Japanese Cyclotourismo Journal

From the birthplace of Shimano components and TOEI bicycles.

リム交換

2019年2月23日
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先日リムサイドの摩耗による破損が見つかったヨセミテ号の後輪だが、幸運なことに破損したのと同じアラヤRM-395TEAMの32穴の中古品を同窓のショップオーナーが見つけてくれ、無事入手できた。リム交換は学生時代に競輪選手の練習用車輪で何度かやったことがあるが、それ以来の久しぶりの作業だ。同じリムへの交換というのはあまりないからね。

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リム交換は、新旧リムを並べてスポークを1本づつ旧リムから新リムへ移す方法で行う。予めニップルを手で回るぐらいまで緩めておいて、ニップルを緩める→スポークを新リムに通す→ニップルを被せて締める、を繰り返す。スポークの交差は崩さない。アルバイト時代はこの作業を教えられるがままに行っていたが、その頃はスポークを交差させる手間を省くためだと思っていた。

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ところが、このスポーク移し替え作業は理にも適ったものであることを後で知ることになる。保有する自転車の車輪の本"The Bicycle Wheel"には、リム交換ではスポークは決してハブから外してはいけないとある。車輪を組み上げる過程でハブやスポークはそれぞれのポジション固有の変形が起こっており、それを崩してさらに新たな変形を加えることは好ましくないとのこと。確かにハブのスポーク穴はかなり変形していますな。

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役目を終えた旧リムを確認したところ、破損はバルブ穴のちょうど反対側のジョイント部で起きていた。バリ取りで僅かに削って薄くなったところに、真っ先に穴が開いたようだ。さすが当時のレーシングMTBの定番リム、7000番台のアルミ合金で贅肉を削ぎ落した造りになっている。26HE車輪自体が消滅しつつありリムの生産も細る中で、今後さらに価値が高まること間違いなしの逸品である。

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