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2014年7月31日(木)、「波紋音(はもん)」の演奏が行われると聞き、雨の降りしきる中、宮崎県の高千穂神社へ出かけた。 鉄のスリット・ドラム「波紋音(はもん)」の演奏家として知られる、永田砂知子さんの、神前奉納演奏。 短い時間だったが、貴重な体験だった。 「鉄」という身近な金属が、どんな音を持っているのか、むしろあまり美しい音を想像していなかったが、 事前に YouTube で聴いてみると、同種のものと思われる ハング・ドラムやスペース・ドラムとは異なる、もっと自然な響きだった。 それは、雨滴が缶の上に落ちたような音で、それが演奏されることで、さまざまな音階で絡み合い、響き合う。 「音楽」と「音響」の境界線で、聴き手を不思議な世界に誘う。 この日は、神前で神主さんの祝詞、お祓いに続いて、永田さんの演奏が行われた。 聴衆は、およそ20名ほど。演奏中も、背後では、さい銭箱に硬貨を投げ込み、手を打つ音がする。 波紋音が鳴り続け、時に静かになると、外の雨音が聞こえる。 高千穂という特別な地で、身体全体に染み込ませるように、波紋音を聴いた。 演奏の前後には、以前「丹野メソッド」を見学させていただいたときにお会いした、折山もと子さんから、 永田砂知子さんをご紹介していただき、直接、お話をうかがうこともできた。 そもそも地球の質量の30%は「鉄」だそうだ。そして、私たちの体の中でも「鉄」は不可欠な鉱物だ。 であるなら、波紋音は、当然のように、私たちの根源に響く音なのかもしれない。 永田砂知子さんのホームページ。 |
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2014年08月10日
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