「P-4500」の3台構成に変更して、ほぼ3週間が経過した。
 アンプの更改に係る試聴機では、ウーファーのチャンネルのみを「P-4500」にリプレイスして評価をしてきたので、3Wayとも「P-4500」に更改してからのサウンドに期待しながら、機材の配置替えのレイアウト変更作業を行った。
 年齢を重ねると年々重いものが持てなくなる中で、30キロのアンプ5台の差替え作業も大変であったが、事前の設置場所の確保に伴いうAVアンプの後方への移動作業についても、映像系のHDMIケーブルの4K仕様への変更や、サラウンド環境のアナログ信号ケーブルの延長作業も結構大変であった。
イメージ 1
 パワー・アンプの変更によって位相が変化するので、デジタル・アンプの試聴時は、その都度、音響計測をしてタイムアライメントの補正値を変更していたが、今回は3チャンネルとも同一アンプであることもあって、アナライザーの測定結果も各音域間の相対的な位相関係のズレは、PX-600のときと全く差異はなかった。
 やはり、同一アンプの利点とも言える。
 
 同一アンプであることから、デジチャンの各帯域の音圧パラメータもそのままで試聴を開始したのあるが、やはり「PX-600」と比較してダンピングファクターが大きく改善していることからなのか、感じられる低音の締りが変わったことで、若干ウーファーの音圧を変更して試聴に入った。
 
 微調整を重ねながら、ほぼ3週間の試聴を経たが、正直、ここまで良くなるとは思っていなかった。
 STS−Limitedの開発以降、サウンドに納得する場面が多くなっていた中で、まだ未知のサウンド領域があったことを実感させられる。
 この未知のサウンド領域は、実際に聴くことの出来る次元に到達して、初めてそのサウンドを認識できるものであることを今回も思い知らされた。
 
 アンプのカタログ上におけるスペックは、ダンピングファクターを除いて、新旧のアンプ間で大きな差はないのであるが、ノイズフロアーが一段と下がり、より混濁感が改善したことで、臨場感が上がり、センターリングも明確になった。
 具体的には、管楽器を中心としたフルバンド系の演奏やマーチングなど、ともすれば各楽器の混濁しがちな演奏の分離がより明瞭になったことや、ノイズフロアーがさらに下がったことで、空間により奥行きを感じられる様になった。
 さらにミッドレンジのAccutonユニットの特徴とも言えるセラミック系の硬質感もほとんど気にならなくなった。
 
 「PX-600」の発表から18年が経過し、その間におけるパワー・アンプの技術改良の成果といえばそれまでだが、アンプのポテンシャルの違いを明確に描き出すSTS-Limitedのポテンシャルの高さがその違いを明確してくれたものと思っている。

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