|
10月8日(月)、大分市内の大分文化会館で行われた、 「おおいた夢色音楽祭 special concert 南こうせつと仲間たち」に出かけてきました。 「仲間たち」とは、伊勢正三さんとイルカさんです。 フォークのコンサートは初めて、という友人が付き合ってくれました。 高校2年生のときに、日比谷野音で、「阿蘇山で野外コンサートするぞ!」と言われて、 そのまま東京から阿蘇産山村まで1人で乗り込んだ年から、1浪を経て、大学3年の夏まで、 彼の「サマーピクニック」に毎年通いました。 この日、20数年ぶりに彼のコンサートに出かけることにしたのは、自分自身の中に何が変わっていて、 何が残っているのか、それを知りたくなったからでした。 先の時間よりも振り返る時間の方が多くなった今、昔なじんだ歌に会いに行くのも悪くない。 そう思えるまで、今までかかった、とも言えるかも知れません。 コンサートは、まずはアマチュアの方3組の歌と演奏。 それだけで、30分近くあったと思います。 そして、3人が登場。 まずは3人一緒に、「あの素晴らしい愛をもう一度」。 イルカさんが、「なごり雪」「竹の海」「まあるいいのち」 正やんが「置手紙」「海風」「ささやかなこの人生」「君と歩いた青春」 こうせつ&正やんで、かぐや姫ナンバー。「好きだった人」「22才の別れ」「神田川」「妹」 高校生時代の曲、「涙を海に」という題名だったでしょうか。初めて聴きましたが、加山雄三テイストの歌でした。 それから、こうせつのステージで、全部は覚えていませんが、 「あなたのことが好きでした」「夢一夜」「愛よ急げ」「幼い日に」「満天の星」など。 アンコールは確か、「男たちよ」「遥かなる想い」「おもかげ色の空」だったでしょうか。 抜けがあったり、順番が間違っているところもあると思います。 イルカさんの歌声も、生で聴くのは久しぶり。武道館のリサイタルにも出かけた私としては、 本当に懐かしい声でした。あの頃とほとんど変わらない声に驚くとともに、 「なごり雪」が彼女に歌われると、この世にこれ以上いい曲があるだろうか、と思うほど、 歌と声の力に圧倒されました。 正やんの「置手紙」の前奏が始まった途端、突然、私の頭の中に、「あ、『置手紙』だ」と、題名が浮かびました。 ずっと忘れていたはずの題名を、歌が始まった途端、思い出した自分に、ずいぶん驚きました。 伊勢正三さんとは、第1回のサマーピクニックで、雷雨で楽屋に避難した高校生の私に、 「靴を持っておいてあげるから、Tシャツ絞んなよ。風邪ひくよ」と、言ってもらったエピソードがあります。 久しぶりに聞くその声は、少しかすれた感じでしたが、聴きたかった「海風」も演奏され、 そのカッコよさに、あらためて感嘆しました。 あまりに久しぶりにフォークの世界に戻ってきた私が、個人的に「歌われたらヤバい」(=涙腺崩壊?)と 思っていたのは、こうせつの「あの日の空よ」「出発(たびだち)」「おまえが大きくなったとき」と、 「幼い日に」でした。 その中からこの日、「幼い日に」が歌われました。 私がかつて通った夏の野外コンサートの質感は、すべてこの1曲の中に詰まっていました。 私は、曲が始まった途端、涙が止まらなくなり、ずっと泣いていました。 こうせつの声が、私の中に20数年間、生き続けていました。 このコンサートで、私が涙が止まらなかった歌が、もう1曲ありました。 しかし、意外にもそれは、この日(ほとんど)初めて聞いた歌でした。 イルカさんの「竹の海」です。 この歌は、こうせつの依頼を受けて、大分県と宮崎県の県境に近い、現在は佐伯市に併合された、 旧・宇目町の「緑豊中学校」の校歌です。 イルカさんは、この校歌を作るために、9回も宇目町を訪ねたそうです。 私は、宮崎県の延岡市の友人たちを訪ねるために何度も宇目町を通っていたので、 この歌の歌詞の一言一言が、リアルなイメージとして浮かびました。 そして、その歌詞の、曲の、すばらしさ。 こんな校歌が、子どもたちによって、四季折々に歌われているのであれば、 歌の力とは、何と大きなものなのでしょう。 歌が、子どもたちを育てているはずです。 このCDに収録されていると知り、会場で購入しました。 さて、開けてしまった玉手箱。これから、どうしていきましょうか。 ともかくも、少しずつ、ギターを弾いて歌って、 懐かしんでいるところです。 2つのこうせつの写真は、「第1回サマーピクニック」(1981年)のステージ。 最後の写真は、コンサートの翌日、訪れた「湯布院・金鱗湖」にて。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 音楽祭





復活さん、玉手箱を開けてしまったのは、この日でした!
若い頃の思い出に、これからの思い出を重ねて生きていけたらいいですね。あの日の空よ、私も大好きです。
2014/11/6(木) 午前 10:40